神世界だとさッ!
目が覚めた時、周りにいつもの日常な無くなっており、一言で言うならば。
『夢の様な感じ。』
であった、だって。
羽がついた子供が飛び回ってるのだから、さらに下を見ると、雲の様な模様?の地面で多少でこぼこしていて、柔らかい、正に雲に立ったらこんな感じなんだろうという地面だった。
「ここは天上の世界じゃぞ、青年。」
「ひぇっ!?」
先ほどの神らしき声とはまた別の、高い声が聞こえてきた。
「儂が先ほどお主をこちらに召喚した神じゃ、北欧や日本の神のような名前は無いのじゃがな。」
俺が振り向くと、そこには、自分の半分程も無い身長で純白と言って良いほど白い髪が肩まで伸びており、その体は古代ギリシャのような服装だった。
「幼女?」
「…儂はこれでも一万年と二千年前から生きとるんじゃぞ!お主なんかよりよっぽど生きとるわい。」
…ネタか?
「真実じゃ!」
少女が怒りながら言い放った、つうか、こいつ俺の考え読みやがった!エスパーか?
「神なんじゃが…」
「所で、何で俺はここに居るんだ?」
「まぁ、その話は、向こうでするかの。」
その視線の先には、普通より大きな木があった。
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木の下で神は語り始めた。
「お主には、異世界に行ってもらう。」
「なるほ…異世界ィ!?」
「あぁ、お主が願った…な。」
時間がかかります