表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
FreeDom  作者: ユユキ
仮想世界
8/138

後日談


戦闘は終わりベンさんの家に戻った。その翌日。ちなみに、リーの死体はあのまま廃屋に埋められた。

一階。今ここにいるのは優、凪、桜、シオン、そしてベンさんとソンファだ。リオとカシヤスは外出中だ

 シオン「どうでした?改良版」

 優「脳幹にかなりダメージを負ったよ」

 シオン「反重力を付けた方が良さそうですね」

 優「そんな技術があるのか?」

 シオン「一年くらい前から出始めました」

 優「それは初耳だな。データもないし、蘇芳も存外ケチ臭いな」

 凪「『蛇』が知らないわけないものね」

 優「しかし、あっさりだったな。むしろあっさり過ぎて、疑いたくなるくらいだ」

 ソンファ「理由は簡単だ。私はお爺ちゃん子だからな」

 優「まさかのツンデレかよ」

ちなみに、実のではない。

 桜「まさかリーもそうだったのか?」

 ソンファ「あれは正真正銘根っからの戦闘狂だ。むしろ、あの死に方が本望だろうよ。そういう風に生きることが出来たのもジジィのおかげというわけだ。だからもっと胸張れ。安い同情で殺されたんじゃ、それこそ報くわれない」

 ベン「最初がおまえでよかったよ、それに優にも感謝しないとな」

 優「おう、それは俺もよかったよ」

 ソンファ「で、このメンバーで潰すのか?」

 ベン「巻き込みたくない、は違うか。なら、そういうことになるな」

 ソンファ「わかってきたじゃねぇか。決めるのは自分じゃない、相手だ」

 ベン「そうだな。覚えておくよ」


港。その縁に並んで立つのはリオとカシヤス。縁なので海はすぐそこだ。

リオ「うーん、結構重要な依頼が入ったけど、私と優だけで十分ね。正直、優一人でもだけど、一応未成年だしついて行ってあげないと」

 カシヤス「ついて行きたいんだろ?」

 リオ「まあね。とにかくそういうことだから」

 カシヤス「いや、その必要はない」

 リオ「あら、そう?」

 カシヤス「ああ。少し考える必要もありそうだ」

 リオ「もしかして、優の影響だったり?」

 カシヤス「そうかもしれないな」

 リオ「中々面白いでしょ」

 カシヤス「まるで昔から知っているみたいだな」

 リオ「情報収集は得意分野だからね」

 カシヤス「引き篭もりまで捕まえるとは、さすがだな」

 リオ「まあね」

 カシヤス「それと、長い付き合いだ。そう水臭いこと言うな」

 リオ「うーん、萌えポイントナイナス5」

 カシヤス「逆に萌えられても困るけどな」

 リオ「ま、一度顔を見るのも悪くないかもしれないわね」

 カシヤス「そうだな。紹介するのも悪くない」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ