序章 6
警察本庁内。わざわざその内部に私達の拠点がある。
ダン「相変わらずあからさまだな」
ネクラ「姉様、恐い」
飛鳥「あなたは帰らなくていいんですか?」
ネクラ「へへ、私はいらない子ですからね」
周りの見る目が冷たいのは当然だ。先のようなことがまったく同じシチュエーションでよくあるからだ。
まったく同じ、つまり私達が必ず絡む。
ダン「じゃあ一緒に来るか?」
ネクラ「ありがたや、ありがたや」
飛鳥「何か献身的なことを言っていた気がするのですが」
ダン「冗談ってことだろ。もしくは、そう思わないとやってられないとか」
飛鳥「まあ、別に止めはしませんが」
ネクラ「ありがたや、ありがたや」
飛鳥「見ての通り、結果は同じと思いますよ」
ダン「そうでもないさ。少なくとも、話し相手はいるだろ?」
ネクラ「ありがたや、ありがたや」
飛鳥「それでもお勧めできないのは、あなたの方がわかっていると思うのですが」
アカシャ「まったく、そうやって慣れたとか言って妥協されるのが一番不愉快だわ。ジジィもとうとう惰性人形の仲間入りとは、嘆かわしい話ね」
と、後ろからアカシャが声を掛けてきた。
アカシャ「ここじゃあれだし、さっさと行くわよ」
ダン「相変わらず自由だな」
アカシャ「おまえにはやれと言われても無理だろうけどね」




