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おまけ05 みんなの質問 ストーリー編

♡ 読者の皆様からいただいたご質問にお答えしていきます、ありがとうございます! ♡


===== ご質問一覧 =====

 ★ ミチルは普通のくしゃみする時は不安にはならないの?

 ★ ジェイの部下が逃げた理由とは?

 ★ アパートのおじさんはどうやってジェイにシモネタを教えた?

 ★ アニーの決め台詞はいつできた?

 ★ カエルラ=プルーマにおける「天使」とは?

 ★ スノードロップがエリィを十年放置した理由とは?

 ★ アルブスにおいての魔法とは?

 ★ カエルラ=プルーマにおいての魔法とは?

 ★ ミモザはイケメン達と同じ立ち位置になれるのか?

 ★ ミチルと同い年のルークってジンの好み?

 ★ ルークの喋り方にルードは怒っていたのか?

 ★ 犬ルークの精神は人間なのか?

 ★ ミチルに〇〇の可能性はあるのか?

===================



 ★ ミチルは普通のくしゃみする時は不安にはならないの?


 ー ありがとうございます!(*´ω`*) 確かにミチルは花粉症なので鼻が弱そうですよね


 未公開の新事実を申し上げますと、ミチルは「くしゃみ」のみで転移しているわけではありません。

 転移する時に必ず現れる「羽」の方が転移の本体です。くしゃみはそのトリガーって感じかな。

「くしゃみ」と「羽」が両方揃って、ミチルは転移します。しかしながら、ルーク編終結現在その情報は明かされていないので、今の時点でミチルも「くしゃみをすると転移する」と思っています。では転移する時以外にくしゃみはしていないのか。無意識にしていると思います。が、ミチルはそれが「転移するくしゃみ」か「ただのくしゃみ」かを直感的に見分けています。ただのくしゃみの時は羽が出ないので、「転移しちゃう!?」みたいな危機感は感じていません。

 逆に言うと、羽がふわっと現れた時に「やばいっ!」と思うので、そのストレスで余計にくしゃみが出ちゃうんじゃないかな。


 

 

 ★ 最初の方でジェイの部下2名が逃げたのは、ベスティアがこわいからですか? 別の理由?


 ー ありがとうございます!(*'ω'*) 初期のエピソードを覚えてくださっていて、本当に嬉しいです♡


 ジェイは何故いつも部下がトンズラするのか。それはヤツが常人では理解できないくらいぽんこつだからです(笑)

 仕事中はもちろん、ご飯を食べに行っても、飲みに行っても、おもしろい「対話」が何一つできず、貧乏だから奢ってくれない(←重要)。でも腕っぷしだけやたら強くて無表情でベスティアを淘汰していく…そういう姿にだいたいの兵士は「意味のわからない恐怖」を感じるようです。ジェイの部下がトンズラする八割はジェイに人望がないせいです。また、幕間01でラベンダーがチラッと言いましたが、騎士の身分があるのに門番をさせられている事実だけで、「こいつはとんでもないことをやって左遷されたに違いない」と不気味がられてもいます。

 しかしながら、中には「ジェイにベスティアをやらせておけば自分は楽でいい」と考える部下もいて、そこそこ長く続く人もいるようですが、そういう人に限って借金で首が回らなくなったり、身内が病気になったり、何かしらの不幸に見舞われて職を離れていきます。そこにはおそらく「何者かの邪魔」があるようです。その「何者か」については完結後のジェイルートで書こうと思っています。

 なお、ミチルに出会った時に飛んだ部下で熱を出したヤツはジェイが怖すぎて自ら辞職(前者八割の方)、夜逃げしたヤツは外的要因で離職を余儀なくされた(後者二割の方)と思われます。


 


 ★ アパートに住むおじさんは、どういう経緯でジェイにシモネタを教えたのでしょうか?


 ー ありがとうございます!(*'ω'*) これは裏設定なので本編には出てなくて申し訳ないです。ジェイの日常に深みを与えようと思って……w


 ジェイは財産がないので、僅かな俸禄で住めるのはほぼ浮浪者のようなおじさんが住んでいるボロアパートしかありませんでした。ミチルが初めてジェイのアパートに行った時驚いています。碌に風呂も入らないような芳しい香りのおじさんに遭遇したんですから。

 ただ、ジェイは人の心がないので(笑)、誰とも平等に接します。アパートのおじさん達とも結構上手くやれていて、たまにおじさんが調達してきた残飯をもらうこともありました。その際の話題は主に猥談です。ジンをご覧になればわかってもらえると思いますが、この世界のおじさんは総じてシモネタがキツいです。ジェイはおじさん達から卑猥な専門用語などの英才教育を受けています。

 ジェイとミチルが部屋にしけこんだ(とおじさんには見えた)のを見て、おじさんはこう思いました。

「わーお、ジェイ公が素人顔を連れ込んだぞ。変な格好してるからかなりプロだな。後でじっくり聞かせてもらおう、うっへっへ」


 


 ★ アニーの戦闘の決め台詞「お会計の時間だ」とかは、ミチルと会う以前から暗殺のお仕事で使ってたのでしょうか? ミチルの前だからかっこつけてるとか?


 ーありがとうございます!(*'ω'*) アニーの独特な決め台詞はベスティアと戦った時に爆誕しました。


 暗殺と言っても、アニーはヒトコロはした事がありません。ですから裏の仕事というよりは、あの決め台詞は酒場系からイメージしています。それを発展させてホストクラブ系の台詞も最近登場しました。デスティニー・ストーンとか中二っぽいネーミングセンスがあるアニーですが、「居酒屋店員風」の決め台詞にしたのは、この後魔法詠唱(中二全開で)をしまくるエリオットが控えていたからです。そことの差別化でこうなりました。

 参考にしたのが、バナ○マンさんのコントの落ちで「もういいよ」的な意味で「お会計してえ!」というもの。このコントのヒムコが大好きなんです。お店的なモチーフのアニーになんかちょうどいいなあと思いました。


 

 

 ★ ジェイがミチルを「天使」と言ってますが、スノードロップの家でアニーが「あまり遭遇できないけど、カエルラ=プルーマではちゃんとした生き物」と説明してくれましたよね。ジェイは天使を見たことあるのでしょうか? ただのイメージ? 天使はどんな生き物なのかも気になります。


 ー ありがとうございます! す、するどいいいい……! Σ(・ω・ノ)ノ

   ジェイがミチルを「私の天使」とこだわる理由は完結後のジェイルートで触れようと思っていますが、あそこはほんとにややこしい背景を省いてしまった所なので、説明いたします!


 まず、カエルラ=プルーマにおける「天使という生物」は、現在ではほぼ見ることができない、絶滅危惧種のようなものです。その見た目はキューピッド型(子どものように可愛らしく羽が生えている)で、ジェイもアニーもこの「天使という生物」のことを言っています。

 ただ、カエルレウム(ジェイの国)では絵本などでしか知ることが出来ない、ほぼ「伝説化した生物」と認識されています。比べてルブルム(アニーの国)では、チル神信仰よりも土着の精霊信仰というか、自然崇拝みたいなものが盛んな国なので、天使は「昔確かにいた生物」としてリアルに捉えています。だからアニーは天使を「伝説でも何でもない」と言いました。

 よい例えになるかわかりませんが、日本の「忍者」みたいなものだと私は考えています。

 ◎日本以外の外国人が「ニンジャって、カエルに乗ってドロンと消えるんだよね。カッコイイね!」という感覚だとします。

 ◎ですが日本人は忍者が何か知っているので「いやいやあれは昔のスパイなんですよ。ちゃんとした職業人ですよ」と言うと思います。

 この外国人の考えが「ジェイが表現する天使」で、日本人の考えが「アニーが知る天使」です。

 こういう、出身が違うことによって意識や捉え方の違いが本作ではよく出てきます。ただ、それをいちいち言及するのがめんど……んん、話の展開を中断してしまうので省くことがあります。わかりにくくて大変申し訳ないです。m(_ _)m


 

 

 ★ スノードロップがエリオットに魔法をかけてエリィにしたけど、10年そのままだったのは王様の命令は絶対だからですか?


 ー ありがとうございます!(*'ω'*)

   その辺の事情は完結後のエリオットルートでやろうとは思っているんですが、先出ししちゃいます!

 

 ウツギの計略により王様が怒ってエリィに魔法をかけた時、スノードロップはまだ宮廷仕えをしていました。十年前の王宮は、王様はエリィの母を忘れたいのに忘れられなくて政務に夢中、忘れ形見のエリィは放蕩三昧、ウツギはなんか怪しい動きをしている…と、複雑な空気が満ちていました。

 そこに王様が激おこで王子の時間止めろとか言う。スノードロップ的には「何それ!?」って感じだったと思います。でも宮廷仕えの身では王様の命令は絶対なので、ヤケクソでエリィに魔法をかけた後、スノードロップは嫌気がさして森の中に隠居しました。

 十年間エリィの魔法を解かなかったのは、王様が(形式上)まだ怒っていることも大きいですが、スノードロップが王宮からいなくなってしまったからです。スノードロップが王族と距離を置いたため、エリィの問題は先送りされ続けていました。

 ちなみに、ミチルが転移していなかったら、まだエリオットはエリィのままだったと思います。(何故かはまだ秘密♡)


 


 ★ 魔法は才能がないと使えないのでしょうか? ルードは特別として、アルブスの国民は魔法を使える?


 ー ありがとうございます!(*'ω'*) 魔法があったりなかったり、国によって違うので混乱しますよね(汗)


 魔法は「魔力」があれば使えます。魔力があるかないかで魔法の才能が決まってきます。アルブスは土地柄、魔法の才能(魔力)が高い人が多い国なので魔法が栄えています。アルブス国民は大なり小なり魔力を皆持っているので、簡単な魔法(火をつけるとか)は日常生活でも使います。中でも魔法の才能がある人は学校で学んだりして軍人やスノードロップのような魔術師になったりします。武力の強い人が兵士になるカエルレウムと同様、アルブスでは魔力の高い人が国の防衛を担う職業につきやすいです。

 なお、ラーウスには魔力のある人がほぼいないので魔法技術がありません。だからルードは特別で変人扱いされています(笑)


 


 ★ エリオットの魔法はMP消費して使うのでしょうか? 魔法を使った後に疲れてましたが、アニーも技を使った後疲れてましたのでアニーの技もMP消費するという事でしょうか? ジェイとジンの技は体力消費?


 ー ありがとうございます!(*'ω'*) 「魔力」はアルブスでは「魔法」に繋がりますが、国によって微妙に立ち位置が違います。


 アルブス(エリオットの国)の常識に当てはめると、魔法は「MP」を使って「魔力」を具現化する技術です。MPは体力とは別ですが「精神力」を使うので、大量に使えば疲れます。MPと魔力はニコイチで、MPのない人は魔力がありません。ただしこれはアルブスの言い方であって、他の国では微妙に魔力の捉え方が違います。

 ルブルム(アニーの国)で言うと、アニーはナイフを遠隔操作するのでそこに魔力を使っています。ただ、ルブルムには魔力の高い人がおらず、アルブスのような「いかにも魔法でござい、ドッカーン!」みたいな事が出来ないので、魔法技術は発達しませんでした。ホスト系アサシン編でアニーが「魔法なんてのはアルブスの技術でしょ」と言っているのはそういう背景があります。ルブルムでは魔法はあまり認識されない「なんか不思議な力」です。無意識に魔法を使っているようです。

 ジンの場合ですが、毒舌師範編でしきりに「気の力」と言っているやつが「魔力」に相当するものです。ジンは気の力で肉体を強化して戦うので、魔力を使っていることになります。ただし、ルブルム同様フラーウム(ジンの国)でも「ザ・魔法」と言えるほど強力な魔法を使える人がいないので魔法技術がありません。代わりに魔力を使った「気」の概念があります。

 最後にジェイですが、あいつには魔力がないので100%体力で解決しています(笑)ちなみにカエルレウム(ジェイの国)はアルブスと同じ大陸にあるので魔力保有者の割合が高いです。なのでアルブスほどではないけど、「ザ・魔法」を使う人もたくさんいます。ジェイのようにMP0の人もカエルレウムなどであれば別の才能で軍人になれますが、アルブスでは難しいようです。



 

 ★ ミモザもミチルの香りに悦になったり執着がすごいですけど、ミモザもイケメン達と同じような感じなのでしょうか? 年齢が足りないので今回は仲間に入れなかったとか…。


 ー ありがとうございます! 「香り」は実は作品の裏モチーフでもあるので、そこに言及いただけるのは嬉しいです(*´ω`*)


 まず、「カリシムス」となれる素質がある者はカエルラ=プルーマには結構いるようです。その中から資格を手にした者がカリシムスに選ばれます。(誰が選ぶかはまだ秘密…♡)

 ミモザの例で言うと、あの子は「素質」があって「資格」がなかった者です。「素質」があるからこそ、鐘馗(しょうき)会に送られてベスティアの依代になってしまいました。「資格」が何なのかは色々ありますが、ミモザの場合は「年齢」で正解です。年齢が足りてなかった…! ついでにコンプラも足りない(笑)

 なので、ルーク編終結現在、イケメン五人も厳密にはまだ「カリシムス候補者」です。最終的にはたった一人のカリシムスが選ばれます。

 今後もまだ「素質」があって「資格」がない者が出てきますので、お楽しみに!


 


 ★ 今はどストライクなミチルがいるけど、ジンは年齢がクリアしてるルークは好み?


 ー おお…鋭い考察やでえ(´⊙ω⊙`) ありがとうございます!


 ご指摘の通り、ジンのストライクゾーンは18歳から24歳くらいまでの「合法美少年」です(笑)見た目が幼いほど好みのようです。

 結論から言えば、ルークは「惜しい!」です。

 最大の理由は「身長」で、ルークの方がジンより大きいので、好みを外れます。同じ理由で年齢をクリアしているジェイも、でかすぎてもっとダメ(笑)。

 ルークの身長がもっと低ければ、性格は大人しいし育ちもいいし、御しやすそうなので(ミチルがいなければ)押し倒している可能性があります。なお、ジェイの身長がもっと低くても好みではないでしょう。顔が可愛くないし、骨太なので。

 余談ですが、カリシムス候補同士だと「ライバル」として認識してしまうので、そういう感情は(たとえ好みの見た目でも)沸かないかもしれませんね。


 


 ★ ルークは自分が頭が悪いので早く話せなくって兄さんからいつも怒られると言ってましたが、ルードは本当に怒ってたのでしょうか?


 ー ありがとうございます!(*'ω'*) ルードの前情報はそんな感じだったのでミチルもビックリしてましたよねえ


 もちろん、これはルークの言い分なので実際は違います!(笑)

 ルークは頭が悪いわけではなく、優しい性格なので自分の言葉が相手を傷つけないようにイチイチ考えてしまうので、ああいう辿々しい言い回しになっています。それに比べて兄のルードは性格が破天荒で、大人を早口で論破して喜ぶという子どもだったので、家族にも結構早口で捲し立てる奴です。ペラペラと次から次に言葉が出てくるので、ルークはそれを常に聞いていて「兄さんはなんて頭がいいんだ」と思い、「比べてぼくはしゃべるのが遅いから頭がよくないんだ」と思い込むようになりました。

 いつも怒られる、の真相ですが。ルードの喋り方に気後れしながら、ゆっくりオドオド喋る弟を見てルードは常にこう言っていました。

「ルーくんは(可愛くて)しょうがないなあ! もう、ちゃんと喋れないと(可愛い過ぎて押し倒しちゃうから)ダメでちゅよー♡」……ってね!(笑)

 そんな感じです。はっはっは。




 ★ ルークは犬になった時は精神も犬になっちゃう?


 ー ありがとうございます! ルークワンワンは普通の犬とどう違うのか…? ですね(*´ω`*)


 結論から言うと、犬ルークでも人ルークでも、ルークの精神に違いはありません。犬ルークは「犬の姿をした人間」だと思ってください。ただし、喋れないから意思の疎通は人型よりも難しく、その点で他人から見れば「犬」に見えることもあるでしょう。しかし犬の見た目だからと言って犬扱いすると、精神は人間なので元に戻った時にいじけると思います。ちゃんとわかってるんだワン。

 とは言え、犬時は人時で抑えていた本能がより剥き出しになるので、犬時のルークは好戦的で戦闘に向いています。本能剥き出しなので、ミチルへの愛情(というか欲情)も真っ直ぐ向き、犬の姿の時はますます性欲が強そうです(笑)


 


 ★ ミチルは子供を産めますか?


 ー うわあああ! ストーリーの核に迫る質問が来たでええ! ∑(゜Д゜) ありがとうございます!


 とっても重要なことなので即答出来ません… (´・ω・`) ヒントだけでご容赦ください!

 チル神様は世界に異変が訪れた時にプルケリマ(チル一族)を遣わします。プルケリマは特定の人間(カリシムス)と(つがい)になって救世主(チルチル)を生みます。そしてミチルは、プルケリマの()()()としてこの世界に呼ばれました。

 可能性があるかどうかは、今後のストーリー展開でお確かめください……!

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