新しい未来と本当の幸福
2014年02月12日編集開始
2014年02月12日編集終了
澪夢
「それより、可愛い~。
さっきから気になって仕方なかった。」
澪夢は「今までの事とか教えて!
智希が大体は教えてくれたけど。」
玲花は今までを年表のように話した。
5ヶ月間望夢の所にいる間19歳になった。
6ヶ月目に望夢との全てが終わったわ。
10月中に智希の記憶が戻った。
11月上旬に移植をした。
1月に妊娠3ヵ月って分かった。
1ヵ月早く7月に生まれた。
澪夢
「名前は?」
玲花
「恋希にしたの。
素敵な恋と幸せな希望の中で育ってほしい。
私たちの様な経験は絶対にさせたくないから。」
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智希たちは実家を出て
3人で新しい生活をしていた。
玲花の病気も
今の所再発もしてなくて
心配が要らなくなったからだ。
玲花
「専学では
今は卒業制作の準備だって。」
智希は玲花が抱っこしている
恋希の手を上下して聞いていた。
智希
「状況は気になるけど…
もう専学に対して未練はない。
今が凄く楽しいしなっ。」
智希は今年の4月から
専学に復学するつもりで
それに向けて書類などを準備してた。
でも、妊娠を知ると
復学に関する書類を玲花の前で処分したのだ。
そして
紫堂総合病院で事務職員として
コネなしで正社員で採用され働いていた。
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玲花
「私のせいで自分の夢は諦めたの?
それで…後悔しないの?」
智希
「俺たちは19だ、まだ若い。
諦めるんじゃない、順番が違うだけ。」
書類を目の前で破棄した時の会話だ。
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玲花が恋希を寝かせてから
リビングのソファーで手招きして
自分の上に座る様に促した。
玲花も拒むことはしなかったが
少し遠慮めに智希の上に座ると
横抱きにされた。
智希
「寝た?」
玲花
「今日は疲れたみたい。
外に連れ出したから。」
智希
「…恋希にも兄弟か姉妹に
会わせてやりたいな。
今日も疲れた…。」
そう言いながら
玲花に顔を近づけてきて
優しくそっとキスをした。
それが合図だったのだろう。
その後は
猫みたいに頬をなすり付けて
手の指を一本ずつ舐めた。
智希
「恋希だけじゃなくて
自分にも愛情分けてよ…。」
甘える様な声で言われた。
玲花
「智希が赤ちゃん返りしてるし…。」
そう言いながら柔らかい髪を撫でた。
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恋希
「お姉ちゃんと遊ぼう?」
希玲
「やぁ~。」
玲花のお腹に乗りながら甘えてくる。
玲花が20歳になった時には
恋希はお姉ちゃんになっていた。
今では恋希は妹の希玲の世話や
沢山のお手伝いをしてくれている。
恋希
「おねえちゃんになるんだよ?」
希玲は「?」な感じだ。
まだ、希玲には理解は難しい様だ。
そんな中、玲花は3人目を妊娠していて
年子で生まれてくる予定だ。
智希と2人で幸せそうに
恋希、希玲を見つめていた。
全ての償いは終わって
今の玲花と智希には
本当の幸福が訪れていた。




