表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/8

プロローグ

ここは、江戸時代の日本橋。


そこにはおさきという可愛らしい中居さんがいた。


おさきは普通の「ヒト」ではなかった。


秘密を持ちながら暮らす、おさき。


そのおさきに、新たな転機が訪れる。


 ここは日本橋にある旅籠。そこには一匹の着物を着た狐がいた。


「ガタッ」


 女将は部屋の襖を開けた。その中には一人の美しい若い女がいた。


「なにをしているのかね?おさき。」


 女将はねずみ色の着物をきていた。少し目がつり上がっていた。


「あの、えー、その、化粧をしていました。」


 おさきはあわてて、近くにあったおしろいを手に取った。女将の目はつり上がったままだったが、怒る様子はないことに気づいた。


「まあ、すぐに来るんだよ」


 そう言って、女将は襖をぴしゃりと閉めた。


 おさきは「ふうっ」と息をついた。すると隣の部屋から女将のどなり声が開こえた。


「お前はいつも仕事をさぼってばかりじゃないか!!」


 隣の部屋にはおくめというおさきと同期の中居さんがいた。おくめは有能な中居さんだった。仕事をさぼったことなどなかった。だが、女将のどなり声はとだえない。そう、おさきは女将に甘やかれているのだ。なぜなら、おさきが美貌の持ち主だったからだ。おさきはすれ違った人がふり向くほど美しかった。どうしてそんなにも美しいのかって? それはおさきが美しい狐だからだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ