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旧異世界勇者の子孫達の陰謀と新異世界勇者達!!〜俺は仲間と一緒に試練を乗り越えヤツらを倒す!〜【第二幕】  作者: みけ猫 ミイミ
序章✴︎新たな戦いの幕開け

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ヒスイ村★看る者と一休みする者と探索する者と

ハクリュウ達八人はディアナとガインを担いでヒスイ村に辿り着き……。

 ここはヒスイ村。誰も住んでいないため周囲は荒れ果て至る所に木々や花、雑草などが生い茂っていた。建物なども、ボロボロで住める状態ではない。

 現在ハクリュウ達は休憩をするため、この村の中で最もマシな建物の中にいる。と云ってもガラスが割れていたり家具なども壊れかかっているようだ。

 それだけじゃなく至る所の割れ目から雑草が生えている状態である。

 ベッドも何時、壊れるか分からないような感じなのでディアナとガインは床に寝ていた。勿論、布団にである。因みに、この布団はクレイが持っていたのだ。

 だけど、なんで布団を二人分も持っていたのだろうか不思議である。それも一式だけは可愛い布団だ。

 もしかして自分で作ったのだろうか? それに何時つくったのか? そもそもそんな暇なんてなかったはずだ。


 この部屋に居るのはクロノアとクルフで、ディアナとガインを看ていた。


 オーガの血を浴びてる体の汚れを落とすため、ハクリュウは先に休憩して村の近くを流れる小さな川で体を洗っている。


 クレイは別の部屋で寝袋を使い眠っていた。


 残る四人……タツキ、ミク、ユウ、ダリアは村の中を探索している。


 現在タツキ達四人は市場があっただろう場所を歩いていた。


「何もないのら」

「ああ、二年前よりも酷くなってる」

「これじゃ……食べ物……調達できませんね」


 そう言うとユウは肩を落とし歩いている。


「見る限り周囲に木の実や果実が生っているようだ」

「ダリア、もしかして食べられる物が分かるのか?」

「ええ、タツキ……木の実や果実以外でも分かる。このぐらい知っていないと適当に食べて死ぬ」


 それを聞き三人は、ゾッとしながら頷いた。


「その通りだな。毒の含んだ物を食べて死にかけた……たら大変だ」

「かけた、たら? タツキ、もしかして毒草でもたべたのら?」

「いや……そ、そんな訳ないだろ! ハハハ……」


 実は以前リュウキの方で、この世界へ来た時に自分を召喚したエルフのアリーシアと野宿をした際に食べてしまい大変だったのだ。

 だけどアリーシアに治療してもらい助かったのである。そのためリュウキの方は毒耐性が……いやいや、できている訳もなく。

 只、記憶には嫌な思い出の一つとして残ったようだが。


(タツキ、食べたのらね。よく生きていたのら)


 溜息をつきミクは、ジト目でタツキをみる。


(タツキさんは食べたのか。どんな味だったんだろう?)


 薬品を扱う大学に行っていたためユウは味に興味がある。いや、それは違うだろ。只単にユウの感性が異常なだけだ。


(凄い……毒耐性があるのか? 毒見してもらうのにいいな)


 ダリアはタツキのことを変に誤解する。

 そうこう話しながら四人は更に奥へと歩き進んでいった。

読んで頂きありがとうございます(=゜ω゜)ノ


『メタってなんですか?』…byハクリュウ


『メタか……使い方にもよるが。ここで俺とハクリュウが話していること自体を差す場合もある』…byタツキ


『なるほどです。だから作者が言われてたんですね。後書きにメタはいらないって』…byハクリュウ


『俺も必要ないと思う。だが、まあ……あの作者の趣味らしいから放っておいてやれ』…byタツキ


『はい、勿論そのつもりです。俺が目立てる所って、ここですし』…byハクリュウ


『(´-∀-`;).。o○(違うと返して欲しいんだろうが何も言わないぞ)……』…byタツキ


『(・・?……』…byハクリュウ


と、いう事で……(^_-)-☆


では次話もよろしくお願いします(^^ゞ

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