085.そこはかつてヤマト王国と呼ばれていた
キチジュ王国の前身はヤマト王国と称していた。
国が興ったのははるか昔、二千五百年ほど前の事とされている。
ヤマト王国の領土は、元々はかなり広大だった。
そしてそこに住まう主たる民族が二つあった。
一つは、現在のキチジュ王国の領土となっている地域、ヤマト大群島に住まうヤマト民族。
そしてもう一つは、カールシア大陸極東部に住まう、当時ファシァ民族と称していた、現在の和国民族である。
ファシァ人たちは、とても誇り高い民族だった。
自己主張が極めて強く、争うことで互いの利害を共有する独特の文化性があった。
争いを嫌い、問わずとも察して互いに配慮し合うことを尊ぶヤマト民族とは、文化性が決定的に合わなかった。
その文化的背景から、ファシァ民族はヤマト民族を軟弱で臆病な民族とも謗った。
だが、ヤマト王国が建国した当時のカールシア大陸極東部は草原には竜角族が、森林はエルフ族が、高山地帯にはドワーフ族が、水辺には魚人族が、それぞれ亜人諸国連合を形成する多様な地域だった。
ファシァ民族は一つにまとまることもできず、ファシァ民族から派生した多様な少民族が常に争いを繰り返す時代だった。
初代国王キチジュウロウ・クニスエは、それらさえもまとめあげ、ヤマト大群島及びカールシア大陸極東部にヤマト王国を建国したとも伝わる。
しかし、それはファシァ民族の面子を著しく損なったようである。
何故に誇り高きファシァの民が、海の向こうでふんぞり返る者らに屈せねばならぬのか。
何故に我らに劣る臆病で弱きヤマトの配下にならねばならぬのか、と分離独立を求める声は建国当時から常にくすぶり続けた。
図らずもそれまで少民族に分派し争い続けるファシァ民族が一つにまとまるきっかけになったのは皮肉と言えた。
これが自民族はどこよりも優れるとするエスノセントリズム……今に続く秀和主義の源流だとライセン宰相は言う。
だが当時のヤマト王国政府は、ファシァ人に国を統治する能力はない。国を任せれば戦乱を悪戯に広げるだけだ、として支配を続けた。
一度は沈静化したものの、再び分離独立を求める声が大きくなったのは約八百年ほど前のことだった。
小さな小競り合いと大きな争いを繰り返しながら、三百年の長きに渡って内戦状態は続いた。
そして厭戦感情の高まりを受けて、ついに分離独立が決定し、カールシア大陸極東部に、秀和帝国が興る。
この初代皇帝こそ、当代ヤマト王国の国王――帝の血を引く男子だった。
何故ヤマト王国の帝から皇帝を迎えたのか。
それは、皇帝の妻が、ファシァ人だったことに他ならない。
不当にファシァ人を支配する憎きヤマト人、と民衆を煽り勝ち取った分離独立。
にも関わらず、皇帝としてヤマト人を迎え入れたのは、傀儡として、権威として利用価値があったからだ、と歴史家は語る。
一方、ヤマト王国にもその弟が残リ、その後を継いだため、秀和帝国とヤマト王国は文字通り兄弟の間柄となって、血を分けた形である。
この時を持って、ヤマト王国は初代国王、キチジュウロウ・クニスエの名を取ってキチジュ王国へと国号を変えた。
だが、キチジュ王国と秀和帝国の王室制度には致命的な欠点がいくつかあった。
まずひとつ目は、側室制度を認めていなかった。
妻帯は一人とし、一人の女性を生涯愛し続けることが美徳とされた共通の文化背景がある。
そして二つ目は、男子のみに継承の権利を与えたことである。
この制度では、男子が生まれなければ後を継ぐ者がいなくなる、致命的な欠点を抱えていた。
王位継承者の血を残すことを重点において、伴侶はできるだけ早く、できるだけ若く、と、半ば国王の婚姻権とその妻の意向を無視する形で血を繋いできた経緯があった。
しかし王の血が二つの国に分かたれた裏で、ある取り決めが行われた。
それは、秀和帝国の後継者は、初代皇帝の血を引く者のみ。
キチジュ王国の後継者は、その時王位を継いだ王弟の血を引く者のみ、というものである。
つまり、それより以前の初代国王の血を引く後継候補は廃絶された。
それは秀和帝国とキチジュ王国の永久の友情のため、という名目ではあったが、血が絶えるきっかけにもなった。
秀和帝国三代皇帝が民衆の声に押し切られる形で、亜人諸国連合との開戦に踏み切ったは、およそ四百年前のことである。
その戦いは征魔大戦と呼ばれ、世界を二分して三百年に渡る血を血で洗う世界大戦に突入する。
戦争終結の際に十五代皇帝が自らを断罪したことで、血は絶えた。
秀和帝国十五代皇帝の直系男子や先代皇帝の男子も残っていたが、秀和神民調和国へと国号を変える際に、それらも全て廃嫡されて、その後は消息不明となった。
一方のキチジュ王国。
王座に就いた王弟も、その子も、女子こそ多かれ産まれる子は男子一名のみという、綱渡りで血を繋いでいたが、その三代目の王の身体が弱かったため二十代で早世。
子を残せず、その血は絶えた。
密かにキチジュ王国ではヤマト王国時代の旧王族家を保護し続けており、王座に戻す事も画策していたが、秀和帝国と、その後を継いだ秀和神民調和国の意向に遠慮していたのが実情だった。
ライセン宰相から語られるキチジュ王国の歴史に、マーカスがため息交じりに腕組した。
「何のことはない。結局はキチジュ王国も、和国のいいようにやられたってわけだ」
不躾な指摘に、センザン外相があからさまに機嫌を損ねたような表情でマーカスを睨みつける。
「お主ら西洋人とは文化性が異なる故、理解はできんだろうが、礼節を重んじるのが我らヤマトの民。一度約したことは違えず、義理を通すのが筋というものだ」
「それで国が滅びちゃ、意味がないだろうに」
「貴様……ッ!」
売り言葉に買い言葉で、額に青筋を浮かべて腰を浮かしたセンザン外相をライセン宰相が遮る。
「よしなさい、センザン。そう言われても仕方のないことです」
「ですが……!」
「マーカス殿の言うことも尤もです。我が国の公安部でも、血を分けてそれより以前の王族を廃したのは、ヤマト王家の廃絶を企んだ結果ではないか、という報告もありますから」
「……なにッ!?」
和国の恐るべき陰謀に、今度はマーカスが驚いて、目を見開いた。
ふぅ、とライセン宰相が息をついて湯呑を一口すする。
何かいいかけたが、何度か口を開きかけて、言いよどんだ。
「……いや、これ以上はよしておきましょう。ともあれそういった経緯があって、我々キチジュ王国には王は既にありません。一応、旧王族家の男子は残っており、大切に守られてはいます。ですが、表舞台に出ることはないでしょうね」
――和国が、この世にある限りは……。
それをいいかけて、また口を噤んだライセン宰相。
話はここまでです、と頷くと、ライドウを見た。
「さて、ライドウ。こちらの方々を封印石の眠る地に案内してくださるかしら」
「ハッ。承知いたしました!」
ライセン宰相とセンザン外相に頭を下げると「どうぞこちらへ」と案内されるままに、ゼトラたちも退室するのだった。
そして残された宰相と外相の二人。
緊張から解き放たれた外相が頭をなでつけ大きく肩で息をついた。
「ゼトラ殿……いかが思いますか。宰相」
「……」
その問いには即答せず、ライセン宰相は思案するような顔で、テーブルに残された湯呑に手を伸ばした。
冷めてもなお緑茶の芳醇な香りが残り、その香りを楽しむように目を閉じる。
「……若いですね。気高き理想を掲げるのは若さの特権。ですがあまりに危うい……」
「……同感です。和国政府と相対するにはあまりにも未熟。体よく利用されるか、丸め込まれるか……。いずれにせよユングスタイン王国再興が叶うかどうか」
「和国政府もですが、他の古の王国もそうです。ゼトラ殿を都合よく利用しているのではないか、
そういう気すらします……」
「まさか」
姉妹国として親身にゼトラと接する古の七王国が、実はゼトラを利用しているのではないか、という指摘にセンザン外相は耳を疑うように顔をしかめて身を乗り出した。
「単に『極めて深刻な脅威』を討ち果たして終わり、とはいかないように思います。その後の世界的な秩序体制をどうするか、そこまで考えねば……」
「いずれにせよ、先行きは暗いですな」
「ええ……」
ふぅ、と湯呑をすすると、また大きく息をついたのだった。
キチジュ王国は大小様々な島で構成されるヤマト大群島を擁する国である。
王都シン・エドからさらに東に行くと、誰も住まない小さな島があって、その島のほとんどを湖で占める奇妙な風景を作り出していた。
風崔竜の飛空艇が眼下に広がるその湖の上空を旋回していた。
「あれがミョウジン湖と呼ばれる湖。そしてその中の小さな島、あそこに封印石があると伝えられております」
飛空艇の管制室。
モニターに映し出されたまるでドーナツのようなそれをライドウ・コウジンが指し示した。
「大蛇の魔獣とやらは見えないわね」
「押し入らねば姿を現すことはないかと」
「よーし。じゃあ正面突破といくか」
マーカスが不敵な笑みを浮かべると、それぞれ武器を携えて、着陸の衝撃に備えるのだった。
案内役のライドウ・コウジン曰く、湖に浮かぶ小さな島に封印石を祀る祠があると言う。
だが同時にその湖には大蛇の魔獣が潜んでいた。
そのため、かなり昔から島は放棄され人が住めなくなっていた。
だがやたらと近づかれても困る封印石であるため、良い守り神になろう、とあえて放置されていた次第である。
「なんだ、じゃあ体よくここら退治して人の手に取り戻そうって魂胆か?」
マーカスが冗談めいて嫌味らしいことを言ったが、ライドウはそれを気にする素振りも見せず、むしろ肯定するように首を縦に振った。
「無論、それもありますが、何も他国の者の手を借りようとは思いませぬ。拙者一人で片付けまする」
「冗談言うなよ。荒事は歓迎なんだ」
マーカスがポンと軽くライドウの胸を叩くと、ライドウもニヤリと笑って頷くのだった。
やや乱暴に小島の端、水辺に着水した飛空艇からぞろぞろと降り立つ一行。
七竜の封印石を祀る島はとても小さく、ぐるりと一周回るのにさほどの時間も掛からない程度であった。
上陸すると直ぐに鳥居と小さな社があって、ライドウがそれを指差す。
「あの中に封印石が」
「なるほど。ゼトラ、先に解除に行ってくれ」
「わかった」
「俺たちはあいつの相手だ」
マーカスに釣られるように、一斉に振り返る。
小島を囲む湖面がわきたち、ザバリと大きく水柱があがった。
縄張りを荒らす闖入者に怒りの咆哮を上げながら大蛇の瞳が爛々と紅く灯り、大きく割れて乱杭歯の見える口先から、ちろりと細い舌が何度も見えた。
事前に聞いていた大蛇の魔獣の特徴としては、全長おおよそ十メートルほどと言われていた。
だがその情報よりも遥かに巨大なそれに、一瞬気を取られた。
「で、でけえな!」
「ひえぇ……」
マーカスとメルキュールも流石に驚きを隠さず、武器に魔力を這わせながら身構えた。
人の背丈よりも遥かに大きく、天空より見下ろす鎌首。
頭部から背中にかけて空を切り裂くように鋭い棘が生えていた。
身体はなおも湖面の中であり、それを考慮すれば三十メートル以上あるのではないか。
「フィオ、大丈夫?」
「う、うん!」
アイビスが、顔を青ざめさせて立ちすくむフィオリーナに声をかける。
フィオリーナは慌てて槍を身構えて、穂先を大蛇に向けた。
「仕掛けるわよッ!」
「おう!」
メルキュールが魔力を練り上げ、無数の氷の刃を頭上に生じさせる。
そして次々と放たれる氷の刃。
顔面めがけて放たれたそれは全て着弾したが、大蛇は物怖じすることもなく怒りの咆哮を上げた。
「効いてないぜ!」
「このッ!」
メルキュールが続けざまに雷を魔法の杖から放つと、稲妻が大蛇の全身に走り、今度は苦悶の咆哮を上げた。
マーカスとライドウが追撃するように剣風を放ったが、それを頭を低めて躱すと、大きな水柱をあげて大蛇は湖面へと潜った。
焼け焦げた鼻につく匂いがあたりに立ち込める。
「効いた!?」
「いや、まだだ!」
突如として水面が沸騰して蒸気が立ち上り、小島を包み込んだ。
一気に視界が悪くなり、ザバン、ザバン、と水柱の上がる音が周囲から何度も聞こえた。
「あいつ、頭いいぞ!」
己の気配を悟られないように大きく動き回る大蛇。
それを警戒するように辺りを見回し、気配を探る。
「上……ッ!」
アイビスが叫んだ。
メキメキと木枝をへし折りながら、大蛇の胴体が小島に打ち付けられる。
丸太よりもはるかに太いそれが大地を揺らし、飛び跳ねて辛うじて躱したが、体勢を崩された。
その瞬間を狙って、巨大な口がフィオリーナに迫る。
「フィオッ! 避けろッ!」
フィオリーナが崩された体勢から強引に横に飛び跳ねて躱し、空中で体を捻って着地を決めた。
「ヤーッ!」
すぐさま大地を蹴って裂帛の気合を乗せて、槍を突き出した。
穂先が鼻先をわずかに削ったが、別方向から飛んできた大蛇の鞭のような尾が、フィオリーナを弾き飛ばす。
「きゃぁ!」
空中に放り出されたフィオリーナを、大蛇が再び大きな口を開けて飲み込もうとした瞬間、真横から飛んできたアイビスの後ろ回し蹴りが顎を捉えた。
ギャゥ!という蛇らしからぬ痛撃の咆哮を上げて、怯んだ隙をアイビスは見逃さなかった。
そのままの勢いに乗せて大蛇の頭を蹴って空中でフィオリーナを捕まえると、マーカスの方へ投げ飛ばす。
一瞬怯んだ大蛇は今度はアイビスめがけて襲いかかった。
着地を決めたアイビスも、反撃の痛打を入れようと足先に魔力を溜め込んで、身体を捻る。
「一の太刀ッ! 裂爪ッ!」
そこに、駆け抜け様に大蛇の懐に飛び込んだライドウの一撃。
三つの刃が走り、喉元を切り裂いた。
「ハッ!」
のたうちまわる大蛇の顎を、再びアイビス渾身の月面蹴りが捉える。
「氷縛ッ!」
メルキュールが巻き起った蒸気を利用して、凍てつかせる氷の鎖を発生させて大蛇を拘束すると、そこに体勢を立て直したマーカスとフィオリーナが、同時に踊りかかった。
「てりゃー!」
「おらぁッ!」
マーカスの大剣が大蛇を薙ぎ、フィオリーナの高速の連続突きが、大蛇の体表を砕く。
「九の太刀ッ! 竜爪裂波ァッ!」
ライドウが突進して振りかぶり、九つの太刀筋を生じさせて、大蛇に襲いかかった。
それでもなお大蛇は暴れまわり、丸太のような胴体が踊るように打ち付け、大地を揺らし、巨大な口を顎が外れるかと思うくらいに大きく開くと、猛毒の息を撒き散らした。
それを距離を取って躱し、再びじりじりと対峙する。
ここまでかなりのダメージを与えているはずだが、なおも引こうとしない大蛇に舌打ちして今度はマーカスが先に仕掛けた。
それを見抜いていたのか、視界の外から大蛇の尾が鞭のようにしなってマーカスの背中を強かに打ち付けた。
「ぐぁ!」
咄嗟に防御態勢は取ったが、横倒しに大地に打ち伏せられる。
そこに迫る、大蛇の巨大な口。
「最終奥義ッ! 空破閃雷ッ!」
放たれる、閃刀の一撃。
ライドウが放ったそれが、大蛇を貫き、大きく身じろぐ。
「もういっちょ!」
それを追撃するメルキュールの爆発魔法が大蛇の口の中で炸裂した。
大蛇がもんどり打って、地に伏した所に、アイビスが神速の動きで距離を詰め、足先が円を描く。
渾身の回し蹴りがゴキャッという鈍い音を立てて三度炸裂すると、大蛇の顎骨と肉を弾き飛ばした。
「ハッ!」
反撃しようとしてきた鞭の尾をフィオリーナが捌ききると、槍剣で胴から尾を斬り落とす。
二転、三転と体をしならせ、なおも鎌首を持ち上げた所に貫く、巨大な閃光。
「マジックアロー!」
トドメの一撃が炸裂し、どう、と巨体が倒れ伏す。
体中から光が溢れ出すと、キラキラと魔石昇華を果たしながら、ようやく決着がついたのだった。
「ゼトラ!」
封印石の解除を無事終えたゼトラが、魔力残滓を漂わせながら、ふぅ、と息をつく。
フィオリーナが嬉しそうに駆け寄り、首元にしがみついた。
「怖かったぁ!」
えへへ、と笑顔をはじけさせて、頬をすり寄せる。
「強敵だったね!」
ゼトラはフィオリーナを抱きしめて回復の光で包み込んだ。
そして同じく駆け寄ってきたアイビスを抱きすくめる。
「頑張ったね、怪我はない?」
「う、うん……」
アイビスもまた嬉しそうに視線を交わすと、赤く染まる頬を隠すように、胸元に顔を埋めてゼトラの腰にしっかりと手を回すのだった。
「ふぅ、なんとかなったか。ゼトラの方はどうだ」
「うん。封印の解除は出来たみたいなんだけど、入り口がわからないんだ」
「へぇ?」
マーカスがどういうことだ?という視線をライドウに向けたが、ライドウもそこまでは知らなかったのだろう。
わずかに首を振って、辺りを見渡した。
沸き立つような霧はいつの間にか晴れて、はるか上空、雲ひとつない青空にに鷹が大きな翼を広げて旋回している。
「カーリー、何かわかるかい?」
戦闘には一切参加せず、遠くからそれを見ていたカーリーにゼトラが顔を向ける。
「強化外殻本体はおそらくこの地下、奥深くですわ。起動制御室もこの近くにあるはずですが……」
カーリーにも細かな事は分からないようで、モニターの反応を指し示すばかりである。
そのモニターには、確かに足元、奥深くに強化外殻を示していると思しきターゲットサークルとコードネームが点滅を繰り返している。
と、その時だった。
ザザン、と大きく波打つ音が聞こえて、小島の水辺を見たメルキュールが指差した。
「ね。湖面……水位が下がってない?」
「おぉ……なるほど!」
ライドウが感動したように頷いてそれを確かめようと駆け寄る。
確かに湖面の水位が目に見えて下がりはじめていた。
予告。
七竜を無事に解放したが、ライドウはゼトラとの手合わせを願う。
しかしゼトラがアリスの子と知って、一年前にアリスがキチジュ王国を訪れていたと聞かされる。
追い続けた母の背中は、もうすぐ近くまで迫っていた。
次回「086.母の背中」
お楽しみに。
ブクマ、評価をつけて頂き御礼申し上げます。
本当にありがとうございます。
ブクマ、評価、感想などいただけると嬉しいです。
次回更新は2020年11月28日お昼頃の予定です。
よろしくお願いいたします。




