リアルファンタジー終 2
草原に青空。相変わらず他には何もない。
が、人はいる。顔見知りが。
カシヤス「かなり理不尽に淘汰された割に元気そうだな」
リオ「逆にそういうところも想像できないけどね」
優「一応、一回へこんだけどな」
アルル「復帰早かったけどね」
優「そこは長所にしておいてくれ」
メンバーはカシヤスとリオ、さらにルリベラ、ルカ、シャロンだ。
ルリベラ「イチャイチャしてんじゃないわよ」
シャロン「私はするぜ」
ルリベラ「やらすと思う?この糞虫が」
優「そっちも元気そうだな」
カシヤス「少し語弊はあるが、まあ細かいことはいいか。キャラ設定も含めてな」
ルカ「見てんじゃねぇよ。俺だってなぁ、ちくしょう」
優「過程が見れなかったのは心残りだな」
リオ「じゃ、その流れで修行の過程も省こうか。三系統すべて完璧にすることは可能だ。イメージだけだからな。特にそういう規制はない。が、おまえらは無理する必要もないだろ。優が攻撃とスピード、飛鳥が防御、アルルはスピードが妥当だな。ちなみに、蘇芳見解だ。慰めではないが、完璧にすればいいというものではない。イメージというと汎用性を感じるかもしれないが、これほど個性が出るものはないだろうな。下手するよりは個性を生かした方が利口だ。まあ、やりたいというなら止めはしないが。その時は蔑みの目で見てやろう。後、人は日々変わるものだ。つまりイメージも変わる。その時は固執せず臨機応変に対処することだ」
優「蔑みの目で見るんだな」
リオ「現実逃避する馬鹿に付き合う程馬鹿ではないからな」
優「なるほど、言われた通りにするか」
リオ「今はその方が身のためだ。じゃ、修行はこれで終わりね」
優「これ終わったらもう会えないんだよな」
リオ「そうね」
優「そう、か」
リオの後ろではカシやんがルリベラとシャロンに揉みくちゃされ、ルカは体育座りでネガティブなことをぶつぶつ言っている。初期設定からだいぶ変わったものだ。人生何が起こるかわからない、主に事象の方に捉えがちだが、キャラが変わったりするのも含まれるようだ。
優「俺はあんまり変わってないな」
リオ「あなたは愛と平和、よりはフリーダムの方ね」
優「懐かしいな、その言葉」
リオ「まあ、最期はああなったけど応援しるわ」
優「マジで?」
リオ「マジ、マジ」
優「そうか、それはよかったよ」




