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転生赤ちゃん姉に会う
お昼寝から起きたら、美幼女が!
…はい、この人が私の唯一の姉です。
6才児な姉は、かなりの美幼女。
私は、いつも通り平凡な容姿だろうけど…。
姉の名前は、紅月 弥生。
そういえば、メイドさん方が姉の事を女の子が好きな人と言っていたような?
何にしろ、紅月家は同性好きな人が多いらしいし。
もう1つの世界の紅月家も同じだ。
私?私は、違うよ。
というか、長生きできていないのに自分の恋愛なんて気にする事なかったし、興味ないからいい。
そんなことより、姉の事だ。
我が姉は、どうやら妹の私を見に来ただけのようだ。
すぐ帰る姉…。
ふむ…ちょっと姉妹サービスしようかな。
「ねー…ね」うむー…、なかなか上手く言えない。
よし!今度こそ…。
「…ねーね!」
ふぅ~…言えた♪
頑張った私……!?
「…今…ねーねって…、母様~!!」
…びっくりした。
気がついたら、目の前に姉が目を見開いて私を見てたから。
そういえば今の、私が始めて喋った言葉になるんだっけ?
……アハハ、うん寝よ。
あの後、思った通り私は両親や姉にもう一度、ねーねとか言ってと言われ疲れたのであった…。
ハァ~…疲れた。