創造神の使徒と悪魔の使徒
遅くなりましたがまだまだ続きます!
ーーー衛兵がこの都市デュランテルとその付近を治めるデトライト辺境伯に伝えに行った。そのせいで今俺は馬車に揺られている。と行っても言い訳を考える時間をくれたことに感謝しているのだが…
[言い訳なんて考えずにわしを呼べばいいのじゃ。わしが説明してやるから。早く呼ぶんじゃ。]
(さっきからうるせーんだよじじい。来たいなら来ればいいのに、まさか来れないのか?)
[………………………………………………]
し、静かになった………
「そろそろ着きます。使徒様降りる準備を。」
「………わ、わかった。」
使徒様とか実感ないのにそんなこと言われたら、困るな……そうだあの時考えたやつやるか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
デトライト辺境伯の屋敷についた俺は今応接室に通されている。
「よくぞいらっしゃいました創造神の使徒様。」
「ああ、それより俺はケンゴという名前があるんだが?そちらで呼んでもらえないだろうか?」
ということで街中で呼ばれても広まらないようにしようという作戦だった。
「わかりましたケンゴ様。民も待っております故手短に行きましょう。」
「ああ、そうだな民も待っているのだから……ん?」
何か不穏な言葉が聞こえたような…
『民も待っているのだから』だと……チョット待てどういうことだ。
「民が待っているってどういう?」
と質問するが辺境伯は
「使徒様が来たということでお披露目パレードをするのですが、なにか?」
「い、いえ何もないです」
おい じじい ステータス見せても良かったんじゃねえのかよ!
[いいとは言ったが、誰もおおごとにならんと入っておらんぞ。w]
ハメラレタ このじじいいつかころしてやる
それよりこれからどうしようか、と考えていると
「ケンゴ様、パレードよりもお助けいただきたいことがありまして。」
と辺境伯が改まって頼んできた。
「何ですか?もしかして創造神に敵対する使徒がいるから倒して欲しいとかですか?なんてそn」
「なぜわかったのですか?さすがはケンゴ様です。悪魔の使徒というのがおりましてそれを倒していただきたいのです。」
「わかりました。いまどこに?」
「?今は向こうに見える山にある祠にいると思いますが。どうs」
俺は質問を無視して部屋から出て行った。今から行くと大声で叫びながら……
そして今祠の前にいる悪魔の使徒と向き合っている。
「討伐依頼が出てるから来たんだがてめえが悪魔の使徒だな?」
如何にもな邪悪な何とも言えないオーラを出す女にそう言った。
「ええ、そうね。悪魔の使徒 色欲のメルディーよ」
と大人の色気を感じる口調でそれでいて子供のようないたずらな笑顔で答えた。
悪魔の使徒ってまずなんだ?色欲ってことは7人いるってことか?それなら創造神の使徒は?
[安心するのじゃ。もともと悪魔とは天使長だったものが思い上がって神になろうとしたから悪魔にしたのじゃ。つまり、天使に戻すこともできるのじゃよ。しかも悪魔の使徒はその天使長についって行ったものの末裔が、なったものじゃ。]
天使に戻るなら戻しとけよ!戻す条件は何だ?そう考えていると…神様が一言こう発した
[色欲ならお主に惚れさせれば良い。怠惰ならお主のために働かせば良い。とまあ其奴らの罪とは反対に位置することもしくは、誰かにかけるものなら自分にかけさせれば良い。全てをお主のためにさせることも条件じゃ。]
つまり俺に従わせるもしくは惚れさせるということか………………………………………………………………………………………
そんなことできねええええええええええええよおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!
「何よ、話しかけて来たくせに黙り込んで。殺すわよ」
「お前はどんな男が好きだ?」
やっちまったあああ 何急に聞いてんだよ
「へっ?////////////な、なによ急に、そ、そんなこと聞いて////」
って何でこんなに顔赤くしてんだよ そこまできれなくても まさかてれてるとか?wそんなわけないよな……………流石に。