表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
FreeDom  作者: ユユキ
真・世界
70/138

無情


一週間後。その辺の大通り。

目の前では何か暴動的なことが起きている。

最近多いらしく、もうそっち側じゃない奴も正当防衛ということで暴虐の限りを尽くしている。

 アルル「ここで御一つどうですか」

 優「ロジックで動かれたら何言っても無駄だろ。そうなると、ロジック、つまり世界ごと変える必要があるな」

 アルル「壮大だね」

 優「まあ、いいアイテムがあったりはするがそれでも二極化か」

ちなみに、蘇芳から貰った『木』のデータチップのこと。

 アルル「今後の方針としてはどうするの?」

 優「詰め込み過ぎはよくないって言うからな。第一段階としては、このデータチップもありだろう。何か精神的に煮詰まっている気がするし、少し刺激を与えてやらないとな」

 アルル「おお、見事な上から目線だね」

 優「愛だよ、愛、愛。俺は愛と平和の伝導者だからな」

 アルル「いつの間にそんなものに」

と、そんなことを暴動を眺めながら言っているとサイレンの音が鳴り響く。

やって来たのは数台の車。ちなみに、パトカーなどではなく普通の車にサイレンを設置する方のやつだ。

暴動はあれよあれよと収まっていき、張本人達は捕まることなくそれぞれ散り散りに去って行く。

まあ、特に信念を持ってやっているわけではなかったのならこんなものだろう。

 優「よう、久しぶり」

 アルル「ほぼ初対面でフレンドリー過ぎる」

 優「モットーだからな」

声を掛けたのはシノだ。

シノの他に同い年ぐらいの男女一人ずつ。ちなみに、シノは俺と同じぐらい。

言うならば、シノグループというところか。

 葉「なんだ、なんだ?」

 香「相変わらず、うっとおしいわね」

 葉「相変わらず、ドSだねぇ」

 シノ「執行部でいいのか?」

 優「いや、飛鳥とはそういう関係じゃない」

 アルル「もっと深い関係ということだね」

 優「まあ、そうだな。最近ツンデレ過ぎて困りものだが」

 シノ「な、そうなのか」

 葉「相変わらず、わかりやすいな」

 香「うるさい」

 葉「二人揃って」

 アルル「みたいだよ」

 優「まさか俺が色恋沙汰に巻き込まれるとはな」

 アルル「あの時引き篭もっていたらなかったかもね」

 優「おう、感謝感謝」

 シノ「えっと、用がないならもう行くけど」

 優「いや、ちょうどいい。協力するぜ、いろいろ。それと、言うなら保護者みたいなものだ。むしろ応援しよう。ああ、茶化しているわけじゃないぞ。これであいつがもう少し素直になれば、俺にとっても万々歳だ」

 アルル「本人聞いたら殴られそうだけどね」

 優「はは、むしろそっちの方がかわい気はあるけどな。今よりは」

 シノ「まあ、邪魔する気がないならいいよ」

 優「意外に話がわかる奴で何よりだ」

 アルル「意外には余計だよ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ