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War Ensemble/ウォー・アンサンブル ~戦争合奏曲  作者: 改案堂
第一章 War ensemble/ウォー・アンサンブル
29/144

029 tr25, machinery/組織、構造

※今回は国家制度や情勢の説明文なので、読み飛ばしても問題ないです。

 むしろやらかした感が半端ない。



――――――――――



アウストリ帝国内で自治を認められた国家はおおよそ絶対王政の貴族制度を採用し、王族を中心とした官僚機構が成立している。

外交権・軍事権は国王を頂点とした国の専売特許、徴税権は一部譲渡、貴族に子孫への継承権は建前上なく、選抜試験や面接!を通じて任命される。


外交、軍事、内務で各1名の3公爵(Herzog/ヘルツォグ)、将軍や道州レベルの管轄官吏などで25侯爵(Furst/フュルスト)、将校・都道府県クラスの大規模領地経営を約250伯爵(Graf/グラーフ)、士官や市長・村長・地区長など小規模領地経営は10,000を超える男爵(Freiherr/フライヘール)・騎士爵(Ritter/リッター)・準爵(Edler/エードラー)を擁し、国家運営に勤しむ。

国民は全員が登録制で、登録のない者は流民・旅客扱いとなり行動の都度高い税金を支払う。


一見日本の民主主義に近いが、一般国民に参政権はなく三権をすべて王族による運営で担う点が大きく異なる。

ただ王族もまた血統主義ではなく簡単に廃嫡や養子など入れ替わりが激しく、また客観的な成績評価と審議を受ける身のため、安穏とできる立場ではない。

コネクションや容量の良さも含めた実力主義と云うべき、下手な民主主義国家よりもよっぽど厳しいシステムだ。

頻繁に収支報告や素行調査も実施するため腐敗や反乱は少ないそうだが、こりゃ王様大変だわ…


アウストリ以外のマジヤル王国、イスパノ王国連合はそれぞれ別のシステムを採用し、マジヤルは昔ながらの封建制(貴族に領地領有権・軍事権、継承権を認める)、イスパノ王国連合は貴族による選挙制とそれぞれ異なるものの、あくまでも最高主権は帝国が持つ。

これは当時帝国成立に奔走したアウストリの代表王族夫妻がその骨子作りに大きく寄与したとか。

肝っ玉女帝として恐れられたグランドマザーと、転移者の旦那の努力の賜物だ。

制度的に安定してからは経済の余裕も生まれ、産業革命こそ起こっていないものの世界大戦には至らない絶妙のバランスが出来上がり今に至る。

ちょっと突いたら奈落の底一直線な気もする。



――――――――――



アウストリの名乗る帝国は便宜上名前を変えていないだけの、連邦国や合衆国、連合国とほぼ同じイメージだ。

フルヴァツカはアウストリ帝国傘下で自治権を認められている国家の一つ。

他にいくつか自治権を持つ国家が集まったアウストリ帝国を中心として、同盟に近い半独立の形で、西部にアッペンニーニ小国群とイスパノ連合王国、北東にマジヤル王国が並ぶ。

この3大国を束ねた総称がアウストリ=マジヤル=イスパノ三重帝国だ。


三重帝国と国境を巡って対立するのは大まかに

・スペインに相当するイスパノ地域とフランス=フローリア共和国

・ドイツ南部=アウストリ帝国・ハンガリー=マジヤル王国と北側を接するドイツ北部/ポーランド=プロイセン帝国

・ハンガリー=マジヤル王国と内海覇権争いする北東全域の覇者・ロシア=神聖ルスカーヤ帝国

・南部の小国家群はほぼ小競り合い

但し現在はルスカーヤからの大攻勢に対抗するため、プロイセンとは休戦協定期間中。


大規模国家群であり長距離の戦線を抱えるものの、兵士の数は多い。

・特殊能力や大規模魔術戦を展開するUMA(überMenschlich Aufteilung/ウーバーメンシュ アウフテルン=超人兵団、未確認動物とは違うよ)

・最大規模の歩兵部隊で編成されるSTD(StoßTruppen Division/シュトース・トルッペン ディビジョン=突撃歩兵大隊、白い鎧着た銀河のクローン兵団じゃないよ)

・最新兵装と高度な戦術で他兵種と連携をとるJAM(JägerAufteilung im Mechanisiertes

イエーガーアウフテルン メカニシエルテス=機械化猟兵団、ちと苦しいか)

など、他にも精強な兵種を抱え、三重帝国は独立を保つ。

構成要素として重視されるライカンスロープは軍属が多く、従って同国内での一族の認知度は比較的高い。

また徴兵制をとり、一般国民は男女問わず18歳から24歳の期間内で少なくとも2年間は兵役に就く必要がある。

当然、最前線で戦闘にも参加する。

このため帰属意識は強く、体格の良い人も多い。



遺伝型式について、確認されただけでも巨人や小人、魔術要素に有利な系統などはある。

一方ライカンスロープの遺伝は既に数万人を数え、もはや多型の一つと云っても過言ではないものの、この系統は外部から持ち込まれたものだ。

他の地域でどんな系統が発生しているか不明だが、これはSSSR(共産主義国)も不測の事態に違いない。

表立った任務の遂行は控え裏で手をまわしているのは、この予想外の戦力も要素の一つだろう。


ちなみに緑の肌や青い髪は見たことない。



――――――――――



パーティに集まったご親戚方の話を総合すると、こんな処らしい。

長いな。

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