後日談
再び教会。ちなみに、銅像と校内に散らばっているであろう死体はそのままにしておいた。良くも悪くも翔くんと歩ちゃんの生きた証。もう少し多くのギャラリーに観てもらうのもいいだろう。その結果がどうであれ。
飛鳥「私はこの辺りで遠慮しておきます」
優「なんだ、明もいるかもしれないのに」
蘇芳「さっそくいるぞ」
優「せめて会ってからでもいいんじゃないか?」
飛鳥「いえ、ここは敢えてと言わせてもらいます」
優「そんなもんか?」
飛鳥「優はベタベタ派みたいですが、背中で語ることもできるということです」
優「多面性か、それはいいことだ。で、これからどうするんだ?」
蘇芳「意志はあるが手段と舞台がない、というところだろう?ここは玩具屋の出番だな。安心しろ、もう準備は出来ている」
優「無駄に手際がいいな」
蘇芳「暇だからな」
優「そっちか」
蘇芳「とりあえず、王にでもなってもらおうか。そうしたら丸く収まるんだが?」
優「アカシャって本当に王だったのか?」
蘇芳「半分だけとでも言っておこうか。正確には俺が王なわけだが、今回は全て明け渡そう。今のところ他とは隔絶してあるし、やることは塔の方のアカシャを弄るぐらいか。特典もあるぞ。それがもう半分ということだな。王権ならぬ王剣だ」
蘇芳は機械でできた剣を精製する。
蘇芳「一言で言うと超すごい武器だ。デメリットとしては、専用の回路としてオシャレな印が付くぐらいだ。お決まりの反動やら呪いとかはない。まあ、ただの武器だな。ちなみに、通常は剣だが状況に応じていろいろ変形する」
飛鳥「至れり尽くせりですね」
蘇芳「警戒しなくてもいい。玩具屋だからな。見返りは求めない。感謝したいなら、誠意を見せることだ」
飛鳥「わかりました、誠意で応えましょう」
蘇芳「いい返事だ。予想通りだけどな」
優「一言多いな」
アルル「おまえに言われたくねぇよ」
優「口悪いな」
アルル「ふー、台詞挟むのに必死だったからね」
優「マスコットは背中で語るものだぞ」
アルル「おお、悟りが開けた」
蘇芳「どっちもこれからだな。俺もそろそろ遊ぶ側に回る頃合いだ。目を離している隙に潰されたりするなよ」
優「他の、にか?」
蘇芳「そういうことだ」




