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プロロォグ
スマホからなので投稿は遅くなります
俺はしがない高校生だった、特にこれと言った過去は無い、そう、だった…。
今俺は、とても小さくなっている。
△▼△▼△▼
「暇だ…。」
いつも通りの代わり映えしない毎日を送っていた。
神サマが本当に居るんだったら異世界にでも連れてってくれればいいのに。
そんな事を考えながら、いつもの道を歩いていった。
暫く歩くと、古びた神社がある、いつもの彼なら素通りしていたが、今は気分が違う、賽銭箱に5円玉を投げ入れ、二回手を叩いて。
「あぁ、神サマ仏サマ、俺を異世界に導きたまえー!」
神社なのだから仏に願うのは意味が無いんではなかろうか。
この、作法もへったくれも無いこの願いのせいで、願いが叶うこととなった。
何故分かったか?
「よし、面白そうじゃ、その願い、叶えてやろうぞ。」
だってさやったー。
「えぇぇぇぇぇ!!!」
その瞬間、目が開けられない程の眩い閃光とともに、俺の意識は闇に落ちていった。