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第九話 激情と顕現

「では始めようか、“全属の器” よ」


 そう言う“追跡者”——ユズ・ノアの足元には、幾何学的で黒紫色の巨大な魔法陣が広がっていく。地面から生えるようにして展開されていく漆黒の結界は、みるみるうちにユズとフィオナの周りを覆っていった。


「なに……これ……」


 フィオナが、愕然としながらそう呟く。


 漆黒の内側は、まるで別世界のようであった。赤黒く、雲一つない空。真っ黒な壁に囲われた半径三百メートルほどの半球状の空間。そして、中心には円形の舞台のようなものが存在しており、周囲には巨大で血塗れになった知育玩具のようなものが大量に転がって、謎の力によって不気味に蠢いている。


 全てが、術者と、被術者のイメージが混同することによって生まれる“実態のあるイメージ”。全ては、精神と魔力を閉じ込め、外界と隔絶するためだけの“結界”——聖壇(せいだん)


「始めよう、フィオナ。貴女に、“世界に選ばれる価値” があるかどうか、見極めさせてもらう」


 そうユズが言った瞬間、その姿が掻き消える。


「第三階級魔法《雷槍(らいそう)》」


 どこからか、雷のような轟音と共に、目で追うことの出来ない程の速度で三本の槍が射出される。


 青白い電流をを纏わせているそれは、フィオナの周囲をぐるぐると回転しながら速度を増していき、攻撃のタイミングを撹乱していく。


 ——避けられない。


 そう悟ったフィオナは、咄嗟に手を下から上へと突き上げた。すると、地面から土煙を上げながら土壁がせり上がる。彼女は続いて、壁をなぞるように水の膜を張った。みるみるうちに泥へと変化したそれは、見事に迫り来る槍を止めて、雷を打ち消してみせた。


「……、できた!」


 土壁から出てきたフィオナが短く息を漏らす。


 赤い蒸気と焦げた土の匂いが辺りを包む。

 だが、フィオナ自身には傷ひとつ付いていなかった。


 彼女は、上空でその光景を眺めていたユズを睨みつける。


「へぇ……電流を水で、勢いを土で相殺するなんて」


 音もなく、まるで風そのもののように空中を飛翔しながら、ユズが静かにそう言う。


「基礎魔法だけでここまでやれる子、久しぶりに見た」


 褒めているのだろうか。だが、その声にはどこか、この状況を楽しんでいるような愉悦と、必死で魔法を繰り出すフィオナを観察するかのような試しの色が見えていた。


「……ありがとう。でも私は、貴女に負けるつもりはない」


 ——こんなところで負けていたら、牙になんて勝てっこない。


 フィオナが静かに、そして決意のこもった声でそう答える。その両手には、次の魔法出力に使うであろう、五色も魔粒子が集まり始めていた。


 ユズはその様子を見て、再び不気味な笑みを見せる。


「なら、もう少しやってみようか」


 ユズが、そっと指を鳴らす。


「第四階級魔法《散滅群雨(さんめつぐんう)》」


 次の瞬間、ユズの姿が再びどこかへと消え失せた。

 それと同時に、空に無数の光点が浮かび上がり始め、そこから先の雷槍が次々と降り注ぎ始める。


 フィオナは先ほどのように水を含んだ泥の壁を頭上に展開し、その状態を常に保つことで雷の猛攻を防ごうとするが、雨のように連続して降り注ぐそれは全く止む気配を見せない。


 どれも小さく、威力としては致死までには至らない。だが、数が多すぎる。絶え間なく降り注ぎ、攻撃対象の体力、集中力、魔力を同時にじりじりと削いでいくその戦い方は、まさしく消耗戦という名に相応しいものであった。


「なに……これ……」


 依然として、ユズはフィオナの前に姿を見せない。攻撃の威力密度を上げるわけでもなく、ただ淡々と同じ攻撃を彼女に浴びせ続けていた。


「……何が目的なの! 私を殺す気なら、もうとっくにできてるはずでしょ!?」


 痺れを切らしたフィオナがそう叫んだ瞬間、何故か、後ろから声が聞こえる。


「目的……それは、“選別だよ”」


 フィオナの背後に出現したユズは、ゆっくりと彼女の後頭部に右手を触れる。それと同時に、攻撃の威力がどんどんと増していく。


 攻撃を止めて振り向けば、背中に弾幕が当たって致命傷を負って死ぬ。逆に、このまま防御し続けたらユズからの攻撃を無防備に受けてしまう。


 詰み、だった。


「私の目的は、君を殺すことじゃない。君の“禁忌”を、知りたいだけなんだよ」


 そう言ったユズは、静かに詠唱を始める。


「第六階級魔法《想起審断(そうきしんだん)》」


 瞬間、フィオナはこの世のものとは思えないような苦痛を味わった。


 まるで、頭の中に誰かが手を突っ込み、そのまま脳内を直接犯してくるような感覚。 


 目の前の世界が一瞬にして赤く染まる。


 次に見えたのは、“あの夜”の光景だった。


 焼け落ちる孤児院。子供達の絶叫。折れた椅子、割れた皿、弾け飛ぶ内蔵。目を背けたくても、誰かが無理やり、内側から瞼をこじ開け、心の奥底に封じようとしていた地獄を押し付けてくる。


「やめて……やめて……ッ」


「“禁忌”は、願いの純度に比例して強くなっていくんだ。どれだけ自分が無力で、惨めでちっぽけな存在であるかを身に染みて自覚し、その上でもう一度抗おうとする意思。力を欲する、狂ったほどの欲望。それが、“器”としての資格であり、発現の条件となる」


 フィオナの目が揺れる。赤黒く、血の色に。


 そして、目の前に現れたユキが彼女の頬にそっと手を当て、目の前で再びこう言うのだ。



      ひ と ご ろ し



 次の瞬間、彼女の周りから黒く、ドロドロとした“それ”が発生し始める。


「……これが、君の“禁忌”か」


 結界の中心で、フィオナの禁忌が暴れ出す。


 地面が避け、空が更に赤黒く染まっていく。


 この世界に、“それ”が再び生み落とされた瞬間だった。


 * * *


 日は完全に落ち切り、広場には月光だけが刺していた。

 

 その中央に、黒い半球が沈んでいる。地面から生えるようにして形作っている漆黒の結界。それはまるで、世界から切り離された何かのように、静かに、しかし確かな威圧感を放ちながら空間に存在していた。


 その結界の前に立つ少女、エリィはそっとその結界に触れる。


「……“聖壇”、まさか、こんな所で見ることになるとはな」


 彼女が結界に触れ、少し力を込めるような動作をするが、それは微動だにしない。


「完全封鎖、か。内と外、両方からの干渉を受けつけていないのかな」


 彼女の表情に、焦りも苛立ちも見られない。ただ静かに、指先で何かを計測するように、結界をなぞり始める。


「そろそろ、だな」


 次の瞬間、あらゆる事象、物体をも隔絶する結界の内側から、殺気が波のように押し寄せてくる。それは、ただの人間ではない。その枠から逸脱した、何かの胎動——。


「発現した、か。ユズ……お前はまた、やりすぎた」


 エリィは、腰に身につけていた小袋から白銀の刃のついた小刀を手に取り、静かに地面を蹴って大きく跳躍する。


「時間がない。制圧優先、使用許可は後回しだ」


 そう言った彼女は、結界の天頂にそれを勢いよく突き刺した。


 * * *


 結界内部。そこには、もはや“ヒト”の姿を残していない一つの影があった。


 “それ”が地面から湧き上がり、彼女の周りで触手のように蠢いている。


 血のように赤黒く染まった瞳と髪、ヒトの形を無くし、変幻自在に変化する手足、そして、額に生えた一本の黒角。


 フィオナは、喉の奥底から呻き声を上げながら、目の前に存在する一つの標的をその相貌で鋭く睨みつける。


 次の瞬間、地面が破裂するように隆起し、鋭利な棘のように変化した“それ”が四方八方に突き出された。


「……完璧」


 棘を回避し、後ろに退がったユズは、陶酔したように顔を赤らめながらそう呟く。


「これだ……この胎動! 他の器にはなかった、この純粋な怒り、恐れ、憎しみ……そして、殺意! なんて素晴らし……」


 言葉を終える前に、一本の影がユズの真横を掠める。


「っと……危ない危ない」


 間一髪で飛び退いたユズであったが、すぐに第二波がくる。数十本の黒い槍が、至る場所から彼女に猛攻を仕掛ける。


 しかし、ユズはそれを躱し、最小限の結界で全てを防ぎ切った。


「やはり、完全制御には至ってないようだね。けれど、その無秩序さも、また美しい……!」


 フィオナは、ただ叫び、ユズを睨み続ける。


「殺す……殺す……!」


 その言葉に、空間ごと避けたような衝撃。地面、空、至る所に巨大な魔法陣が浮かび上がり、数百、数千本の槍が、同時にユズを襲う。


 避ける箇所のない、確実に殺すことだけを目的とした最強の物量攻撃。


「くっ……!」


 ユズは防御結界を展開したが、全てを防ぎきれずに被弾。肩口を深く抉られて血を流す。


「っは、いいね、もっと見せてよ」


 痛みさえも、愉悦に感じるのか。彼女は狂気的な目でフィオナを見つめる。


 再び、フィオナが数十本の槍をユズに向かって発射した。今までよりも、更に速度を増した槍は、音速を超えるほどの超高速でユズ目掛けて直進する。が、ユズは冷静に魔法陣を両手に展開してそれを受け止めた。


 結界で中和、相殺できないほどの魔力密度を誇る、フィオナの生み出した“それ”が形作っている漆黒の槍。それは、轟音と共にユズが何重にも重ねて展開した超硬度の防御結界をじりじりと貫通し、鈍い破壊音と共にゆっくりとユズの身体を貫こうと距離を詰めてくる。


「私と持久戦を繰り広げようっていうのかい? まだまだ甘いね、第八階級魔法《断空(だんくう)》!」


 エリィが、先の魔物との戦闘でも使った技、断空。それによってフィオナの攻撃は全て圧縮され、無力化される。


 フィオナは怒りで表情を酷く歪ませながら、自分の爪を大きく肥大化させて姿勢を低く構える。


「次は肉弾戦かい? その勝負、受けて立とうじゃないか」


 そう言って、ユズは自分のポケットから何か赤い結晶を取り出し、その先端を咥え、そして、噛み砕いた。


「《赫烈身(かくれつしん)——発動」


 ユズがそう言うと、手に持っていた欠片が霧散し、赤い粒子が彼女の周りを覆っていく。彼女の金髪はみるみるうちに真紅に染まり、黒目は肥大化、その瞳孔は猫のように縦に細長く変化していく。全身に赤い、謎の紋様のようなものが浮かび始め、そこから赤黒い煙が上がっていった。


「これで、終わりにしようじゃないか」


 瞬間、フィオナが地を蹴る。


 その跳躍は音を裂き、刹那のうちにユズの眼前に迫った。両腕が変化した凶爪は空を裂き、びりびりと空気を震わせた。


 ユズは逃げない。逆に、両腕を前で交差し、その一撃を真正面から受け止める。


 肉がぶつかり合い、弾ける音と共に衝撃波と沈黙のみが辺りを支配する。


「お互い本気の肉弾戦。どうだい、興奮するだろう?」


 愉悦に満ちた囁き。次の瞬間、二人の距離が、マイナスになる。


 ユズの拳がフィオナの腹にねじ込まれた。だが、フィオナは意にも介さず、それを振り払って反撃の一撃をユズに喰らわせようとする。爪がユズの肩口をかすめ、赤い飛沫が宙を舞った。


 ユズは笑う。その頬には血が垂れ、目には光が宿る。


 足が交錯し、膝が突き上がり、拳が連打される。爪と爪、拳と拳、互いの攻撃が寸前で躱され、時に打ち合う。


 フィオナの攻撃は重く速い。無駄がなく、純粋な殺意に満ち溢れている。目の前の敵をただ「破壊するためだけ」に動いている。


 一方でユズは、流れるように動く。その洗練された動きが直線的な暴力を優雅に受け流していく様は、血の滲むような努力と、それによって獲得した技量であることをひしひしと感じさせた。一次元のように典型的な攻撃を交わし、上下左右から差し込むように、多種多様の技巧で返していく。細かく魔力で強化された全身が、フィオナの人智を超えた速度に対応していった。


 ユズの右拳が突き出される。フィオナは顔を傾けて避けるが、その拳から散った魔力が皮膚を裂く。


 反撃の凶爪がユズの腰を狙う。彼女はひねりながら下がり、跳躍。背後に回り、そのままフィオナの首元狙って攻撃を放とうとする。


 ——しかし、フィオナの反応速度は、既に常識を超えていた。


 後ろにも目が付いているのだろうか。ノールックのまま迷いなくその拳を空中で掴み、ユズを地面に叩きつける。


 地面が砕けた。石片が舞い、粉塵が広がる。


 立ち上がろうとするユズ。口の端を拭い、顔を紅潮させたまま、ゆっくりとこちらを振り向くフィオナを見上げた。


「いいねえ、フィオナ。こんなプレイ、久しぶりだ」


 脚のバネを使って一気に飛び上がる。フィオナの顔面へ、飛び膝蹴り。


 ——命中。


 フィオナの首が跳ね、体勢が崩れる。だが、時間を巻き戻したかのようにすぐさま体勢を戻したフィオナは、その反動をのせた拳をユズに叩きつける。


 ユズは腕で受けるが、その衝撃に数歩後退。


 拳と爪が連続して交錯する。音速を超える速度で、空気が連続的に破裂していく。


 攻防の一瞬ごとに魔力が弾け、地面には無数のひび割れが走り、空間が歪む。


 互角だった。


 だが、わずかな差が生まれる。


 フィオナの拳が、ユズの左肩を正面から貫いた。


「っ……!」


 後方へと吹き飛ばされるユズ。空中で体勢を立て直すも、地に落ちた瞬間に右の拳が飛んでくる。


 今度は、避けきれなかった。


 鈍い音とともに、ユズの身体が数メートル弾かれ、地面を滑って止まる。


 身体中に走る痛み。息が切れ、意識がぼやける。



 それでも、ユズは笑っていた。



「なあ、フィオナ……最後に聞かせてくれよ。たった今、君の“心の底”が見えたんだ」


 彼女は、息絶え絶えのまま、こちらに向かってゆっくりと歩き出すフィオナに問い掛ける。


 

「先の孤児院での発現……あれ、()()()()()()()()()?」


 

 その問いは、すでにフィオナの耳には届かない。


 彼女の浮かべる血の混じった笑み。それは、破壊衝動と怒りの入り混じった、人間とは思えないほどに無機質で、それなのに、異常なまでに人間臭い興奮を見せていた。


 ひどく傷を負ったユズの顔からは血が流れ、手足を覆っていた赤いローブも襤褸雑巾のようにズタズタに引き裂かれている。まさに、瀕死というような状態であった。


 死ぬ————。


 その予感と恐怖心だけが、彼女の心の中を埋め尽くしていった。ユズは、唇を噛んで肩膝をついたまま、右手を空に翳す。


「最後に、悪あがきしてみるさ。これが私の、最後の切り札……!」


 彼女が空に翳した掌の中に、光が収束していく。


「第九階級複合魔法《(あかつき)》ッ!!」


 ユズのその一言と同時に、結界内に謎の光が一斉に散りばめられる。


 “暁”——その光は空間を切り裂き、魔力を無に帰し、敵味方を問わず、肉体と精神に破滅の波動を刻む。


 フィオナの全身を、無数の光の刃が切り刻んだ。


 ——はずだった。


「……嘘」


 閃光が止み、視界が晴れる。


 その向こうにいたのは、血のように赤黒い、こちらを睨みつけている双眸。


 フィオナだった。


 全身が真っ黒な“それ”に覆われ、音を立てながらみるみるうちに再生を遂げていく。


 異常な再生速度。自分の全力を持ってしても、一切の攻撃が通らなかった絶望と無力感。


 ユズの瞳が、震える。


 魔法使いにとっての、“ノア一族”にとっての最終奥義が、時間稼ぎにすらなかった。


「ガァアアアアァアアッ!!」


 咆哮と共にフィオナが地を裂くように突進した。


 ユズが反応するよりも早く彼女の右手がユズの首元を掴んでいた。


 ————死ぬ。


 その予感は、確信へと変わっていた。


 首を締め上げられ、身体が宙に浮かぶ。視界が、涙と薄れゆく意識の中で霞んでいった。


 意識が、なくなる。その瞬間だった。


 どさり。


 突然、首に加えられていた圧迫感がなくなり、地面に落ちて倒れ込む。


「ぐ、ぅ……っ!」


 フィオナの動きが、止まった。彼女は、自分の頭を抱えながら呻く。


「やめろ……やめて……わたし……わたし……」


 その声は、怒りでも憎しみでもなかった。


 助けを、求める声であった。


「もう殺したくない……!」


 その時だった。


 パリン。


 軽い音と共に、空が割れた。亀裂が入り、ガラスのように結界が崩壊を迎える。差し込んだ白銀の光の下には、一人の少女がいた。


「そこまでだ、フィオナ」


 エリィの声と共に、彼女の持っていたナイフが霧散する。


 空間に、風が戻る。


 彼女は、未だ呻き続けるフィオナに近づき、強くその身体を抱きしめた。


「律命韶、ここに告ぐ。彼の者の穢れを禊ぎ祓え」


 粘液が溶け、角が霧散し、触手が灰と化していく。あらゆる禁忌の痕跡が、みるみるうちに彼女の肉体から消えていった。


 フィオナは、静かに涙を流し、エリィを見て一瞬微笑み、膝をついて彼女に身体を委ねる。


「……間に合ったか」


 エリィは、崩れ落ちたフィオナの身体を支えながら、安堵のため息をついた。


 その横で、ユズもまた地面に膝をつき、呆然とした表情で崩れ落ちていた。


「……まさか、私が殺されかけるなんてな……」


 彼女はそう呟きながら、静かに笑った。


 それは、敗北の笑みであり、同時に、歓喜に満ちた笑みでもあった。


 ——これが、“選ばれし器”の力。


 彼女はこの時確信したのだ。この少女は確かに、“世界を書き換える”のに足る存在であるのだ、と。



 ———第三章に続く

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