プロローグ
読みに来てくれた方々、ありがとうございます!!!!!
もし、あなたがあなた自身の意思で未来が決めれるとするなら、どんな未来を望みますか?
法など、何にも縛られない存在しない無秩序な世界ですか?
今の世界のような縛りのある、秩序のある世界を望みますか?
これから描かれる話は、人々がやりたいことをすべて叶えた理想郷。
欲望にまみれた、偽りの平和の世界。
その中に生きる一人の少年の物語。
誰かが言った。「この世界は退屈だ。」と。
誰かが言った。「すべての願いが叶うなら。」と。
“それ”は、この一言から始まった。
≪人統暦182年 5月7日≫
-セルリア地方東部:サリスタ市内-
「おーーい!レオ!!」
早朝の静けさの中に、一人の少女の声が響き渡った。
「セリナ!早いな!」
少女の呼びかけにレオと呼ばれたその少年は笑顔で返事をした。
時刻は7時を回るか回らないかぐらいだろうか。周りの住人の動きはなく、小鳥のさえずりと水の流れる音が心地よく耳に届く。
「レオこそもういるなんて、いったい何分待ってたの?」
「大体30分ぐらいかな」レオは笑いながら言った。
「レオ、張り切ってるね!」セリナもつられて笑った。
二人が楽しそうに話している後ろにはきれいな噴水が咲いていた。
彼らは幼馴染の十七歳。同じ市内で育った仲だった。
だからこそなのか、その二人の笑顔はどこか本物に見えた...。
さかのぼること182年前。
すべてはそこから始まった...。
これは自由を追い求める一人の少年の物語。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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