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月の種族と太陽の種族  作者: 半透明幽霊
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第三話 部活動

ドッジボール対決から数日経ったが転入生の人気はまだ収まる気配が無かった。それどころか人気は高まっていった。


ある日、1学年で学年集会が行われた。

内容は「中学生から始まる部活動について」。

ここ「国立天文中学校」にある部活は他校とはかなり違う。この学校の部活動は全て天文学と関係のあるものである。

部活動は何種類かあるが、特に人気なのは「重力研究部」。なぜなら、学校1モテるのモテモテ生徒会長「凌汐都」がその部長だからだ。

1時間目の学年集会は叉綺先生が各部の活動内容をざっと説明し、今日と明日に行われる部活動見学について説明し終了した。

この学校は生徒全員が部活に入るという規則があった。

なので、その日と翌日の放課後は部活動見学が行われた。

中でもやはり人気だったのが重力研究部である。

興味本位で見学に行った生徒もいたが、生徒会長であり重力研究部部長である凌汐都を一目見ようとする生徒もいた、らしい。


その頃、きららと光の新しい噂が広まっていた。

その内容は2人が入部した部活動についてだ。それぞれが選んだ部活は違くて、きららは「月面研究部」。光は「太陽研究部」に入部したらしい。

初めての部活動が行われるのは来週の月曜日。生徒それぞれ様々な心境でその日を心待ちにしていた。


金曜日の2時間目休み、光は廊下できららに会った。

「あ、きららさん。そういえばきららさんって部活動何にしたの?」

「あっ光君!え、部活?私はね、月面研究部にした!光君は何部??」

「僕は太陽研究部。」

「あ〜そっちにしたんだ!私、あそこもいいな〜って思ったんだよね!」

「そうなんだ。あ、風琉さんは何部?」

「あ、えと、私は星座研究部です…」

「あ〜あそこも楽しそう!というか全部面白そう!!もう全部兼部したいよ!」

きららがそう言うと光がクスリと笑った。

「もうそれ兼部じゃないと思う。」

「あはは確かに〜!!」

3人はクスクス笑ったのであった。

作者コメント:この学校の部活動はマニアックすぎますね。彼らは本当に中学生なんでしょうかねw

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