たそかれ
羞じらいのない夕焼けだった。
誰にも知られたくない嘘があり
赤く沈むのは許されているからだった。
昇らない太陽の場所を
あなたは教えてくれていたね
私が知っていた場所とは違っていたけれど。
羞じらいのない夕焼けだった。
あなたを隠すつもりもなく
さらけ出し炙り出す夜が待っている。
三年の間、変わらない笑顔がここにあり
記憶にも思い出にもならない生き方もある。
眠りに堕ちるまで逃げて
夢の中でまた逃げて
死んだ笑顔を見たまままた眠る。
あなたが教えてくれた場所は
私が生まれながらにして知っていた場所
生きて死んで目を瞑っていた場所。
あなたが教えてくれた場所で
私は産まれて死んだ。
羞じらいのない夕日に消えた生命が
嘘だけ残して夜になる。
私は死んでいるのに
嘘で塗られて生かされる。




