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復讐への道~幸福のために  作者: Miorin
2つめの真実と試練
72/90

試練〜玲花の新たな本音

3行目までは過去の回想です。

6行目の詳細は2部に書いてあります。

7行目からは進行形になります。


2014年02月12日編集開始

2014年02月12日編集終了


話を聞いてもらった後、

智希には先に帰ってもらい、

用事が済んだら迎えに来る予定になってる。



だけど…玲花には望夢との

話し合いで精一杯の気持ちで

お義母さんに辛く言ってしまった。



玲花が、更衣室から戻って入退院出入口を覗くと、

トボトボ歩き駐車場に向かうお義母さんが見えた。

玲花はその姿を見ると心の中で、こう思った。


玲花

『私がお義母さんを許すにはもう少し時間が必要なの。

許してるなら…あんな言葉や態度は取っていないから。』



その場で立ちながら

少し考えていると望夢の病室に行った。



望夢はベッドに横になっていて

玲花が入って来ても無言で追い出しもしなかった。


玲花

「卑怯よ、私に償いもせず、このままなんて…

私をここまで突き動かしたのは…お義母さんの行い、

犠牲者ぶらないで、本当の犠牲者は望夢達じゃ無い。

それに、いつ終えるかの権限は私が持ってるんだから。」


智希はいきなりの事態に

その状況が一瞬理解できてなかった。


玲花

「こう言ったり、思ったけど…

これが償いなのね。

貴方がこの罰を受けた瞬間から、

お義母さんも罰を受けたと分かった。

親にとっては…最も残酷なものに。」


望夢

「えっ?」

急に声を出した。


玲花

「今は…償いの真っ最中なのね。

貴方がいなくなった時に全ての

償いと復讐は終わりを迎える。

たとえ…今、終止符を打ってもね。」

玲花の目は涙目になっていた。


望夢

「それで?

話す用件、内容は終わりか?」


玲花

「いいえ、まだ1つあるわ。」

そう言ってUSBを服のポケットから取り出した。


玲花

「もう、写真を利用しないし…

する必要がないから、使わない。」


望夢に言うと近くにあった

USBを花瓶の水の中に静かに入れた。



ガラスの花瓶の中に

ゆっくりと下に落ちていく…。

それを見ながら玲花はこう続けた。


玲花

「写真が無ければ、全て終わり…大丈夫。

お義父さんも仕事を解雇されない、

私が口外しないから…。

生きがいって言う仕事を取り上げないわ。

両親に最期まで見守って貰って。」


ベッドの枕の近くに腕を置いて

今までとは違う優しい声質で囁いた。


玲花

「そして…遅くなったのを謝るわ。

終止符を打たせてと言うより、打つわ。」


こう伝えた時に玲花の目から涙が零れて

声も涙声になっていた。



最後の「打つわ。」を

小さく吐き出す様に言った。



そうして

囁くように

望夢に顔を近づけて言った。


玲花

「もう、苦しまなくて良いの。

恨みも、憎みもないわ、心を楽にしてね。

もう、解放されたんだから…。

幾ら謝っても足りないけど…ごめんなさい。」



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