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復讐への道~幸福のために  作者: Miorin
2つめの真実と試練
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試練〜整理を

玲花は自宅には帰宅せずに

車内で一日を過ごした。



次の日の早朝から

呆然としながら外を歩いていてみたり。



そう思ったら

今までの思い出巡りをする様に

専学の風景、智希から逃げた場所

ホテル [Future]

この順番に周っていったり。



移動しようと車に乗り込んだら

車内に置いてあった留学先での

写真を見ていたり。



この3日間

玲花自身も何がしたいのか

意味不明で理解不能な行動を

取っていた。



智希は玲花が3日間一度も逢いに

来なくて、サロンの前まで来た。



でも、毎日智希はサロン内に入らずに

外から眺めているだけだった。

前みたいに…。


舞嫁

「…平嶋さん?」

3日目に出掛ける為に外に出ると、舞嫁が

眺めている智希を見つけて声を掛けた。


智希

「……玲花が来なくて。」

明らかに凄く不安がっていた。


舞嫁

「…忙しいみたいで。

心配しないで待ってみて下さい。」

理由があって、冷静に言った。



舞嫁が言うと…

少し安心した様になって帰って言った。


ーーーーーー

[Eternal]


舞嫁

「皆、本当に心配したんだよ?

メールだけで、帰らないし。」


玲花

「ごめんね、心配掛けて。

色々と気持ちの整理をしたかった。」


舞嫁

「何か…あったんでしょう?

そうじゃなかったら…」


玲花

「こんな行動をしてないって?

いずれにしろ…知るわ。

整理も出来かけてるから言うわ。

だけど…両親にはまだ言わないで。」


舞嫁

「…分かったけど、何なの?」



玲花は病院で

医師に言われたままに伝えた。


玲花

「私も時間が経てば戻るし、

自分で両親にも病気の告白する…。

だから、今は…言わないでいて。」


舞嫁

「れい…。」

驚きに目を潤ませながら

言葉が見つからず、名前を呟いた。


玲花

「……智希…どうしてるか…分かる?」


玲花は自分の病気を告白した時よりも

1番心配そうに聞いた。


舞嫁

「ここに来る前、サロンの入口近くで

立ってたから声を掛けたの。

「忙しいみたい、心配しないで」

そう伝えておいた。」


玲花

「機転を利かせてくれて感謝するわ。」


ーーーーーー

玲花

「じゃあ…私、行くね。」


舞嫁

「まだ、帰って来ないの?

身体のことだってあるのに…。」


玲花

「通院は先だし、バイトもセーブしてる

周囲が気にする程に本人は慎重だから。」


玲花は舞嫁を連れて会計をして

歩いて行った。


舞嫁は何年ぶりか「お姉ちゃん」と

歩いて行く後ろ姿に向かい、

小さい声で言った。



この時だけは…

何故かお姉ちゃんと

呼びたかったのだろう。



その声は

玲花には聞こえていなかった。



舞嫁は

鞄から携帯を取り出した。

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