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剣と魔法の異世界転生  作者: みくた
第一章
5/5

5話

別キャラからの視点があります。

――――――――――――――――――――――――――

俺は今、街を目指している。

かなり歩いているが街にたどり着けない。日も落ちかけ始め辺りが暗くなり始めている。


(今日はもしかして野宿か?)

そう思いながらも俺は歩く。しばらく歩いていると人影が見えた。何かしているようだ。俺は近づいて木の陰から覗いてみる。どうやら女の子のようだ。

俺は彼女が何をしているか観察する。すると彼女と目が合った。


「そこの木に隠れて私を覗いている人は誰ですか?」

そう言われて俺は彼女の目の前に出る。そして彼女を見る。

見た感じ13歳くらいではないだろうか?さっきは暗くて見えなかったが頭の上に普通の人間にはないものがついていた。そう獣の耳である。見るからにして狐の耳のようである。

モフッてみたい…なんてことを考えていると彼女が口を開く。


「もうすぐ暗くなって危険なのにどうして貴女はこんなところに一人でいるんですか?」

と尋ねられる。俺は村から街を目指してきたが道に迷って街までの道がわからないと彼女に話した。大体似たようなことだし大丈夫だろう。


「そうなんですか、もしよければ私、これから街に戻るので街まで案内しますよ?」

彼女は俺にそう言ってくる。


「あぁ、じゃあお願いする。俺の名前はアリアだ。よろしく。」

そう言っておれは彼女に手を差し出す。


「わ、私はフェレって言います。フェレと呼んでください。こちらこそよろしくお願いします。アリアさん。」

少し恥ずかしそうにフェレは俺の手を握る。


「危ないですしそろそろ行きましょうか。」

そう言って俺たちは歩き出す。少し歩くと沢山の明かりが見えてきた。


「ここが、私の住んでいる風の街シーフです。」

賑やかそうな街である。街に入ろうと向かっていると門番らしき人がいた。


「私が上手く誤魔化すのでまかせてください。」

彼女はニコッと微笑み俺にそう言ってくる。


(可愛い…)

俺は不意にそう思った。


「おぉ、フェレ。森に出かけてたのか。」

門番がフェレにそう言う。


「はい。そうです。ギースさん今日は見張りのお仕事だったんですね。」

フェレがそう言う。見た目30代くらいだ。


「あぁ、そうだ。ところでさっきから気になっていたんだが、フェレ、その後ろにいる子は誰なんだ?」

と門番ことギースはフェレに尋ねる。


「この方はアリアさんです。今日私が森にいたら偶然会ったんです。村からこの街にきたそうです。」


「そうか、それなら歓迎しないとな。ようこそシーフへ。」

そう言ってギースはニカッとする。


「最近は街の治安が少し悪くなっていて危険だから、気をつけて帰るんだぞ。」

そう言ってギースは俺たちを通す。俺達は街に入った。


「ふぅ、なんとかなりましたね。」

フェレがそう言ってくる。街に入ったはいいが俺は今日、まだ泊まる宿がないのでフェレにいい宿はないかと聞いてみることにした。


「フェレ、ここら辺にいい宿があるところは知らないか?」

するとフェレは何かを考えているみたいだ。少ししてフェレが口を開く。


「でしたら、私の家に泊まるのはどうですか?私一人暮らしなので…」

フェレは俺にそう言ってくる。


(女の子の家に泊まるだと…だが俺は今女だから…)

なんてことを思っていると、


「いいですよね。そうしましょう。ね?」

とフェレは言う。こんなに可愛い子の家に泊まれることになったのだ悪くはない。むしろラッキーなくらいである。


「じゃあ、泊めてもらおうかな…」

俺はそう言う。


「嬉しいです。家にはあとすこしでつきます。」

そう言う。本当に嬉しそうだ。ふんふん~♪ふふん~♪なんて鼻歌まで聞こえてくる。


「アリアさん着きました。」

そう言ってフェレは扉の前で止まる。


「ささっ、はいってください。」

そう言ってフェレは俺の背中を押す。家の中はきちんと整理されていてとても綺麗だ。置いてある家具を見たりしていると、


「色々あって体が汚れているとので一緒にお風呂に入りましょう。」

とフェレは俺に言ってくる。この世界にも風呂があったんだな。日本人の俺としては嬉しい限りである。しかしそんなことを思っている場合ではない、体は女であるが、心は男なのである。

俺はフェレに俺が実際は男であることを伝えることにした。


「フェレ、実は俺、男なんだ。転生して体は女になったけど俺の心は男なんだ。」

俺はそう言った。あって間もないが俺はこれで嫌われてしまうかもしれないとおもった。しかしフェレ返ってきた言葉は俺が思っているものと全く違うものであった。


「私はそんな事なんて気にしません。たとえアリアさんが男の方だったとしても、今は女の子です。しかも私が出会ったアリアさんは女の子、男だったアリアさんなんて私、想像もできません。つまり…過去がどうであれ今があればそれだけで十分ではないか、ということです。」

俺は思う。この子はとても優しい子で他人がどんな事情であったとしてもそれを気にしたりなんかしない良い子なんだと。


「さぁ、早くお風呂に入りましょう。着替えの方は私がお貸しするので。」

そう言って俺は風呂に連行される。逃げようとするがフェレの力が強くて逃げれない。

どれだけ一緒に入りたいんだよ‼と思いつつ俺はあきらめて風呂に入ることにする。

「フェr…」

フェレを呼ぼうと後ろを振り向くがフェレが服を脱いでいる最中だったので俺は慌てて前を向きなおす。


「アリアさん?どうしたんですか?あっ、わかりました。恥ずかしくて脱げないんですね。じゃあ、私が脱がせてあげますね。」

そう言ってフェレが俺の服を脱がせようと俺の服に手をかける。


「大丈夫、自分で脱げるから‼」

俺はそう言って服を脱ぐ。


「それじゃあ、早く入りましょう。」

そういってフェレは俺の背中を押す。俺は自分の体とフェレの体を見ないように注意する。


「うわぁ、アリアさんの体、綺麗です。しかも髪もサラサラで羨ましいです。」

そう言って俺を触ってくる。少しこそばゆい。俺は急いで風呂に浸かった。


(ふぅ…、やっぱり風呂に入ると落ち着くな。)

そんな事を思っていると背中に何か柔らかいものが当たる。見ていないからわからないが

多分きっとこれはフェレの胸ではないかと思う。

そんな事を考えているとフェレが俺に抱き着いてくる。


「ちょ…フェレ色々と当たってるから退けてもらえると助かるな。」

俺はそう言うがむしろフェレにとっては逆効果だったらしい。さらに押し付けてくる。

俺は激しく抵抗する。するとフェレは素直に放してくれた…

と思ったが引っ張られフェレと正面を向く形になる。俺は突然のことでびっくりすると同時にフェレの裸を見てしまう。


(意外とおおきI …)

そうではない、俺は視線を横に逸らす。するとそこに鏡があって自分の裸も見てしまう。


(もしかして、フェレは狙ってしたのか?だとしたら…)

などと考えていると


「私は先に上がるのでゆっくり入って下さいね。」

となにやら満足げに風呂から出ていく。まぁ、色々とあったが今日はフェレと出会えてよかったと思う。もしフェレに会ってなかったら街にも入れなかったかもしれない。

などと考えながら再び風呂に浸かる。数十分ほどして俺は風呂から上がった。


風呂から上がると着替えに白いネグリジェが置いてあった。俺はそれを着る。

風呂から上がるとフェレは先にベッドで寝ているようだった。俺はフェレのところに行く。するとフェレから腕をつかまれた。


「アリアさん、一緒に寝ましょう。」

とフェレはそう言う。俺としては嬉しいが良いのだろうか?と思ってしまう。


「フェレ、俺は床でも寝れるから…」

と言うが、


「ダメです。アリアさんは私のお客さんでありお友達なのでそんなことさせられないです。」

そう言ってフェレは俺をベッドの中に引っ張る。俺はフェレと一緒にベッドで寝ることにした。寝ているとフェレが話しかけてくる。


「アリアさん、明日はギルドに行って証明書を作りましょう。そしてその後に色んな所を回りましょう。」

フェレがそう言ってくる。


「わかった。そうしよう。」

俺はそう答える。


「約束ですよ。では、おやすみなさい。」


「おやすみ」

そう言って俺たちは眠りについた。


****************************

フェレ視点


私の名前はフェレ。今年で13歳になります。私には両親はいません。

正確に言えば街に怒り狂った龍が来てその龍と相打ちになり亡くなったのですが。

どちらとも凄腕の冒険者でした。私も早く追いつきたくて今でも毎日特訓しています。

今日は花を供えるために森に行きました。花を探しているとつい時間を忘れてしまい、いつの間にか日が落ちようとしていました。

気配がしたので辺り見てみると、木の陰に1人の女の子がこちらを見ていました。

私は、

「そこの木に隠れて私を覗いている人は誰ですか?」

と私は言うと木の陰から女の子が出てきました。私はその子を見た瞬間にこの世界の神様である女神アリスのことを思い浮かべました。

彼女の容姿は私が教えられたこととそっくりだったのです。

彼女の名前はアリアさん。村から一人でこのシーフの街を目指しているみたいです。

私もちょうど帰ろうとしていたところなので道案内をすることにしました。

街に入ろうとするとギースさんがいました。

ギースさんは私の両親と一緒に働いていたみたいです。32歳でシーフの街の兵長さんみたです。凄いです。


ギースさんと別れて街に入るとアリアさんが

「フェレ、ここら辺にいい宿があるところは知らないか?」

と言ってきました。あるにはあるのですがなぜかアリアさんを一人にさせたくなくて

「でしたら、私の家に泊まるのはどうですか?私一人暮らしなので…」

と言いました。我ながら恥ずかしいです。

アリアさんに少し押し気味でいうとアリアさんは家に泊まることになりました。

(アリアさんって押しに弱いのかな?)

家に入るとアリアさんは部屋や家具をまじまじと見ていました。

そんなにみられると恥ずかしいです。


私はアリアさんとお風呂に入ろうと提案しました。するとアリアさんは何かを考えているようでした。少ししてアリアさんが自分は男だったと言いました。

私は思います。もし仮にアリアさんが本当に男の方だったとしても、今は女の子にしか見えないし過去がどうであれ今があればそれだけで十分だと。


私がそう言うとアリアさんは何か納得したみたいでした。

そして私はアリアさんをお風呂へと連れていきます。

アリアさんは私の方を見ないように一生懸命にしていました。私が冗談で

「脱がせてあげますね」

と言うとすごく動揺しているようでした。


お風呂に入りますが、アリアさんは俯いたままでなかなかこちらを見てくれません。

少し意地悪してみたくなって、アリアさんに胸を当ててみました。するとアリアさんは動揺していました。急いで上がろうとするアリアさんの腕をつかんで私の体が見えるようにしました。私の体を見たアリアさんは顔を真っ赤にして凄く可愛かったです。

私はアリアさんを残して先に上がりました。


反応を見る限りアリアさんが男の方であったというのは嘘ではなさそうです。でも私としては信じられません。

そんなことを考えながら私はベッドに転がります。

するとアリアさんがあがってきました。薄目でアリアさんを見ますが、白のネグリジェが似合って可愛いと思います。

するとアリアさんがこちらに来ました。アリアさんを捕まえてベッドで一緒に寝ましょうと私は言います。

アリアさんは床に寝れると言いますがそんなことをさせるわけには行きません。

ここは強引ですが引っ張ってでも寝てもらうことにします。

そう思い私はアリアさんをベッドへと引っ張ります。

どうやら一緒に寝てくれるみたいです。アリアさんは村からきたみたいだから街に入る時などの自分を証明するためのギルドカードを持っていないと思うから作らないと…

明日が楽しみです。明日はどんな楽しいことが待ってるのかな?そんなことを考えつつ私は眠りについた。


―――――――――――――――――――――――――

ついにヒロインが登場しました。入浴のところは私の趣味です(“´∀`)bグッ!


まだ記録的な豪雨が続いてるところがあるみたいですね。


これから試験が近いため更新が遅れると思います。

誤字脱字、等がありましたら、報告していただけると幸いです。

続くか心配です(笑) では。


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