5/19
ネガティブ発電所
終末世界。
人類はすっかり資源を使い果たし、自然エネルギー以外で電気を得られなくなった。
暗い世界,とある研究所で
ネガティブを電力変換するネガティブ発電が開発された。しかし、通常の人間ひとりから得られる電力は静電気ほどのもので、それは使い物にならないと評された。
そこで,彼は一躍スターになった。
果てのないネガティブエネルギー!!
彼のネガティブは再び世界を照らす!!
富、名声、力、この世の全てを手に入れた
彼はようやく幸せになった。
同時にみんなが彼をいじめだした。
彼はまた、不幸になった。
みんなはまた、幸せになった。
明るい世界、とある発電所で
未曾有の大爆発が起こった。
過度のネガティブエネルギーが放電されて、
世界が滅んだそうだ。