急展開じゃん?
魔法を使いだして六年経ち、ヴァロは七歳になった、六年間ずっと魔法の練習をしており、魔力量は常人の八倍で、七歳でこの量は、規格外な感じな訳だが、ヴァロ自身は、それに気付いていない。
彼女は、炎、風、闇を主に練習していた、因みに闇の魔法とは、鍛えれば、影に潜ったり出来るようになる。
しかし、それ以外の属性の魔法を使っても、何ら問題はなく、最近はそちらも練習していた。
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ヴァロside
俺は、六年間魔法の練習をして来た、それで上達はした、しかしこの世界の基準が良く分からないので、今の自分がどのくらいの強さなのか分からない、今では最初にぶち当たっていた、詠唱の壁を超え、無詠唱も問題なく出来るようになった。
俺には、今とても気になっている事がある、冒険者と冒険者ギルドの存在だ、だが、実力が分からない今、どうしようか迷っている、なので、母と父に外に連れていって欲しいと言ったら、明日連れていって貰える事になった。
今から楽しみでしょうがない、あれ?七歳なのに家一回もでたこと無かったっけ?あぁーこれはヤバいな、はぁ、速く明日になんねーかなぁ。
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「新しい朝が来た!いやったー!」
そうだ、今日は外に行ける日なのだ。
朝ご飯を食べて、支度をし、外に出たら。
森の中だった。
いや、まぁそんな感じだとは思っていた。
家には誰も来ないし、ドアがノックされていると思ったらキツツキだったと母に言われるし。
だが、以外に深い所に家はあるようだ、木が太いし高い、家の周りだけ木がなく、小さいものしかない。
「でっかい木ばっかりだ!」
「そうね、大きいわね。」
「今日は、巨大樹まで行ってみようか。」
き、巨大樹!?ファンタジーワードがまた出てきた。
道中、薬草や毒草、食べられる実なんかを教えてもらった、葡萄のようなものや、梨見たいなのがあった。
巨大樹は、本当にでかかった、幹はさっきの木とは
比べ物にならないほど太く、てっぺんは雲に覆われ見えない、富士山位の大きさだと思う。
その枝の一つに、炎が見えた、じっとみていたら鳥の鳴き声が辺り響き、その炎が飛び上がり、こちらに向かってきた。
がんばるぜぃ!