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プロローグ① 伝説の始まりでした

書いちゃった....書いちゃったァァァァァァァ!!!あはははは!!!


よろしくお願いします!


ブックマーク、評価ぜひ是非!

俺はごく普通の村人だった。普通に暮らし、普通の〝ステータス〟に普通な両親。これと言った出来事はこれまで生きてきて一度もない。俺は優れている訳でもない。──普通だった。


でも、普通な俺は普通の生活を飽きてしまった。何か刺激が欲しいと願った。すると俺には遂に普通じゃない出来事が起きた。


それは──何も無い空間に突然居たことだった。


「ここは....?」


最初は焦った。急に突然な所にワープしていたのだから。歩いても歩いても光は見えない。見えるのは自分の体だけだった。俺は何もすることが無かったからとりあえず走った。走って走って......死ぬほど疲れてても走り続けた。でも自分の視界に写ったものは真っ黒な空間。


でも俺は思った。これは普通では無いと。普通だった俺にも普通じゃない出来事が起こった。だからとりあえず普通じゃない事をしてみた。


自分の指を折ったり。爪を剥いでみたり。


「ぐっ....!!!」


痛い。けど、普通ではない事をした。でも、普通ではないけど狂っている事に気づく。そんな自分になりたい訳じゃない。


...昔、絵本で〝怪人〟が街を襲うと言う何とも残酷な事が描かれていた。でも〝能力者〟達が怪人を倒して、街の人々を守ったシーンが描かれていた。


──怪人。その存在は別次元から俺の住む星へやって来た存在。怪人は既に何千体と言う数が星に住んでいるのだろう。その怪人たちは人を殺し、犯し、拷問したりする。そんな奴らを倒すべく〝冒険者〟や〝能力者〟とか〝使徒〟達が動いている。人々は安全とは言えないが、とりあえず能力者などがいるおかげで安心といえば安心だ。でも能力者達の中にも悪い奴らはいるのだが...


そんでもって、俺は怪人を倒したい。人々を守る存在になりたい。


──能力者。その者達は100人に一人が一人一人違う能力や似ている能力を持っている。その能力は凄まじい程に強力で、能力者達が集まる学園と言うのがあり、そこで能力などを極めて世界に名を残す人物達が多くいる。能力者は皆それぞれの学園に行き、日々鍛えている。


そこに俺も行きたかった。でも、俺は能力を持っていない。


なら──と、俺はこの普通じゃない空間で力をつけ、能力を手に入れようではないか。


能力は生まれつきで、普通手に入れようとしても手に入れられない代物なのだ。でも俺は挑戦してみようではないか、と思ってしまった。


そこから長い長い修行が始まった。とりあえず肉体を鍛えていった。ランニング、腕立て伏せ、腹筋、反復横跳び、ジャンプ。これを疲れても続けた。


俺はこの何も無い空間で〝美味しいお肉〟を強く思い浮かべた。すると手元には美味しそうなお肉があった。幻覚か何かかと思ったが、食べると確かに美味しいお肉の味がした。他にも強く思い浮かべた。思い浮かべた中で唯一現れなかったのは、生き物だった。つまり生物以外の物だったらなんでも出てくると分かった。まるで夢のようだった。


そこから俺は飽きずに修行を始めた。ここに来てから何日経ったのかは分からない。時計類も使えない。とりあえず修行を続けた。


何年たっただろうか。いや...そんなのどうでもいい。今、剣の修行をしている。何か掴めそうな気がした。でも、その何かを未だに掴めない。何が足りない?速さ?威力?技?──全てだ。普通の俺には普通のやり方しか思いつかない。だから、普通では無い剣の使い方をしてみた。──逆手持ち。それを剣で行う。長い剣でだ。危ないかもしれない。でも、こっちの方がなんかしっくりくる。


すると何かを掴めた気がした。それは──回転斬り。回りながら且つ、浮遊しながら斬る動作を何度か行う。

剣が刺さったりしたが、傷はこの空間だと物凄いスピードで回復していく。痛い物は痛いのだが...


回転斬りを何万回と繰り返したことでまた新たな技が閃いた。


そして何年?何百年?分からない。でも剣の修行を怠らなかった。今の俺は強いだろうか?


ランニングなどをしていると筋肉がつく。でも、マッチョって程ではない。正直このまま同じメニューをこなしていたらマッチョになるのではないだろうか......俺はマッチョにはなりたくは無い。でも肉体強化の為だ。一応今までのメニューと一緒にしておく。


メニューはランニング5時間。腕立て伏せ100回。腹筋100回。ジャンプ1時間。これを毎日やっている。正直メニューをもう少し変えようかと思っていたりする...


「にしても...本当に──楽しいな」


俺は修行をつまらないだとか一度も思ったことがない。修行をしていくと自分が強くなるのが分かる。その実感が堪らない。逆に楽しい。剣技は今のところ一つづつ練習をしている。技はどれも未完成だと思っている。今は一つ一つの技を完成させる。限界を超える!!


それから剣の修行をして行った。一つ、また一つ技が完成されていく。俺は達成感が溜まらなく気持ち良かった。まだ剣技は有限!!もっと!もっと!もっと!!


「もっとぉぉぉおおお!!!」


楽しくて声が出てしまう。今の俺は──最高に気分がイイ!限界だと思っても技をどんどん積み上げていく。限界を超えてこそ技は強くなる。いつまでも同じ場所で戸惑っていたら何だってそこでレールは止まってしまう。限界を超えるとレールがまた次から次へと現れ、道となる。道は無限にある!!完成に至ったその先は──美しい道が共に広がっていく!!


剣の修行をして約何千年たったであろうか?まだ見えない。剣の終わりが...!!まだまだ強くなれる!


そして俺は剣の修行を終えた。完成した技は僅か20個。既に何億年と経っているだろうか?長かった。でも、これで終わり?まだ──終わりたくない...!!


次は体術を極めていく。体術が出来なくて、武器が無くなればその人間は無力と化す。なら体術を極めるべきだ。腕立て伏せなど筋肉はある程度あるし、身体の悲鳴などもう関係ない。


まず、動きに関しては問題ないと言えよう。でも、その動きは剣を持っていた時の話だ。武器がない以上、同じ動きをしても何かしらの隙が見えてくる筈だ。その隙を作らない為に、考える必要があった。


どうすれば拳で且つ、素早く移動しながら怪人共と戦えるのか。


俺はとりあえず実行に移す。シュミレーションしながら動く。シュミレーションはまず、二対一。


シュミレーション──開始。


俺はとりあえず目を瞑る。そして怪人の動きを俺なりに再現してみる。まず二体が襲い掛かってくる。右腕に力を込め、俺の顔目掛けて殴ってくる。それを俺は躱す。


「っ!!」


しかし、そこにはもう一体の怪人が居た。ダメだ。これじゃあ全然ダメだ。自分でシュミレーションしてても、やはり俺より強いのだろう。たがらあんな感じで怪人は攻めてくる。俺ながら凄い想像力だ。


とりあえず先程のシュミレーションでの対処方法を身に付けておく必要がある。まずそこからが課題となる。絶対に体術を極めてやる!!誰にも負けない強い男になってやる!!



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