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転生クロの練習風景
1才になったクロです。
最近、転がるだけでなくハイハイが出来るようになりました。
それまでは、コロンコロンとゆっくり転がるか、床を這う事ぐらいしか出来なかった。
お昼寝とか、家族が構って来るから練習時間が短いし。
微笑ましそうに、見て来る周囲にサービスしたり忙しかったな~。
恥ずかしくないのかって?
そんな物、転生2回目の時に捨てたよ。
赤ちゃんだから、仕方ないからってね。
今は、立って歩く練習をし始めている。
早くお絵描きと称して、召喚陣の練習をしたいのだ。
「くぅ…ぶぅ…(くっ!…やはりまだ無理か…)」
私は、プルプル震えつつ掴まり立ちに挑戦している。
ちなみに、私の周囲にはちょっと離れた所で応援する家族がいたりする。
今回は、兄と姉がいるのだが…、二人は笑わないように必死だ。
両親は、真剣に応援してくれているんだけどね。
メイドや執事達は、微笑ましそうに私や両親達を見ているよ。
使用人達いわく、紅月一家の様子を見て日々癒されているんだとか…。
複雑なんだけど…、相変わらず紅月家は皆仲良しで安心した。
もう1つの紅月家の方も仲良しだし。
(もう…私が…)
あれ?
私は、今何を思いかけてたのかな…?
何か大事な事だったような…?
「まぶぅ…、いう(まぁ、いっか…)」
私は、再び掴まり立ちに挑戦するのであった。




