優 解放者への道4
ドーム入り口。
優「よう、ずっと待っていたのか?」
アシェル「また来るとは思っていたからね。それも割りとすぐに」
優「なのに放っておいたのか。優しいな」
アシェル「甘いってことですか?」
優「いや、そのままの意味だ。そういうゆとりがあるのはいいことだから、むしろ褒めているぐらいだ」
アシェル「その辺りは後々、それより非常に気になることがあるんだけど」
梓「押忍っ、紹介しよう、私の師匠だ」
優「これもそのままの意味でそういうことだ。これをダシに入れてくれた方が助かるが、なんなら手解きだけでもいいぞ。場所は外でも中でもな。理由は解放者だから、というところだ。選択に行き詰まってるなら、増やしてやらないとな」
アシェル「そうなのか?」
梓「ぶっちゃけちゃうとね」
アシェル「そうか」
優「おまえの方が長いのにな。俺が言っていたことが少しは実感できたか?批判せずマイルドに言うとだ、おまえらは俺達に関心がないんだよ。そちら側に合わせなければ、無条件で排除される。その一点張りだ。手を出されなくても、無視されるのは寂しいものだ。この世界に不満があることなんて、初対面でもわかることだろ?いや、わかっていたが目を瞑っていたとみた。まあ、それも無関心ということか」
アシェル「……」
優「悪まで俺の意見だからな、煮え切らないのは理解できなくもない。俺的には反論の一つや二つは聞きたいけどな。そうすれば、案外ベタベタに仲良くなるかもしれないし。定型文だけじゃさすがにな。ギャルゲーじゃないんだから。って、ことでここは手っ取り早く本人に聞くとしよう」
梓「残念だよ、親父」
アシェル「そうか、仕方ない。君達を歓迎しよう」
優「そうそう、考えることはいいことだ。こうして話さなければ、それすらしなかっただろ?」
アシェル「否定はできないね」
優「少し贔屓目な言い方になっているが、要は対等にさせたいだけだ。後は、会話ぐらいしようぜ。まあ、これに関しては身内でも散々か」
アシェル「体現してしまった身としては手痛いところだね」
マルタ「そろそろ行った方がいいんじゃない?いろいろと」
アルル「そうだ、そうだ。台詞ないぞ」
エド『先生、俺もっす』
優「じゃ、オチたところで行くか」




