第4章
「今日、どこか行くんですか?」
「いや。」
僕とアズマさんはたわいない話をしながら廊下を歩いていた。
「そういえば、西は?」
「あっ。」
「探しに行きますか?」
「別にいいだろ」
「ですよね。」
帰ろうとしたところで西を置いてきたのに気づいた僕らは、思い出したあげく、置いていく事にした。
二人がちょうど生徒会室の前を通ったところで、中から西が飛び出してきた。
「あっ西…」
アズマさんが話しかけようとしたところで、中からもう一人出てきた。
「ちょっとぉー!にっしーくん?早く帰ってよぉ!じゃまよぉ?」
「まぁまぁ、メリーは…ん?」
僕たちが見ていると、藍色のふわふわの髪のツインテールの少女と、オレンジ色天パの少年が出てきて、僕たちに気づいてくれた。
「君たちは?どうしたの?」
「え…?あの…」
左腕に「会長」という腕章がついているので、おそらくこの人が生徒会長だろう。
「あっアズマちゃんに南ちゃん!!」
「早乙女くんの知り合いかい?」
「違います。行こう、南ちゃん。」
即否定して西の目の前を通りすぎるアズマさん。僕もその後をついていく。
「嘘でしょ!?アズマちゃん!!アズマちゃぁぁぁぁぁん!!!」
そうして僕たちは西を見捨てて帰った。
翌日、校門ので挨拶をしている人たちがいた。それは、生徒会の人たちだった。
「おはようございまー…あれ?君は昨日の…」
「おはようございます!!」
話しかけてきたのは昨日の会長だった。僕は目をあわせないように、挨拶だけ済ませてすぐに教室へ向かった。
「あ、南ちゃん。」
行こうとした瞬間、後ろからあの人の声が聞こえ、つい振り返ってしまった。
「アズマさん!!って、え?」
そこにアズマさんはいなかった。いたのは生徒会だけだった。
「そっか、やっぱり君が南ちゃんか。僕の声マネにてた?」
ニコッとほほえんできたのはやはり会長だ。
「え…?あの、何ですか…?」
昨日から一体何なんだ。
「あぁ、ごめんね。僕は生徒会長3年の日立太陽だよ。」
「はぁ…太陽…さん?」
突然自己紹介されてしまった。やっぱり会長だったんだ。
「あ、僕は、秦野みな…」
「あぁー、君が南ちゃんね!私、3年の柏メリット。メリーって呼んでね?」
そう話し出した、やはり昨日のツインテールの少女だった。メリーさんというらしい。続けて、
「副会長だよ?偉いんだよぉ?」
と言った。悪い人ではなさそうだが、なんというか、実に話し方が…ウザい。
「あの、何で僕のこと…?」
僕は、すっかり忘れていたが、なぜ彼らは僕のことを知っているのだろう。
そんな質問に答えてくれたのは、太陽さんだ。
「君だけじゃなく、この学園の生徒のことは、全て知っているよ。」
「え…?」
「あはは!いや、あくまで生徒会長としての意味だよ。」
「あ、そっか…。」
まさか、この人が個人情報とか全部把握してるのかと…。さすがにそんなことはないようだ。
「1―A秦野南、生年月日1月3日、身長162cm、体重…」
「わあぁぁぁぁぁ!!?ちょっと待って、ちょっと!!!?」
嘘でしょ!?まさか本当に全校生徒の個人情報を!?
「ちょっとちょっとぉ~!太陽くぅーん?いじめちゃダメぇ~!!ごめんね、南ちゃん。太陽くんだけだから、こんなことするの。」
そこに、メリーさんが割って入ってきてくれた。やっぱりいい人だ。
「あの、聞いてもいいですか?」
「んんー?なぁに?」
「昨日、生徒会室で会ったとき、何してたんですか?」
僕は、昨日のあれが気になって思わず聞いてしまった。
「あぁ~、実は最近にっしーくんがあそこでうろうろしてたから、ちょぉーっとイジめてあげたの。」
イジめ…て?何で西なんかがあんなところで…。そこで、僕はある事を思い出した。
「そういえば、西がこの間生徒会に憧れてるって言ってました!!」
「えぇ~?あの、にっしーがぁ?ぷーっWW無理無理!!だよぉ~!!」
西…こんな可愛い子にボロクソいわれて…。
「あの、そういえば何で僕は呼び止められたんですか?」
「別に呼び止めてないよ?」
「あっそうですか。」
なんだこいつ。すごいムカつく…。あきらかに僕のことを呼んだじゃないか。
生徒会に遊ばれていることに今だ気づかない、どころか、たくさんの人に高校生活を振り回されていることに気づかない。そこが南の一番の弱点なのだった。
遅れて大変申し訳ない!!!
しかも途中!!!!!
今時間と言う史上最強の敵に襲われて・・・
つまり時間ない!!!
さらに受験とかいう奴が迫って来て内容全く書けないし・・・
4章後半はそのうち投稿します!
・・・そのうち
ちなみににっしー、アズマちゃん、ほっくんの出番はないです(ニッコリ
というわけで今回はここで!
次回もお願いしm(強制終了




