表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/186

11

その11です。

「候補生云々はともかく、芸能事務所ってことは、他にも所属してるタレントさんとかがいるんですか?」


 社長室から半ば強制的に追い出された少年の至極当然な質問に、ボスはあからさまに顔を横に向けてしまう。


「ウン。ヒトリイルヨーゥ」


 なんで急にカタコトみたいな喋り方になるんだ――なんてことは言わない。これは考えるまでもなくダメな兆候だろう。



 もしかして、ヴェリヨがその一人なのかと視線を向けると、当人は苦笑いしながら肩をすくめた。


「おいおい。こんな筋肉ダルマなんかが芸能人ヅラできるかよ。……なんだよ、ホッとしたような顔しやがって」


 じゃあ誰が、と尋ねようとしたところで、掃除が終わったらしい先程のメイドさんが、意気揚々と社長室から軽やかに出てきた。




「ほんじゃ紹介しよう。わがUN芸能事務所における現時点での唯一の所属タレント、マエカケさんだ」


「…………」


「いや、ここでも無言ですか?」


今日は活動報告に書いたとおり15まで投下します。


よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ