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運に任せて平和に異世界で暮らしたい!!  作者: MRプロジェクト
第2章 王都に辿り着いても苦労は絶えない
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15話 この世で一番は杏仁豆腐だな

 はぁ


 事情聴取って

 ほんと昨日今日の話じゃあないか


 そんな所に看護師さんが入ってきた、何やら緊急っぽい感じだ。アホ毛がビンビンしてる


「先生、魔法学院の生徒さんで緊急です」

「む、またか。タツヤ、あの子の看病を頼んで良いか?こっちは人員が少なくてな。専門的な病気なら看護師が着くのだが容体が落ち着いてるなら頼むことにしているんだ」

「そういう事なら」


 リックさんは駆け走りで出て行った


 じゃ、俺もシルティーを見に行くとするか







「ただいまぁー」

「お帰り、何しに行ってたの?」


 指でコインの形を作ってみせる

 それで何のことか理解したようで「あー」って感じでベッドに倒れた


「そう、それっていつまで」

「毎週「彗」の日で1万ラルクだ」


 毎週十万なんて日本での給料より高いっての

 いや、全国のサラリーマンにとって月40は夢だな、夢


「じゃあ明日から稼がないと」

「まぁ、そうなんだけどさ、、、」



 事の成り行きを話した



「それ、暗殺者を詰所に連れて行った時点で決まりじゃない」

「すまん」

「いや、大丈夫よ。どうせ傷が治ったら殺すまでやって来るもの、詰所で自害された方が楽よ。それにこう言うのって隠したところでだし」

「ん、ちょっと待て自害、、、?」

「?そんなもんじゃない?唾液と化合して毒物になる物を常時口に仕込んでるものよ、暗殺者って」


 そう、なのか、、、?

 じゃあ俺間接的じゃ無いとは言え殺すんだ、俺


「そんな気を負わくていいのよ、そう言う仕事だし」

「まぁ、、、そうなのかもしれないけどさ」


 異世界だとよくあることなのかも知れない。でも、なんかこう、、、悪いやつでもさ、自分の手で殺したことになると罪悪感が湧いてくるもんだね


「はぁ、、、だから気を負わない。あなたは私を助けてくれたヒーローなのよ。ほら、シャキッとしなさいシャキッと」


 ん、、、ヒーローか



 アニメとか漫画とか読みもんじゃこういうのってどおってことない見たいだけど、実際は辛いもんだな



「殺す、か」



 改めて考えてみる


 俺は何気にもう体験してることなのになぁ



 いや、なれて良いもんじゃないけどさ。魔物とか狩ってるし





 同族となったらダメになるって、、、





「人には言えて自分はできない口だけ男のようね」

「え?」

「だって、タツヤが言ったのでしょ。踏ん切りをつけろって」

「踏ん切り、、、」


 ちゃんと認識した認めたくない事実


 でも状況に置かれてみるとそんな簡単につかないな

 あんなこと言ったくせして俺にはできないって、、、酷なこと言ってすまんシルティー


「はぁ、、、」


 そう思っているとふとシルティーに抱き寄せられた



「薄い」

「うるさいっ!」



 シルティーの鼓動が聞こえる、って言ったら変態チックになるな。でもま、そうだ

 結構早いな、血圧高めか?


「あんたは、タツヤは正しい行いをしたの」

「正しい行い」


 抱きしめられているせいか声がくぐもる


「タツヤは間違ってない。どれを選んでも正解なの」

「、、、」

「正解を選んで悔いようが悔いまいが、あなたが決めた事なの。今回はあなたと私が生きるにはアイツらの死が必要だった。それだけよ」

「割り切れと?」

「違う、その逆よ。生き物は何かの上に立って生きるの。私たちの食事だって食べる生き物、植物の命を貰って食べてるじゃない?」


 確かにそうだ

 生き物を殺したり、植物をもぎ取ったり

 そしてそれを食べている


「命って尊いのよ」

「うん、、、」

「私たちはそんな尊い命の上に毎日毎日立っているの。それを理解しなさい」

「、、、」


 けど、そうだな。そうして生きている

 アイツらの死も俺の運命であって経験なのかもな

 割り切るんじゃなくて自分がした事を認める



 命は尊い、、、か。良いこと言うよほんと



 ただな、一つ言わせてくれ


「シルティーからそんな言葉が出るとわ思わなかった」

「あんた、ほんと場の空気乱すの好きね」

「ほっとけ、こう言う事されるのは、、、慣れてないんだよ」


 なんか照れると言うか、恥ずかしいと言うか


 シルティーの抱擁から離れ頰をかく


「ふふ」

「何笑ってんだよ」



 彼女の目に小悪魔的な瞳が映った






 だが、言わせてほしい

 俺は断じてロリに走る気は無い!










「シルティー、明日どうする」


 明日の事情聴取、何処まで話そうか悩んでいた


「そうね、洗いざらい言っちゃいましょうか?」

「悩んでんのにそれを言うか、却下だ」

「なんでよ?」

「俺の勝手な予想だが、魔界の姫だなんて知れたら王国に拉致されて魔界の行き方とか聞かれんぞ?こう言うのって大概は侵略目当てとか、な。お前はその後自由はなくなる。それで良いなら____」

「却下で」

「お早いお返しで」

「嫌だもの。特に慰み者とかになったら私死ぬわよ」

「俺はなんて返せば正解なんだ」


 わかんねー


「話戻して、どうする?」


 無かったことにした


「辻褄を合わす感じでギリギリの嘘じゃ無い所を突くのわ?」

「まぁ妥当だわな」


 やっぱりそれで行くかな




 さてと




「話をしよう」



 作戦会議を開いたのだった











 夜、一旦会議を中断して「ソリエンテの宿」に二人で戻った


「お、タツヤか。遅かったじゃ無いか。もう8時だぞ」

「すいません。ご飯、ギリギリ間に合いますか?」

「ああ、ギリギリな」


 よかったあ、祭りで屋台まわったりしたけど腹が空きまくってるからな

 確か特別メニューだっけか

 何が出てくるんだろ


「あ、すいません。この子の分もお願いして良いですか?」

「ん?なんだその子」

「ちょっとした縁です」

「ふーん、そうかい。二人分の飯追加!」


 ライゼンさんはこの間、終始俺を目を細めて見ていた


 な、なに

 ライゼンさん、怖いよ


 そしてライゼンさんは俺の耳にだけ聞こえるように言った


「別にお前の性癖を咎めるつもりは無いが控えた方がいいぞ」

「誤解してルゥ!!!」


 どうしたらそうなるんだよ!?


「昔、そうゆう奴になっちまったダチがいてな。ま、そう言う事だ」

「わっけわからん!?ライゼンさん!誤解なの!」


 誤解を解くため話した

 それでも疑念とはそう簡単に晴れないってもんだ


「んー、そうか。そりゃすまんことを言った。嬢ちゃんもすまん」


 話としては暫く友人から預かる事になったと話した

 が、ライゼンさんは嘘に敏感なのか未だに疑ぐりの眼差しを向けていた


 それがね、怖いったらありゃしない



 ポーカーフェイスがキツくなる


 ライゼンさんは再び顔を近づける


「そう言う事にしといてやるがここ、どちらかと言えば壁は薄いからな。変な気は起こすなよ」

「やめて!俺の生命力はもう0だあ!俺はロリに興味わないんだあ!!」


 ライゼンさんは俺を殺したいのだろうか

 ほんとそうとしか思えない





 暫く座って待ってるとご飯がきた



 ジューっと油かまだ跳ねている。熱々の肉で、見た感じは450g程の量で肉厚だ


「これは今日だけの特別メニューの一つ、ワイバーンの肉だ」

「ワイバーンの肉、、、」


 ワイバーンってあれか、翼竜ってやつ

 空を専門とする竜種で下位互換とされる奴だっけか


「味わって食えよ。ドラゴンの肉は噛めば噛むほど旨味が出るってもんなんだ。あとそれ、最後の肉だからな」

「人気だったんですね」


 においからして旨そうだ

 もう匂いで白米どれだけ行けるのだろうかの域

 それにこれには香辛料とか入ってて匂いを引きたたしている

 こりゃ売れる匂いしかしないからな


「ああ。2体仕入れたのにもうなくなっちまってな」

「あの、もう少し仕入れなかったんですか?」

「タツヤ、竜種全てに言える事だが個体数がそんなに無いんだ。その分強くてな。ワイバーンはそんな中で特に厄介で強い竜として名高いんだ。つまり手に入りにくい、高いんだ。これでも赤字覚悟で2体買ったんだ、勘弁してくれ」

「す、すいません」


 でもそんなにすごい肉なんか

 早く食べたい

 他まだかな


 3分程お預けされた




「お待たせ。旬の野菜の出汁を取ったウインナー入りスープと特製サラダ、デザートの杏仁豆腐だ」

「なん、だと」


 杏仁豆腐、それは俺がこよなく愛す食べ物

 それが異世界でも食べれると言うのか!?



 だがその前にだ

 メインを食べよう



 ワイバーンの肉

 油がまだ迸りそれが余計に食欲を唆る


「いただきます」

「アル、リデリム」

(それ、魔界式の?

(と、言うとそれもなのね


 魔界式のいただきますのようだ

 何処でも食べるなら命に感謝して食べないとな!



 んじゃ早速



「うお!!」


 何じゃこりゃ!?食べた瞬間に広がる肉の旨味と甘味

 。噛めば噛むほど旨味は増していき、そして繊維が解けるように溶けていく

 油もしつこくなく、香辛料がまた肉の旨味を生かしている


「お、美味しいわね」


 お姫様も納得の味のようだ

 美味すぎて450gなのにペロッと食べちゃったよ


 じゃ、次はスープだな

 いい匂いだ。いただきます!


 ズズ


 あまぁ

 野菜の甘みと旨味、ウインナーの旨味がスープをより美味しくする

 ウインナーはパリッとし、中からは肉汁が出てくる。それを野菜の甘みで調和させる

 これは凄いな

 スープにここまで思うことなんかないぞ


 感嘆の息を吐く


 さて、さっきから気になるサラダ


 野菜の上に茶色の小さな塊、多分クルトンだろうが乗っている。その上には白めのドレッシングだ


 美味そうだ


 シャキッ


「んん!!」


 カリシャキッ、旨!?

 シーザードレッシングの旨味と酸味がクルトンと野菜にベストマッチしていて野菜の甘みとクルトンの香ばしさを引き立たす!


「これ、好きかも」


 シルティーは大変気に入ったようだ




 さ、俺の杏仁豆腐ターイム!


 木の器の中にプリンの方のように乗る杏仁豆腐

 そして独特な匂いが空きっ腹を作る!


 一口



 ふわぁ


 この杏仁豆腐、一級品だ!もしかしたらあの「私の杏仁豆腐」を超えるかもしれない!?



 杏仁豆腐の美味さに心から叫ぶ達也だった

キャラ後書き

ダメな方はご足労お掛けしますが飛ばして下さい



作者「お読みいただきありがとうございました」


達也「ありがとうごございました」


シルティー「ありがとうごさいました」


作者「俺は何をしたかったのだろうか」


達也「予告したくせして生産できないのな、まだ」


作者「まじ、すいません!」


シルティー「サラダぁ!」


達也「シルティーで遊ぶな」


15話でした

今日は筆が乗ったら本筋行きを投稿しようと思います

一応22時位に覗いてみてください



誤字脱字、変換ミス、言葉が変な所があったらがあったらお願いします

これからも読んでいただけるように頑張ります


評価して貰えると努力と励みになります。

ブックマークすると作者が喜ぶってじっちゃんが言ってた



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