伏線 2
ゲーム内から帰還し、再び教会。
優「おお、久し振り。というより、生きていたのかよ」
エタ「状況判断能力は合格。が、確かにエコーに似て面白味がない反応だ。それ故の判断能力ともいえるが、そうだとしたら不合格だな。いずれにせよ、まだまだ未熟ということか」
ロロ「まあ、外殻の私にやられるぐらいだからね。その判断能力も元々のものみたいだし、結局あれからあまり変わってないみたいね。12回一般人に触れさせたところで感情面も期待できなかったね、これは」
蘇芳「おいおい、あまり若者をいじめるなよ。それに、本気でそう思うなら見積もりが甘過ぎだな」
エタ「まったくだ」
ロロ「墓穴か、墓穴掘ったのか。こんな哀れな私を諌めてください、エタ様」
エタ「このぐらいの感情は出さないとな」
優「キャラ変わりそうだから半分ぐらいにしとくよ」
アルル「じゃあ、ここでネタばらし。仮想世界にいたエタとロロは外殻という人形みたいなもので本体じゃない。だからこうして普通に生きているわけだね。後、ゼウスは私の外殻。こんなところです」
と、そこで教会の扉が開き一人の少女が現れる。
エコー「げっ、『絶対女王』かよ」
エタ「相変わらず無表情で言うな」
エコー「えー、ひどいな。顔の筋肉が動かないだけで心は表情豊かなのに」
蘇芳「のこのこ戻って来たということは何か面白いことでもあったのか?」
エコー「ちなみにあの後観光していたわけだけど、どうやらちゃっかりメシアちゃんがついて来てたみたいでね。さて、どうしたものかというところよ」
蘇芳「ああ、それでいいだろ。むしろそのくらいしないと効果も薄そうだしな」
優「まあ、自覚がないわけじゃない」
エタ「では、私は去るとしよう。ただネタばらしに来ただけだからな」
アルル「そうなんだ」
蘇芳「おまえもどうだ?」
エタ「遠慮しておく」
蘇芳「釣れねぇな」
エタ「完成形にしか興味がないのでな。精々気張れよ、玩具屋」




