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3話 睡眠の重要性

今回のステータス表示は雪乃です

 

 ━━━宿屋リルフ━━━


 ハイリルの扱いなんだが。

(ああ、俺が使うんだよな?)

 そうなんだが抜き方が分からないんだよ、

 お前は分かるんだよな?

(分かりはしない、ただ、試してみたい事が何個かある)

 じゃあ、変わってくれ。


 ”所有権の変更を確認”


 あんな事を言った手前何も考えてないとか言えないな。

 えっと、取り敢えず魔力流してみるか。


 雪乃が魔力を少量流すと魔石が光った。


 おっ、いけそう、このまま捻って見るか。


 魔石がついてる方を時計回りに回した、するとあっさり抜けた。

 片刃の直刀。

 刃はほんのり青く美しい。


 意外と簡単に抜けたな、

(そうだな、ほー、これミスリル鋼使ってるのか)

 鑑定してみたけどこれミスリル鋼じゃ無くてミスリル合金らしいぞ。

(ミスリル合金を銀貨4枚か、いい買い物したな)

 まだ時間あるなら森で練習してきていいか?

(ああ、時間は余裕だな、日用品買ってからでいいか?)

 そういや日用品買うんだったな。


 ”主導権の変更を確認”


 宿を出て商店に向かって歩く。


(日用品はどこで買うんだ?)

 レイン商店って所だ。

(へー)


 ━━━レイン商店━━━


 広々とした店内にはあらゆる物が売られている。

 本やポーション、香辛料、干し肉に至る冒険者の必需品から、雑貨、家具に至るまで。

 本当に何でも揃いそうだ。


「いらっしゃい、なにをお探しで?」

「今日は干し肉と本を買いに来た」

「どんな本をお探しですか?」

「日記を付けようと思ってな」

「なるほど、でしたらこちらなんてどうでしょう?」


 店員が取り出したのは飾りの無いシンプルな皮表紙のノート。


「いただこう、ついでに干し肉は三日分で頼む」

「承知致しました、合計で銀貨7枚になります」


 料金を払い店を後にする。


(なあ、干し肉そんなに買ってどうするんだ?)

 山篭りだ、お前のな。

(うっそ、マジで?)

 取り敢えず森に向かうぞ。


 ━━━ブエサ大森林━━━


 ”所有権の変更を確認”


(取り敢えず、食料は三日分、1日目に武器に慣れて、2日目からはゴブリンの集落に特攻をかけろ)

 鬼畜ぅ

(は?)

 さーせん

 …取り敢えず型からかな?

 でもなぁ、ほとんど型、教えて貰ってないから出来ないんだよなぁ

(目的は武器に慣れる事だから何でもいいだろ)

 だよねぇ


 大木に向かい目を閉じ杖抜きを逆手に握る。

 杖の先を地面に付けると雰囲気が変わった。


「…フゥー…ハッ」


 呼吸をした瞬間。

 左足が地面を蹴った、

 と同時に大木が”べキッ”という音を立て折れる。


「…月影琉、壱ノ太刀」


(お前、慣れる必要とか無くね?)

 いや、そんなことも無い、

 動きが良すぎて、制御が難しい。

(ふーん)

 まあ、コツは掴んだから大丈夫。

(武器に慣れたなら次は魔法だな)

 氷弾アイスボールか?

(それの上位版の氷散弾アイスショットってやつだな)

 詠唱は?

(あるが、お前の場合、詠唱は重りになってる気がする、それにまだ制御が完全に出来てないからそっちが先か?)

 制御が先かぁ、それより重り?

(ああ、詠唱ってのは威力や魔力の消費を一定にするんだ、だから元々魔力が少なくてもある程度の威力にはなる、だけどな、魔力が多いと逆に消費も大きくなるんだ)

 ?なんで?

(んー、どんなに魔力が大きくても小さくても全体の魔力を10とする、そっから詠唱だと1使うんだよ、)

 あー、元が百以上あっても、一律十分の一使うから大きくなるのか、あれ?、でも、消費魔力が多くなると威力も大きくなるんじゃないのか?

(さっき言ったろ、魔力も威力も一定になるんだよ、魔力の消費は十分の一?で威力が5から10くらいなんだよ)

 ???ふーん。

(お前の場合元の魔力が1万くらいあるから消費が異常なんだよ、それに加えて魔力の制御のやり方が悪いから無駄に消費してるんだ)

 んー、まあ、何となく分かった

(んで、こっからが本題だ詠唱には無詠唱と短縮詠唱、完全詠唱がある、昨日教えたのは完全詠唱だな、無詠唱は魔力の制御のみで魔法を使う物だ、さっきも言った気がするが魔力の制御を上手く使えないと難しい、というわけでこれから魔力の制御を上達させるからスパルタに行くぞ)

 うへぇ

 はぁ、で?何をすればいいんだ?

(取り敢えずは、掌ぐらいの大きさで氷を作れ、それを浮かせる様になるまでひたすら続けろ)

 分かった。


 この修行、聞いた感じだどそこまで難しくは無さそうだが、

 実際は空気椅子を1時間以上行う様な苦行である。

 まず掌くらいの氷を作るだけでも苦戦する。

 作り出せるようになるまでに3時間以上かかった。

 この段階でスキル”魔力制御D”が”魔力制御B”に上がった。

 さらに動かせるようになるには魔力を糸のようにして、それを繋げるこの魔力の糸は常に作り出しておかないとすぐに切れてしまう。

 それらを無意識下で操作できるまで練習し続け夜を迎えた。


「だぁぁぁぁ、全然寝れねえ!!」


 雪乃の心の叫びが月明かりに照らされた森に木霊する、修行が終わり眠ろうとするが眠れない。

 それもそのはず。

 木に寄りかかり、目を閉じるだけで寝れる現代人はいない、それも一重に寝心地を追求し発展させたせいともいえる。

 服に関してもだ、布の目も粗く保温性に欠けるし、粗いから肌に当たる部分がチクチクしている。

 そんな事を知らずにカルミナは眠っているのだろう。


 初日は疲れを残したまま終了した。

ステータス

名前 十六夜雪乃

加護 星の加護

スキル 杖術A,魔力感知D,魔力制御B

魔法 氷弾アイスボール,創氷メイクアイス

魔法系統 水

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