おまけ02 カエルラ=プルーマ編
【カエルレウム】(ジェイの出身国)
◎ 通称「青の国」
◎ カエルラ=プルーマでは西側の大陸にある
◎ 国王が統治しており、軍隊も充実した大国
※ 地球で言うと紅茶とスコーンのあの国っぽい(ミチル談)
◎ 首都 …城壁都市ヴィオラ
☆ミチルが最初に転移したのはヴィオラの端っこ
☆城壁の外で見張り任務をしていたジェイに助けられた
◎ ミチルと一緒にケルベロスティアを倒したジェイは、その後大規模なベスティア討伐に加わってえげつない武勲をあげたので、近衛騎士として王宮に召し抱えられました。
【カエルレウムの人々】
◎ 門番の下級兵士おじさん …ジェイに身寄り(ミチルのこと)がいてホッとしている。
◎ アパートに住むおじさん …ジェイにシモネタを色々教えた。
◎ 上級騎士 ラベンダー …ジェイの上司兼見張り役。ジェイのせいで万年胃潰瘍。
◎ 将軍 ネモフィラ …ジェイに騎士の道を開いてくれた恩人。ジェイの亡き父の知り合い。ジェイが上げた武勲によってその危険性を知るところとなり、ミチルが再生した大剣とともにジェイを王宮に匿った。
【ルブルム】(アニーの出身国)
◎ 通称「赤の国」
◎ カエルラ=プルーマでは南側の大陸にある
◎ 百年前にカエルレウムからやって来た冒険家によって先住民族は淘汰されてしまった。カエルレウムの占領下にあったが、今は自治権が認められている。しかし、依然ルブルムで暮らす人々はカエルレウムにルーツを持つ者が大半である。
※ 地球で言うと新大陸(北)の国っぽい(ミチル談)
◎ 首都 …スプレンデンス(アニーの出生地)
◎ 鉱山の街ダリア …アニーの酒場がある居住地
☆ミチルはこの街に転移して、行ったこともないのに「歌〇伎町」と喩えている
☆木賃宿と酒場とオンボロアパートしかないさびれた街
☆街の外れにマフィアの別荘がある
【ルブルムの人々】
◎ ミチルをナンパしたおじさん …後にアニーの情夫(ミチル)に脅された不幸人。
◎ マリーゴールド …アニーの兄貴分のひぐまオジサン。サルビア一家のナンバー2。
◎ 紅いサルビアの人 …アニーの育て親でもある、マフィアのボス。アニーのために母親の形見を買い戻そうとしたが騙されて、ワイルドボアーティアに遭遇。美筋肉。
【アルブス】(エリオットの出身国)
◎ 通称「白の国」
◎ カエルラ=プルーマでは西側の大陸にある
◎ 国王が統治している。魔法技術に関してはカエルラ=プルーマ最大で最強だが、軍事がやや弱いので、カエルレウムと軍事同盟を結んでいる。有事の際は軍隊を派遣してもらうので、普段から魔法技術の供与や助言を行っている。
※ 地球で言うとトレビアーンで薔薇なイメージのあの国っぽい(ミチル談)
◎ 首都 …王都コンバラリア
☆ミチルは王都にある宮殿のエリィの部屋に転移した。
☆外れの森にスノードロップの隠れ家がある。ミチルと別れたジェイとアニーはここに迷い込んだ。
【アルブスの人々】
◎ ウツギ …エリィ専属の老執事。足音がうるさい、口もうるさい。結局ベスティフォンだった。
◎ オルレア王 …エリオットの父親。最愛の側室を亡くしたショックから立ち直れず、ウツギの謀略に何年も気づかず、息子との溝を深めまくった。
◎ スノードロップ …アルブス魔法技術最高顧問。男同士のアレに理解を示すものの、ミチルにだけ厳しくあたるクソ魔ジジイ。各国のチル一族情報収集がライフワーク。お菓子作りが趣味。
【アルブスと法皇】
魔法大国のアルブスは宗教面で一番ペルスピコーズ法皇の影響を受けている。そのため、アルブス教会の教義はほぼ法皇の教えであると言って差し支えない。
法皇が魔術統制をしいた時も、真っ先に従ったのがアルブスである。ちなみに、同盟国のカエルレウムもアルブスに追随して法皇には基本従順である。
【フラーウム】(ジンの出身国)
◎ 通称「黄の国」
◎ カエルラ=プルーマでは東側の大陸の端にある
◎ 皇帝が統治している。「武」を重んじる国風なので魔法などは発達していない。その代わり、西大陸にはない技術や武術が発展している。ただ、総合的には西大陸より文化にやや遅れが見られる。
※地球で言うと漢字を使うあの国っぽい(ミチル談)
◎ 首都(未公開) …皇帝が政務を行なっている宮がある。
◎ カーリア …武術が盛んな東端の田舎町。数多くの武人を輩出しているため、定期的に皇帝主催の武術大会が開かれている。優勝者はだいたい軍部にスカウトされる。
☆職を追われたジンがいちびっている町。ミチルはここのジンの部屋に転移した。
☆外れに不気味なコンクリートビルが建っている。ここに3バカが野宿していた。
◎ カレンデュラ …西端の町。皇帝の目があまり届かないのを良い事に、国境を接しているアーテル帝国と仲良くやっているという噂がある。
☆ミモザはここのテン・イーの館に奉公する予定だった
【フラーウムの人々】
◎ ミモザ …ミチルに変態的な愛をむける攻め希望少年。奴隷商人に売られて、テン・イーの元に奉公する予定だったが、なんかの才能を買われて鐘馗会に送られた。そこで武術を仕込まれて、外部枠にてカーリア武術大会に出る。
◎ 銀狐 …本名ガザニア・ビースト。ジンの元同僚。暗部にいすぎたため粛清されたと思われていたが、生き延びてミモザに武術を教えたらしい。
◎ 鐘馗会 …汚職が大好きな商人ギルド。ジンに絡んだのが運のツキ。ジンを失脚させたが手酷い報復を受け、ほぼ壊滅した。ただし、残党が今でも暗躍している。
◎ 師範代のお兄さん …ジンからの命令をそつなくなんでもこなす、しごでき非イケメン。ミチルがひそかに懐いているが、非イケメンなのでミチルに興味がない。
◎ 弟子の少年達 …「ちょっと!今夜は僕が当番よ!」「なによ、先生に××してもらったからっていい気にならないでよね!」「僕なんか先生の××を×××したんだから!」
【ラーウス】(ルークの出身国)
◎ 通称「灰色の国」
◎ カエルラ=プルーマでは西の大陸の南方にある
◎ 以前は王政だったが、現在はアーテル帝国の支配下におかれている
※地球で言うと三角のお墓がいっぱいあるあの国っぽい(ミチル談)
◎ 首都 …今はなし
◎ アロニア区 …ルークの父・マグノリアが区長を勤める自治区。区長に権限がなく、帝国から派遣された役人によって管理されている。
☆ミチルはアロニア区内のオアシスに転移した。
☆マグノリアは名の知れた豪商なので、経済は発展している。が、役人達の汚職も横行している。
☆区の外れの荒野にルードのアジトがある。ここに4バカが転移した。
【ラーウスの人々】
◎ マグノリア …ルークパパ。記憶喪失の女性を保護した後、その女性と結婚するというなかなかに破天荒な父親。長男は諦めているのでルークへの期待がでかい。でか過ぎて過剰なセクハラ干渉をする。だって孫が欲しいんだモン!
◎ ルード …ルーク兄。破天荒革命家。何故か魔法が使える(完全自己流で、繊維を媒介にすると強い魔法が使える)。弟を溺愛しており、何なら♡ける程度にはアブナイ。弟を奪ったミチルにはちょっと冷たい。
◎ カカオ …ルーク大好き執事。使用人は全て坊っちゃまを敬愛しています。ルークに嫁(ミチル)が来て狂喜乱舞している。いつでも愛の床を整えまする。
◎ パオン&ピエン …チルクサンダー魔教会ラーウス支部の悪巧み坊主コンビ。司教パオンからのパワハラに耐える神官ピエンは、密かに司教の食事にたまに激辛ソースをかけている。
ーー ここから先は次章以降の情報もちょっと入ってるよ! ーー
【アーテル帝国】
◎ 通称「黒の国」
◎ カエルラ=プルーマでは西大陸の東方にある
◎ 独裁皇帝シャントリエリが治める過激な国。領土を広げることがステータス
※地球で言うとハーレム制度があったあの国っぽい(ミチル談)
【アーテル帝国の人々】
◎ 皇帝シャントリエリ …最近帝位についた若き皇帝。かなりのイケメンらしい。過激な性格で、全てを征服したいと思っている。今は特にプルケリマにご執心。
◎ ガーチャー …チルクサンダー魔教会本部の大司教で、魔教のナンバー2。皇帝の腰巾着。
【独立宗教国家ペルスピコーズ】
◎ 通称「ガラスの世界教会」
◎ カエルラ=プルーマでは西大陸の中心あたり
◎ 法皇が治める独立国家だが、他国と政治的な関わりなどはしない。国民と呼べる一般市民はいなく、住んでいるのは全てチルチル神教の修行僧のみ。
一言で表現するなら「カエルラ=プルーマの教会」
◎ カエルラ=プルーマ最古の土地だと言われている。法皇は修行僧ではなく、啓示を受けた特別な者がその地位についている。
◎ チルチル神教の教えを世界に広め共有し、教義の世界統一を目指している。しかし、あまり性急に進めることはせず、向こうの方からペルスピコーズに帰依してもらうのが理想。
◎ 最近は新しい法皇により、魔術の統制の方が急に進められている。友好的な国を除いて反発が多い。
【ペルスピコーズの人々】
◎ 少年法皇エーデルワイス …見た目は十四歳ほど。実年齢は不明。一部しか知らないとんでもねえ秘密がある。
【異空間???】
◎ 第6のイケメンが囚われている、真っ暗な空間
【 ??? 】
◎ テン・イー …世界を股にかける大商人(自称)。かつてアニーの両親と揉めて、その生命を奪った。世界中の青い石を集めているらしい。鐘馗会のスポンサーとか、アーテル帝国の財布とか、黒い噂がある。