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FreeDom  作者: ユユキ
仮想世界
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試練 2


屋上からそのまま現場に向かう。

その道中は悲惨なものだ。ブレス攻撃などではなく、杭、爪、牙による惨殺。死体とも言えないものが辺りを飾る。今も喧騒は止まない。

 連「楽園がとんだ有様だ」

電脳印からハンドガンを錬成する。そして次元印を開放し次元の力を付与する。

それをベラに向けて撃つ。ベラまでの距離約100m、ハンドガンの射程距離としては遠いが次元印のおかげで問題はない。

結果、ベラの胴体に見事に命中。胴体に大きな穴が開き、ベラはそのまま消滅した。

 リンネ「実は私のおもちゃ箱だった、というオチだ。少しけしかけたらバカみたいに全員木の中で現実逃避か。こいつらにとっては、何も考えないことが一番らしい。その究極形が夢の中。ざっと見たが、最初数パターンあったのも最終的に一つになった。子供を産んで育てて死ぬってやつだ。どんなに取り繕ったところで、もはや獣と大差ないな。故に、おもちゃになるわけだが」

次元の穴から出て来たリンネ。やっぱり来た、という場違いな嬉しさを感じていたりする。 

 リンネ「しかし所詮は霊子実験体か。もう少し引っ張ってから蹴落としたかったんだが。ちなみに、龍は二匹いる。つまりもう全滅だな。そして龍は霊子体の試作段階みたいなものだ。護らせていたのはついでだ」

 連「じゃあ後二人だけになるのか?」

 リンネ「あいつは戦わない。私だけの相手をすればいい。その前に趣向を用意しておいたからな、そっちの相手でもしていろ」

リンネがまたスイッチを取り出し、そして押す。

 リンネ「後でな」


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