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第四章 ロイのドキドキ初デート!?③

「クーナちゃんのお兄さん、目の前で初めて見た~」

「コンテストに出てるだけあって、かっこいいよね」


そんなこんなでお兄ちゃんの話題で盛り上がる

。お兄ちゃんが褒められると私もうれしくなる。


「リルムさんと付き合ってたって本当だったんだ~」

「リルムさんもかわいいもんね~」


友達は羨ましそうに、遠くの席の2人の姿を見る。

お兄ちゃんがデートってことは知っていた。

だってあんなにソワソワしてるんだもん。


リルムさんもこの3日間は私の所に夜な夜なやってきては、

お兄ちゃんがどんな好みなのか聞いていたし――


でも、あのお兄ちゃんがデートしていると思うとなんだか笑いたくなる。

さっきのセリフだって声は震えてたけど、ちゃんとはぐらかさないで言ってくれた。


ちょっと見なおしちゃったよ。


少しずつだけどリルムさんの思いもお兄ちゃんに届いていると思う。


離れ離れになった5年間のリルムさんは本当に寂しそうだったから――――


なんだろう。気持ちがすごいポカポカする……


ああ、私もあんな恋したいな――なんて。


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