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方位組  作者: 高木さゆな
9/14

番外編 大阪の1日

朝起きると、カーテンを開け、大きく背伸びをした。

「んんーっ今日もええ天気やなぁ!」

大阪こと、金太郎はこれが朝の日課だ。

パジャマのままリビングへ向かうと、もう朝食がテーブルの上にならんでいる。

椅子に座り、テレビをつけ、朝食を食べはじめる。

『○○市で連続殺人事件が…』

「連続殺人事件て、こわいなぁ。遠い市でよかったわぁ。」

朝食を食べながら、ぼけーっとテレビを見ていると…

「わわっもうこんな時間や!はよ着替えやな!!」

急いで着替え、玄関をでる。

「いってきまぁーす!」

走って学校へ向かい、チャイムと共に教室へ滑り込む。

「ふぅーっギリギリセーフ!や!!」

チャイムが鳴っているのでセーフではないが彼女にとってはセーフなのだ。

そう、彼女は遅刻常習犯なのだ。



そして昼休み、彼女のなかで史上最大の事件が起こる。

「弁当忘れたぁぁぁっっ!!」

急いで家を出たため、弁当を忘れてしまったのだ。

「うぅ…アズマぁ、少ぉーしだけ…くれへんっ?」

「いや」

いつも一緒に昼食を食べるアズマに媚びるがもちろん無理だ。100%大阪人の彼女にとって、購買で買うという選択肢はないのだ。

「あぁ…死んでまうわぁ…。」

そこに、一人の救世主が現れた。

「大阪ちゃん、お弁当忘れたの?私の分けてあげる。」

クラスの女の子が話しかけてくれた。

「ほ、ほんまかぁ!?ありがとぉなー!!」

大阪は喜んでお弁当を分けてもらった。

「私のもあげよーか?」

さらに、次々とクラスの女の子たちが昼食を分けてくれた。

「わぁぁ…うれいしなぁ…うち、ほんな幸せもんやぁ!」

彼女は、友達の優しさ、そして1食分の食費が浮いたことを何より喜んだ。



そんな小さなことでも感激して喜んでしまうような大阪は、誰もが憎めない存在なのだった。

今度こそ番外編です

今回の主人公は大阪こと金太郎ちゃんだったわけですが

以前、大阪初登場の話で、編集長に

「大阪ちゃんの名前は金太郎でいいのか…?」

と聞いたところ、

「今考えると滑稽だな」

と返って来ました。

滑稽ですね。


ちなみに、この番外編で大阪ちゃんの月先生の絡みがあったんですが、

時間の都合上カットさせてもらいました…


それではここで!

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