序章 4
飛鳥とダンはネクラと共に去って行き、この場に残ったのは俺とアルル、食人少女だけとなった。
桃花「『とうか』だ。ちなみに、これは天の声であって私の意志ではない」
優「自分の意志を持て、と言いたいところだが、それなら仕方ないな。臨機応変、そういう例外があるから人生は面白い、ということにしておこう」
アルル「もういつもの利便性にした方が早かった」
桃花「さて、実家に帰るか」
優「へぇ、意外だな」
桃花「人生踏んだり蹴ったりで、自暴自棄になってこんなことをしているとでも思ったか?」
優「まあな」
桃花「理由は純粋な快楽だ。もはや娯楽と言ってもいい。考えてみろ、テレビを見ないやつでも本は読むだろ?娯楽がないとかなり悲惨だぞ。少なくとも私は考えられないね。つまり、これをやめることは不可能だ。おまえがどうしたいかは知らないが、止めたいなら殺し合いだな。後でぶちぶちやられるのは不愉快だ。殺るなら相手になるぞ」
優「それは早計だな。いろいろと」
桃花「どう転んだところで感動的にはならないぞ」
優「安心しろ。そんな話、今まで一度も出てきてないからな」




