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033.思わぬ邂逅は

 ヴィシャール北部地域で突如発生した魔獣の大氾濫は、ギルド内に於いても深刻な事案として受け止められる事になった。


 直ちにヴィシャールの冒険者ギルドで事件調査委員会が招集され、その出席者としてマーカス、ゼトラ、ジョエルが証人として招かれた。

 ゼトラの付添人として幼い少女の同席を求められて、委員会メンバーは戸惑いを隠せなかったが、かの英雄ならば何かしらの事情があるのだろう、と寛大すぎる配慮もあって、それは認められた。


 まず議題として上がったのは今回の事案のあらましである。

 八年前の大洪水のよって住処を追われた魔獣が群れを成して街を襲撃する事件はあったが、今回のような明らかに人為的な策動によって魔獣の襲撃が行われた前例がないと言う。

 その証拠物こそゼトラの一撃によって失われたが、マーカスとジョエルの証言もあって今回の事件は高純度エーテル鉱を触媒として魔獣の氾濫を招いたもの、と断定された。

 問題は誰が、どうやってそれを持ち込み、何故仕掛けたのか、という点である。


 まず誰が、という点で真っ先に候補に上がったのは件の魔王と称する魔族である。

 内心ドキリとしつつ、マーカスはそれをやんわりと否定した。

 エイベルク王国は、かつて二百年にわたって繰り広げられた征魔大戦に於いていずれの陣営にも組みせず、対外的には中立国を貫いた。

 むしろ密かに亜人諸国連合を支援すらしていた事は公の秘匿として明らかになっている。


 よって、その領内で数少ない中立国を敵に回すようなことをするだろうか?という疑問はギルドの調査委員会メンバーを大いに納得させた。

 無論そんなことはお構いなしに実行した可能性は当然ありうるが、と可能性は保たせつつも現状不利でしかない自らの立場をさらに不利するような事を魔王とやらが実行に移すとは到底思えない、というマーカスの主張は全面的に受け入れられ、亜人含め魔族でもない、ヒト族でもない、第三の未知の勢力が存在すると仮定して結論とした。


 持ち運びについては、あの巨大な高純度エーテル鉱をそのまま持ち運ぶことは出来ないため、相当な容量のマジックポーチ、或いはマジックバッグがなければ無理である。

 マジックポーチでは元のサイズから言っても事実上不可能であり、残りの選択肢としてマジックバッグになるのだが、あのサイズを収められるマジックバックを作成できる高位魔法使いは世界でも少なく、片手で数え足りるため、その線から継続調査となった。


 持ち込んだ者の候補者として、今回の事案発生現場付近で目撃されていた怪しい風体の黒装束なる者たちでは、という話になるのは論じるまでもなかった。

 ジョエルたちはその怪しい風体の黒装束なる者たちを探そうと訪れた日に魔獣の氾濫に巻き込まれたため、その正体を突き止めることは叶わなかった。

 だがジョエルの事前調査においてこの界隈で黒装束をまとって行動する集団というは極めて特異な存在であることは明らかであり、当事者であると断定して良いのでは、という主張は全面的に採用された。


 そして今回の魔獣氾濫騒動を仕掛けた動機が最大の難題だった。

 混沌をもたらすためにしては、ヴィシャール北部を選んだ理由が思いつかない。

 ヴィシャールは大陸の東西を繋ぐ主要中核都市であることには違いないのだが、都市の規模としては平均以下の都市である。

 文明社会に混乱をもたらしたいのなら、王都グランマリナのような大都市で起こすのが最も効果的だからだ。

 これについて根拠に乏しい推論ながら、何らかの事前準備行動、試用確認行動ではないか、と結論付けた。


 よって未知の勢力による魔獣氾濫騒動は今後もどこかで起こる可能性があるため特段の注意を払うべし、という進言を付記してギルド調査委員会は散会となり、その出席を求められたマーカスとゼトラ、及び居眠りフィオリーナ、ジョエルは解放されたのだった。


 無論、この話はマーカスが王都グランマリナの冒険者ギルド『荒鷲の巣窟』マスターであるダニエル・アルベルトにも即時に連絡をいれている。

 アルベルトは驚きを持ってそれを聞き、ゼトラの活躍を聞いて喜んでいた。

 そして王都でも警戒を強める旨を約束するのだった。


 なお、ゼトラも毎日欠かさずアルベルトに一日の報告をいれている。

 今日はどの街に泊まっているのか、どんなことがあったか、といった内容で、わずか十分という制限があるため話せることは少ないが、アルベルトはゼトラの声が聞けるだけでも嬉しいのだろう。

 言葉少なにゼトラの声を聞いて、旅の無事を祈る言葉で通信を終える習慣になっていた。



 さて、今回の事件で語るべきエピソードがもう一つ残っている。

 それは討伐報酬である。


 いの一番に駆けつけ、その圧倒的破壊力によって一度は全ての魔獣を殲滅せしめたゼトラである。

 復活した分も合わせて、その討伐数は一万六千三百十二体とカウントされた。


 その精算のためにギルドの報酬窓口を訪れ、ギルド職員がゼトラから受け取った冒険者ギルドタグを魔法端末にかざした。

 タグに記録された討伐リストを視覚化して表示した所、滝のように流れる討伐ログに、腰を抜かして椅子から転がり落ちた。


 それにはゼトラの後ろで見守っていた他の冒険者たちも驚愕の声をあげた。

 一回の依頼での討伐数の最高記録はアリスが記録を保持していた三千二百一体であったため、それを大きく上回るダブルスコアに最大の賛辞を送る大歓声が沸き起こった。

 マーカスの討伐数は三千三百四十二体で、最高記録を塗り替えていたのだが、それが霞んでしまうのは仕方のないことだろう。


 ゼトラとマーカス合わせて一万九千六百五十四体分の報酬金額は大金貨二千四枚、金貨四枚、銀貨六十二枚、銅貨三枚。

 一度で支払われた報酬も当然ながら史上最高額ではあるのだが、何のトラブルもなく全額一括支払いされたところに、ギルドの資金力たるや相当なものである、という所に冒険者たちを興奮させた。


 当然のように二人合わせて金貨二万枚以上の報酬は五人で等分することになった。

 だがフィオリーナは何もしていないから、として金貨四千枚の受取を固辞した。

 無論、これは『明けの明星』の方針だから、とゼトラも主張したが、フィオリーナも頑として受け入れようとしない。

 皆が困り果てたところに、メルキュールがそっと耳打ちした。


「ゼトラと結婚したら財産も一定額共有されるから、事実上フィオのお金はゼトラのお金でもあるんじゃない?」


 その悪魔のごとき甘美な囁きにフィオリーナの背筋は真っすぐ伸びて、あれだけ頑なだった主張はあっさり折れた。

 幼い年齢にしては大人びたその美しい顔立ちをふにゃふにゃにニヤけさせて、喜んで金貨四千枚を受け取ると、ゼトラの左腕にまとわりついてモジモジとするのだった。




 そして舞台は時と場所を移し、その五日後。

 ウルスタットに『明けの明星』が居た。


 一時停止していたキャラバン隊の定期運行は一日待ってつつがなく再開され、その護衛任務につく傍ら移動を完了した次第である。


 ウルスタットは工芸や手芸といったものづくりが盛んな街で、商品の豊富さと安さは王国一という話の通り、商人が非常に多い街だった。

 冒険者が身につける装備品も数多く取り揃えており、それを目当てにした冒険者たちもかなりの数である。

 ウルスタットで生産された物は商人によって王都グランマリナを始め王国の各都市に運ばれ、その一部は隣国のカールウェルズ魔創公国を始め、世界各地に輸出されていることで有名だった。

 それ故にキャラバンの定期運行はかなり多く、その護衛任務にありつく冒険者の数も多かった。


「さて、面白そうな依頼を二つ見つけたぜ」


 掲示板から戻ったマーカスが二枚の紙を円卓に並べた。


「キャラバン隊の護衛任務ならすぐ確保できるんでしょ?なのに依頼受けるんだ?」


 メルキュールが不思議そうに一枚の紙を取り上げ、目を通す。

 ゼトラの活躍も相まって『明けの明星』の評判はうなぎ登りである。

 わざわざ予約せずとも、是非護衛任務をお願いしたい、と指名が入っていたからである。


 だがマーカスがその指名を丁重にお断りし、次なる街、ニアベルクへの移動まで少し待ってほしい、と時間を欲したのには訳があった。


「なるほどねぇ」


 その依頼を見ればマーカスが滞在時間を要求した理由が一目瞭然だったようで、納得したようにメルキュールが頷いた。


『惑わしの森の正体を突き止めよ』

 ここより北の小さな森は人を惑わすという情報がある。その正体を突き止めよ。

 報酬:金貨五枚。

 達成期限:受注後十日とする。

 依頼主:ウルスタット冒険者ギルド

 推奨ランク:シルバー級以上推奨



「惑わしの森って?」

「森林の覇者、エルフ族がよく使う幻覚魔法さ」


 怪訝そうに首を捻ったゼトラに対して、マーカスが辺りに声が漏れないよう小声で即答した。


 森林の覇者、エルフ族は自らの住処である森林を幻覚魔法で包み込むことで人の侵入を拒むというのはよく耳にする話だった。


 マーカスが詳しく聞いたところによれば、広域地図には載っていない場所で、ウルスタットから北に二十キロ程歩いた所に川を遮るように森林があり、そこが惑わしの森と化しているという。

 惑わしの森と言っても死に至らしめるような残酷なものではなく、侵入した者は三日程森林の中を彷徨い続け、いつの間にか森の外へと放り出されるらしい。


 その三日間の記憶も曖昧で、森林で何があったのか、何を見たのか、聞かれても首を捻るばかりである。食事も水も十分に取っていたのか健康状態の悪化も見られない。

 ただ、よくわからない内に森林の外に居て、その薄気味悪さから二度と近づきたくないと恐れるようになる、ということだった。


「どうやら十ヶ月前位から惑わしの森と化したらしく、被害が相次いだため、ここ最近になってこの依頼が提供されたってことだ」

「エルフ族……じゃあ逢って異界に案内しようってことだね」

「ああ。少し急ぎたくてな。どうやらその情報を聞きつけたらしく、和国人の冒険者もいる……」


 マーカスの目つきが少し厳しくなり口元を引き締めた。

 メルキュールもまた厳しい目つきで顔を動かさず、視線だけでその冒険者を探すと……和国人らしい冒険者が居た。


 身なりこそこちらの文化に合わせたのかオーソドックスな冒険者装束だが、黒い髪に黒い瞳はやや釣りあがって少し小さく、細長い目つきである。

 咬筋がやや盛り上がった顎の形は典型的な和国人と言えた。

 神秘的にさえ感じるオリエンタルな雰囲気が物珍しいのだろう。他の冒険者から一体どこから来たのか、と尋ねられ親しげな笑みを浮かべて、はるか東の和国の方だよ、と答える声が聞こえた。

 物腰柔らかいその口調に親近感を覚えたのか、そんな遠いところから、と会話が弾んでいる様子が見えた。


 マーカスたち亜人種にとって、言わば不倶戴天の敵とも言える和国人との思わぬ邂逅に、緊張するな、というのは無理からぬことであろう。

 そしてアイビスもその姿を認めたのだろう。アイビスにとっても思わぬ邂逅は、今まで見たこともない様相へと変わった。


 ブルブルと肩を震わせ顔を伏せるアイビス。

 その表情はゼトラからは見えないが、容易に想像は付いた。

 憤怒、恐怖、絶望、憎悪……。

 ありとあらゆるネガティブな感情が、アイビスを支配している。

 拳を震わせながら、ぎゅうっと握りしめて、内なる衝動――殺意を抑え込もうと必死に葛藤している。


「アイビス、だいじょうぶ……?」

「……」


 フィオリーナもその異変に気づいたのか、心配そうに声をかけたが、とても答えられそうにない。

 マーカスがその右手に、ゼトラがその左手に手を重ねるが、その震えが収まることはなかった


「場所を移しましょ。二階に休憩用の個室があったはず」


 それを察したメルキュールがアイビスを抱えるように立ち上がらせると、半ば強引にホールの二階へと連れて行くのだった。


 ホールの二階、個室の扉を開けると、アイビスが脚元をふらつかせて倒れかけ、ゼトラがそれを慌てて支えた。

 顔をうつむかせたまま、肩はなお震えている。

 ゼトラはアイビスがそうしてくれたように、ゼトラもまたアイビスをそっと抱きしめ、肩にアイビスの顔を押し付けた。

 一瞬だけアイビスがビクリと身体を震わせたが、それを拒むことなくゼトラに身体を預けた。


「……うぅ……」


 ――泣いてる?


 嫌な過去を思い出したのだろうか。

 ゼトラには肩の震えが憤怒や憎悪を抑え込むものではなく、悲しみに打ちひしがれているものに変わったように見えた。

 狼の襲撃に怯えながら歩く夜の森。迷子になった少女が、シクシクと涙をこぼしながらその出口を探しながら彷徨うように、アイビスの感情はぐちゃぐちゃに渦巻いているのだろう。


 フィオリーナとメルキュールがその背中を優しくさすり、マーカスもまたショートヘアを愛おしそうに撫でる。

 まるでアイビスを優しく包み込むように、少女を守る輪が出来た。


「……ごめん。ありがと、落ち着いた」


 五分、十分、と続いた優しい沈黙を破り、ふぅ、と大きく息を吐いたアイビスがゼトラの肩から顔を離す。

 いつものような無表情、無感情を装う可愛らしい顔つきに戻っていた。


「……ひどい顔してない?」

「いつもの可愛い顔よ」


 アイビスが頬を伝った涙の跡をこすりながら小声で尋ね、メルキュールがとびっきり優しい笑顔とウインクを返す。


「すまんな。まさかこんな所まで和国人が出張ってきているとは、正直予想外だった」

「気にしないで……」


 いずれ乗り越えなければいけないトラウマだと思っているのか、アイビスが力なく首を振る。

 だが、ゼトラの右隣に腰掛けると、その腕にぎこちなく、そして遠慮がちに手を回した。


「ごめん、フィオ……」

「なぁに?アイビス」

「しばらくこうさせて……」


 そう言うと、アイビスは疲れ果てたように目を閉じて、ゼトラの肩に頭を預けた。

 そしてそのままウトウトと眠りにつくのだった。


 今までであれば、その様子を見てニンマリと茶化すように微笑うマーカスとメルキュールだったが、今だけは違った。

 アイビスの心の変化が、兄として、姉として、たまらなく嬉しかった。

 兄と姉の背中を追いかけるだけだった妹が、心の支えとしてゼトラを頼っている。

 ゼトラもまた右腕に感じる柔らかな温もりと肩にかかる重さに、アイビスを守りたい、という思いを強くさせるのだった。

 アイビスを起こさないように、さて、とマーカスが小声で呟く。


「エルフ族を救出するにあたって、こちらの依頼を受けようと思う」


 提示されたもう一つの依頼に、メルキュールがさらりと目を通した。


『未知の迷宮を踏破せよ』

 ワイズスタット湖の畔に迷宮らしき遺跡がある。これを踏破せよ。

 報酬:金貨五枚。

 達成期限:受注後十日目処。

 依頼主:ブレンウォード伯爵家

 推奨ランク:カッパー級以上推奨

 特記:過去受注歴がある場合は再受注不可とする


 惑わしの森からさらに二キロほど北に、これも広域地図には載っていないが、ワイズスタット湖という小さな湖があるという。

 その周辺を領有するブレンウォード伯爵家が、その湖に接する崖のほとりに迷宮と思しき遺跡を発見したと言う。

 いつの時代のものかは不明ながらそう古い時代のようには見えず、ここ百年以内のものではないか、と言うことである。


「しかもこの依頼、四年前にアリス様も挑戦したんだが、達成不可能と判断して失敗したらしいぜ」

「母さんが!」

「お義母さまが!」

「かの蒼雷の戦姫でも達成できない依頼があるのね~」


 この依頼自体は五年ほど前から提供されたものだが、アリス含め今だに踏破者は出ていないようだ。


「でもこの特記事項なんなの?再受注不可って」

「それな。これはブレンウォード伯爵家の戦略らしい。挑戦機会を制限することで遺跡の希少性、貴重性、神秘性を守るためのようだ。途中で踏破に失敗した場合でも、再挑戦は一度まで、と定めているらしい」


 メルキュールも興味も湧いたようでニンマリと笑う。

 アリスさえも達成できない依頼ともなれば、やはり興味が湧くのは冒険者としての性なのだろう。

 単なる戦闘力だけではなく、知恵や工夫が要求される迷宮なのか。

 そう予想するメルキュールの瞳に好奇心の輝きが増していく。


「んじゃ、アイビスが目を覚ましたらこの『未知の迷宮を踏破せよ』って依頼を受けるってことでいいな?」

「おっけー!」


 元気よく返事をしたメルキュールと違いゼトラは首を傾げた。


「あれ?こっちの『惑わしの森の正体を突き止めよ』って依頼は受けなくていいの?」


 同じ疑問を抱いたようでフィオリーナも頭の上にクエスチョンマークが浮かんでいるようだ。


「いや、失敗する前提の依頼なんか受けたってしょうがないだろ」


 なお、冒険者が依頼を三連続で依頼を失敗するとギルドから要注意勧告を受ける。

 さらに未達成報告が続くと、ランクの強制降級や、最悪のケースでは冒険者資格を剥奪されギルドから追放されるとも言う。


「あー、なるほどね」


 少し考えてゼトラが納得したように膝を打った。

 その様子を見て、どういうこと?と小声で耳打ちするフィオリーナの吐息を感じて、ゼトラがくすぐったそうに微笑みを浮かべる。


「惑わしの森の正体はエルフ族だってもう分かってるから、それを正直に報告をするわけにはいかないよね。ボクたちが魔界に連れ帰っちゃうんだから、エルフ族がいましたって証明もできないよ。だからどうやっても失敗する依頼になっちゃうから受けないってこと」

「んー……?あー……なるほどー!」


 ようやく理解が及んだのか、ぴょんこぴょんこと身体を弾ませ、嬉しそうにフィオリーナが頷く。

 軋むソファの揺れにアイビスが目を覚まして、軽く欠伸を噛み殺しながらゼトラの腕に甘えるように顔を擦り付けた。


「お目覚めかい?お姫様」

「うん……」

「さて出発は明日にしよう。今日の宿を確保したら自由行動にしようぜ」


 日は傾き始めてはいるものの、まだ明るい時間である。長旅の疲れを癒やそうというマーカスの配慮なのだろう。

 だが、メルキュールには違った思惑を感じ取ったようである。


 ――コイツ、お気に入りの獣耳族を探す気ね。


 ジトリと見るメルキュールの視線をかわしながら足取り軽くギルドを後にするのだった。

予告。

亜人……エルフ族を探し出し、救出するため惑わしの森へ進む『明けの明星』

一方その頃、王都グランマリナでは恐るべき陰謀が一行に襲いかかろうとしていた。

次回「034.心を惑わし」

お楽しみに。



ここまでお読み頂きありがとうございました。

執筆を続けるモチベーションになりますので、

ブクマ、評価、感想などいただけると嬉しいです。

次回更新は2020年09月28日お昼頃の予定です。

よろしくお願いいたします。

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