優 解放者への道3
と、珍しく感情的なものを入れてみたが結果は惨敗。
絶賛、海上に寝っ転がっているところだ。
アルル「中々勝てないね」
優「まったくだ」
マルタ「で、どうするの?」
優「あれだけ拒絶されたらな、ヤル気失くすわー」
マルタ「違うルートもあったりする」
優「それは興味深いが、何だかんだで俺の知り合いがほとんど死んでることに気づいたわけだ」
アルル「それはひどい話だね」
優「まあ、こっちも殺したりしたが、原因を突き詰めればあっちにあるわけだし、少なくともフェアにはしてもらわないとな。今は明らかにこっちが不遇だ」
マルタ「つまり変えないってこと?」
優「そういうことだ」
マルタ「そうなると、あの街に入りたいわけだけど。ちなみに、私をアテにされても困るかな」
優「静かに入るとか」
マルタ「それは厳しそうね。あの壁はバリアになっていて、入り口は一つ。もちろん、入り口はアシェルに監視されている」
優「じゃ、気長にいくか」
アルル「それはいいとして、しばらくこの海上にいるにしてもやることないね」
ちなみに、海上はドームがあるだけで見渡す限り地平線だ。
優「よし、多めにいくか。と、いうことでさっそくいくとするかな」
マルタ「しつこくしていたら心を開く、っていうやつ?」
優「そうなれば楽だが、今回の場合は無駄だろうな。それができれば抑止力に殺された先人も苦労しない。何度もやってればその内いける、ってやつだ。とりあえず、アシェルが心を開く以外の選択肢でも探さないとな。死なない程度に。しかし、おまえらの助力には感謝しないとな。特に霊子体の再生能力は今の俺にはドンピシャだ」
マルタ「それはお役に立ててなにより。はっきり言って私達は脱落組だからね」
優「そう悲観するな。俺はこっち側に必要悪や自殺志願者は入れたくないな。あれは違う。もちろん、積極的に改心するなら途中からでも歓迎するが。もっとより良い未来を見ようぜ。俺一人じゃ、残念ながらこの様だ。無論、一人では何もできない、とか言う以前に自分の力を付けるが」
マルタ「ここに入ってから語るね」
優「そのぐらい俺も身が固まったということだ。ここでおしゃべりキャラ復活もいいかもな」
そんなことを言っていると、ドームの方から再び梓がやって来た。
マルタ「どうやらアテが出来たみたいね」
優「ここは俺のフレンドリー勝ち、ってところか」
アルル「中々初対面であそこまで突っ込めないからね、一般的には」
優「それは寂しい話だ。一般人ももっとフレンドリーになれば、案外簡単にいくのかもな。むしろ、いろいろ批判したが問題はそこだけな気もするぐらいだ。身内で固まらず、もっとグローバルにいってほしいものだな」
マルタ「こっち側でも希少だと思うけどね」
優「いっそ、そういう宗教でも創るか。ちょうどそういうネタもあったし」
マルタ「ポジティブね」
優「まあな」




