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雅雄記  作者: いかすみ
第三章 国作り
20/43

20 国作り4

国作り4ある領主の悲劇


その領主は小さい頃から夢をみていた。

『いつかこの国を自分の物にしてやりたい』と願っていた。

そのため勉強もした。

まず強くならなくてはと、家来を鍛えた。

まずは100人。

裸馬に両手をしばって乗せた。

無茶だと止める側近たちもいる。

初めは馬を動かすことどころか乗っていることも出来なかった。


部下達は要領を掴むにつれてうまくなっていく。

すぐに隊列を組んで行進できるぐらいになった。

今度は武器だ。

片手に剣、もう片手に盾を持たせた。

うまくいった。

さらに両手に弓と矢を持たせて見る。

これもうまくいく。

家来達は信じられないものを見せられた。

たずなを使わず戦う兵士など見たことはない。

騎兵と馬弓兵が生まれたときだった。


最初の100人を手本に500人まで兵力を伸ばしていく。

過激な訓練に死者がでるほどだった。

それでも鍛えられた兵士は申し分の無い強さだった。

そして戦闘になる。

歩兵を蹂躙していく騎兵。

盾を持って槍や剣で攻撃するのだ。

勢いもあって相手の歩兵達は草をかるように倒されていく。

そして走りながら、戦場を遠巻きに奇襲を掛ける馬弓兵。

戦いは一方的な虐殺で終わった。


戦いのあとは略奪だ。

興奮した兵達は女や財産をさらっていく。

そこにあるのは秩序ある兵士ではなかった。

人の面を被った鬼だった。

泣き叫ぶ女達、その目の前で殺されていく親達。

阿鼻叫喚の地獄の再現だった。


領主のもとにも戦果が積み上げられていく。

山のような財貨、きれいな女達。

それらを堪能する領主。

それは平凡な人生を狂わせる麻薬のようなものだ。

いつのまにか目的を失ってしまう。

強さゆえにモラルが低下した庶民には悲劇が待っていた。


白国を統一させるという目的を失った軍隊だ。

その先にあるのは快楽を求める悪鬼の所業。

そして、さらに欲を広げていく。

兵力も増強していった。


近隣の領主たちは、その領主と戦うことを恐れていた。

戦っても勝てる気がしないのだから当然だ。

しかし、山賊のように襲ってくる領主。

貢物を出してどうにか事なきをはかるだけだ。

泣く泣く差し出される人質の娘。

地上に魔王が誕生した時だ。


だれかあの魔王を倒してくれと叫びたかった。

そんなとき別の方向からのあらたな侵略軍。

領主はもうこれでなにもかもおしまいだと覚悟をきめた。

これ以上は戦えない。

兵がいない。

そしてさし出すものも無い。

金も人質も魔王に奪われた後だ。

だが新しい侵略者は何も要求しなかった。

ただ従えという。

従ってなにをすればいいのか?

平和に生きるために協力しろと言われても。

不思議におもう領主。

そして始まるあの魔王領主と侵略軍の決戦。

戦いを見守る近隣領主達。

そこに見たものは信じられないものだった。



新たなる侵略者に気づいた領主。

いままでは、自由にやれた。

最強の騎馬軍団を抱えていた。

無敵の騎馬軍団だ。

そして、略奪いや、調達などに便利な歩兵三千。

近隣では無敵で相手は戦わずに降参するぐらいだった。


『新しい侵略者だと!』

『一気に蹴散らしてやろう!』

『騎馬隊の餌食だ!』

無敵の魔王軍に上がる雄たけびの数々。

連戦連勝は兵士に恐れるものさえ奪う。


待ったをかけるものがいた。


『また、息子か!』

領主の溜息だ。

『弱腰の長男だ。黙ってみてれば将来はお前の物なのに!』

いつも、わしのやりかたに反対をする弱虫だ。

今回もうるさいことを言ってきた。

『話し合いで事を収めろ』だという。

『寝言は寝てから言え!』

それが領主の思いだった。


勝てる戦いに、いまさら話し合いの余地等なかった。

『相手の戦力が未知数』という息子の言い分。

無敵の騎馬軍団があるかぎり負けるわけがない。

うるさい息子にはもううんざりだ。

『ここらで死んでもらおうか』という領主の想い。


「宣戦布告の使者として行け」

領主が息子に下した命令だ。

『そして死んで来い!』領主の心の声。

領主の周りに残る最後の良心に引導を渡した時だった。



送り出して5日後、帰って来た息子。

敵の大将に会えなくて門前払い。

そして、伝令の役をさせられていた。

『情けない!』の一言だ。

『役目も満足に出来ないとは!』というのが領主の本音。


「二日後話し合おう」というそれだけか?


『二日もあれば奴等など地の糧だ!』

ばかなやつらだ、せっかくの宣戦布告を無駄にして。

地獄で後悔するがいい。

鼻で笑う領主と側近達だった。


全軍に出撃命令を発した。

しかし、斥候からの報告に躊躇。

「戦場に向かう途中に一人の男がこちらに向かってくるだと!」

おそらく、話し合いの使者だ。

「構わん、血祭りにあげろ!」

領主の命令だ。

意気上がる魔王の手下達。


「一軍を向かわせろ!」

一人なら十分だろう。

一軍でも多すぎるが、なぶり殺しには十分だ。

領主の想いを受けて駆け出す部下達。

一人なので、早い者勝ちだ!


「ばかな、馬が暴走するだと!」

斥候からの報告に驚く領主。

「とりあえず引かせろ、弓で殺せ!」

新たなる指示だ。


態勢を立て直して弓兵の遠距離攻撃。

魔王軍の得意技だ。

『ハリネズミにしてやれ!』

魔王の想い。


「矢がつきただと!」

斥候からの報告は領主の常識を砕く。

軍隊さえ潰す魔王の馬弓兵がたった一人を殺せない。

それどころか、相手の歩みさえ止められない。

それは、魔王に訪れた恐怖の予感。


「突撃だ! 今度こそ、馬に目隠しをしていけ!」

少し興奮気味に繰り出す命令。

『まさか!、まさか!、まさか!』

領主の中に育つ悪い想い。

悪行を滅ぼすという神話の怪物!


どういうことだ。

虎の子の騎馬軍団が・・・・。

見えないのになんで馬が暴れるんだ。

「いったん引け!」

「城まで後退だ」

領主の命令を無視して引き上げる部下達。

『止めろ!なんとしても近寄らせるな!』

城壁に余裕を見せて立つ領主。

しかし、心の中は恐怖で一杯だ。

まだ見えないが、確実に一歩づつ恐怖の大王が迫ってくる。


「相手の歩みさえ止められないのか!」

部下を叱咤するが、有効手段が無いのも確かだ。

虎の子の騎馬軍団が使えないからだ。

『化け物だな!』

それが、領主の感想だ。

『罠だ! 化け物退治には罠が一番だ!』

もうなりふり構っては居られない。

「落とし穴を仕掛けろ」

領主の提案に息を吹き返す部下達。

実際に接触した部下達は完全に戦意を喪失していた。


「ここからは歩兵で勝負だ!」

領主の命令に不安を覚える部下達。

騎馬隊が敵わない相手に歩兵が敵うのか?

「馬はあてにならん。騎馬軍団の残りは敵の本隊に奇襲をかけろ」

『目先の怪物を倒せないなら、搦め手を攻めるだけ!』

「目にものを見せてやれ!」

部下を叱咤激励するが、その言葉の空しさを誰よりも知る領主だった。


『なぜだ、落とし穴の位置が見えるのか?』

目の前で、落とし穴をかわしながら歩く怪物。

その絶望の中、新たなる絶望の報告。

「なに、本隊を襲ったものが全滅だと!捕虜になったというのか?」

領主を襲う絶望。

『ばかな、無敵の騎馬軍団が・・・・』

領主の最後の頼みの綱が切れた時だ。


「止めろ、あの足を止めろ。歩兵は突撃だ!」

半ば狂った領主の突撃命令。

その様子に、部下達は怖気を振るう。

逆らう様子を見せた部下の一人は領主に斬られた。

それをみた部下の歩兵達は選択を迫られる。

動かずに死ぬか、突撃して死ぬか。


『突撃して、やられた振りで逃れる』

兵士の中に広がるささやき。


あいつ等はなにを折り重なって。

ばかな、やられたというのか。

手を抜いているのだろう!

裏切りか?

一歩一歩近づく恐怖は守備兵にも恐怖を与える。


「門を閉めろ!」

『これで奴は入って来れまい』

最初からこうすればよかったのだ。

相手をするから恐怖が生まれる!

『ざまあみろ! 門の前で墳死だ!』

領主の中に広がる安堵の想い。

悔しがる相手を見ようと門の楼から下を見る。



『ばかな!、門が、剣一本でくりぬかれただと!』

「弓を放て!」

命令直後、矢襖のような集中攻撃。

しかし、男は平然と地上に刺さった矢を蹴散らして歩く。


『弓は効果が無いだと!』

「火だ、火をかけろ」

もう城下に掛かるところで灼熱の炎の壁。

しかし、炎は男をかわすように鎮火して行く。

『効果が無い。どういうことだ!』

『神に守られた男? 天使?・・・そうかそれなら』

これは使える。

『殺す気がないのなら、人柱だ』


「奴隷を縛って盾としろ!なんとしても、止めるんだ!」

『何としてもあの歩みを!』


ついに止まった。

『やった!やったぞ。悪鬼の進行を止めた! これで、わしは自由だ!』

「はははははは!やったぞ」

高笑いする領主。


衝撃?

『なんだこの揺れは? どうして胸から剣が生えてるんだ?』

『ばかな、わしはこの国を統一する男だぞ!』

『神さえ退けたわしが、こんな・・・・・・』




雅雄の前には背後から剣を一突きされた男が倒れていた。

人柱はすぐに撤去さた。

そして頭をたれる使者だった男。

口上は全面降伏だ。

雅雄としては意外だった。



宣戦布告の話し合いのため、歩いて来ただけだった。

こちらの宣戦布告を邪魔するものがいるらしいとは思っていた。

多少邪魔になるものはいたが、気にするものではなかった。

馬を使っての攻撃、あたり一面に殺気を掛ければ案の定。

乗り手を振り落して馬が逃げていく。

矢の歓迎会。

そこまで歓迎してくれてるとは。

今度の領主は平和的な者かな。

儀礼にしてはへたくそが多いな当たったらどうするんだ。

まさか、攻撃?、疑うのは失礼か。

宣戦布告前に攻撃してくるわけはないからな。

こんな山なりの攻撃に当たる奴などいないからな。

おやおや、先ほどの妨害者達か今度は目隠ししてきたとは。

殺気で暴れてるんだから目が見えなければ、やっぱり。

妨害する者だ。

たしょう痛い目に会っても死なないからいいか。


目の前には暴れ馬に踏まれる騎兵たち。

馬は目隠しされて逃げる方向がつかめないから当然だ。

乗り手を振り落としてその場で未知の敵を踏み潰そうと暴れるのだ。

歩兵は、歩くペースを乱すほどの攻撃じゃないので軽く追い払った。

門を閉めてくるのは予定のこと。

刀で門を切り落とせば良い。

自陣は万が一、山賊などが襲って来るといけないと思っていた。

そこで無力化の殺気を張っておいた。

馬で強行しようとすれば馬はその場で停止する。

生存本能だ。

動物は素直で扱いやすいからいい。

人間だけなら部下達で十分だ。


最後に人を盾にしてきたのは、まいった。

こんなことを許す領主はなにをしてるんだ。

宣戦布告まえに、相手の住人を傷つけるわけにはいかないからな・・・

話し合いの場につけないように、反対者がいいように動いてる。

過去のパターンを読まれているのか?

もうすぐ話し合いの場に着くというのに!

こんな非人道的なことを許している領主とは誰だ?

予定が狂う。

妨害者は目の前の男か。

おやおや、やはり排除したか。

それでなければな、領主として失格だ。

うん?、あの男は・・・・。


いつものように、宣戦布告と同時の征圧の予定だった。

宣戦布告の場なら相手の大将が必ず出てくるから都合が良かった。

その場で大将をを脅してけりにするつもりだったのだ。

そのための先行使者として追い払ってしまった。

あの男が今回の領主だったとは。

それでは、あの面会は?

しまった余計なことだったのか?

後悔する雅雄だった。

雅雄にとって意外なことは、宣戦布告前に降伏されてしまったことだ。

あの魔王領主は雅雄に領主として認められないまま退場だ。

常識外の雅雄だった。




耕平は近隣からの情報で最強の騎馬隊という情報を仕入れていた。

そして相手からの宣戦布告とも言うべき使者。

面会しようと準備していると部下からの報告。

雅雄が追い返してしまったというのだ。

事情を聞こうとすると、雅雄は出かけてしまったという。

なにが起きているのかわからないうちに数日たつ。

雅雄の指示で陣を構えたまま4日。

いらいらしながら雅雄の帰りを待つ。

ようやく変化が現れた。

敵らしき騎馬集団が襲ってきた?。

直前で落馬するようなへたくそな奴らだ。

(突撃中に馬が乗り手を無視して急停止した)

素人集団かと首をかしげる。

まさかそれが最強騎馬集団とは思わず、全員捕獲してしまう。

そして雅雄からようやく連絡が入った。


相手の領主が降伏したのでそのまま進軍するようにだった。

耕平はいつものことだと楽観して進軍。

かっこいいところを見せようと先頭に立っての進軍だ。

悲劇はその後に起こるとは思ってもいなかった。

雅雄を落とそうとした落とし穴に見事に落ちた。

這い上がる耕平。

部下達は笑いをこらえるのに必死だった。

雅雄もあんなものに落ちるものがいる訳ないと忘れていたのだ。



無事に本拠地に着いた耕平。

雅雄と敵の領主?に連れられて館に入る。

そして、地下に案内された。

そこに見たものは地獄だった。

略奪された娘たちが放り込まれていた。

まともに服を着ているものはいない。

耕平は事態の深刻さ青ざめる。

そこの管理を任されていた獄卒達はただ平伏しているだけだった。


ようやく落ち着いた耕平はその数の把握から始める。

全部で320名いた。

この者達は戦が終わった後ここで宴をするため集められていた。

戦後の血の滾りを抑えるためのいけにえだった。

中にはあきらかに正気を失っているもの、お腹の膨れているものもいる。

領主を睨むとひたすらうつむいている。

事情を聞くとようやく返事があった。


前領主の不始末だという。

ようやく動き出した雅雄。

耕平をこき使う。

まず町から協力者の女を募集する。

そして、全員に着物の手配。

その後一人づつ呼び出して事情の聴集。

さらわれた日時と場所と事情。

そして治療。

妊婦に対しては出産の意志を確認して処理していく。

雅雄の治癒能力でも厳しいものがあった。

中にはすでに出産しているものもあり混乱を極めた。

子供は・・・・・・。

耕平が落ち着いて事後処理ができるようになるまでに一月がかかった。

前の領主の悲惨さを思い知らされた耕平だった。

ちなみに雅雄でもどうしようもない娘がいた。

身寄りの無い娘が30人、その美しさゆえに身内が皆殺されていた。

そしてひどい被害ゆえに心を壊されていた。


その娘はすべて耕平の許に残ることになった。

いずれもすごい美人ばかり。

紹介された耕平は鼻の下を伸ばして喜んだ。

側近達は心配する。

前領主が堕ちた理由だった。


しかし、雅雄が手がけたのだ、そこにミスはない。

治療も問題なかった。

ただ娘達が正気じゃなかっただけだ。

記憶の復元が出来ない女達だった。

そこで、雅雄が一部を書き換えた。

壊されていた記憶層に新たなる記憶を書き込んだ。

人並み以上の知識と経験を!

耕平の娘と言う形で。


耕平は自分の手元に置きたいぐらいの娘達を嫁に出すしかなかった。

自分より年上の娘というのではやりきれない。

人もうらやむ美女が目をきらきらして「お父様」と言う。

そして、寄ってきて甘える。

それもいきなり30人の子持ちにされたのだ。

耕平に可愛がってもらおうと張り合う三十人の美女。

耕平には悪夢だった。


雅雄に文句をいうが取り合わない。

部下達は雅雄の手腕に驚くばかり。

もし侍女としてだったら耕平が堕ちるのは確実だった。

身の周りの美女はそれほど危険なもの。

雅雄は、多くの人間を見て知っていた。

複数の女性を手がけたものがより欲を膨らまして堕ちていくことを。

娘達は耕平の娘という扱いで大事にされた。



この戦闘?の後、近隣の領主たちは競って耕平に降伏した。

あの戦いを見れば当然だった。

あの魔王が一方的に破れたのだから、たった一人に。

そして戻された人質の娘。

まさか、還ってくるとは思わなかった領主たち。

当然人質として取り上げられると思っていた。

驚くことに娘達はみな無垢のままだった。

捕まった後、人質ということで一室に閉じ込められたままだという偽りの記憶。

だがそれを見破れるものはいない。

不自然さに疑問を持つものいたが、文句をいうことではなかった。


略奪された娘達も返された。

こちらは、その場で襲われていたので事実を隠すことは出来なかった。

耕平の指示でわずかばかりの見舞金だけだった。

本人達の地下での記憶とそのときの記憶だけは封印しておいた。

表向きはだ。

奇蹟の治療しても事実は隠せない。

陵辱されたという事実を隠せないのだ。

そこで、本人達にはこっそりと教えておいた。

「他のものを代理に立てて逃げ回っていた」と言うようにと。

実際、彼女達は全員無垢のままだった。

お互いが、お互いを被害者にした作戦だ。

こうして、事実を隠蔽する作戦は予想以上にうまくいった。

他人を犠牲にした事実を公表するものはいない。

結果、彼女達の主人になった人は自分の彼女だけは無事だった。

そう思うことで幸せになれた。

それを他人に漏らすことはなかった。



領主達の中には耕平との縁組を望むものも多くいた。

しかし、耕平はすでに婚約者がいた。

その者達には意外な申出があった。

耕平の娘?(養女)との縁組だ。

一般の常識を上回る美人だった。

中には本妻を追い出してでも縁組しようとするものもいたが禁止された。

縁組がうまくいった領主達は耕平に対して心から帰順したのだった。

いや女を介してさせらたというのが正しい。

耕平の娘と結婚したものは皆尻に敷かれたのだから。

耕平の建国は完成に近かった。



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