解放
玲花は、お義母さんの部屋を出た後
荷物を全ての詰め込みが終わると
スーツケースを持ち、1階へ来た。
そんな時、玄関から音がして
お義父さんが帰宅してきた。
玲花はお義母さんに迫った剣幕になり
こう言った。
玲花
「お義父さん、色々と協力して
下さった事には心から感謝してます。
ですが、あなた達の息子がした事は
絶対に許せるものでありません。
それに、お金で解決できる事の様な事
でもないと覚えていて下さい。
親としても罪を償う事になるでしょう。」
お義父さんは
ただそこに立ち尽くすことしか出来ずにいた。
玲花は
「では、いずれ逢う日まで。
失礼しましたとは言いません。」
力強く言って、家を出て行った。
ーーーーーー
お義父さんは
ただ事では済まないと言う顔で2階へ
駆け上がって行った。
玲花達の部屋をお義父さん開けたが
望夢の姿はなかった。
お義父さん
「あの子があんな言い方するなんて
望夢は何をしたんだ?」
小さい声で呟いた。
玲花の豹変振りと迫力を思い出し、
お義母さんの居る夫婦部屋へ行った。
お義母さん
「あなた…。
あの子が…望夢が何かしたって。
あんな恐ろしい事を言う女と
暮らしていたなんて…。」
動揺して涙声でお義父さんに言った。
こんな状況でも
望夢の事しか考えていなかった。
玲花があれほどの迫力で言ったのに
望夢が何かしたと信じていなかった。
お義父さん
「いや、あの子が
あそこまで言うなんて何かある。
あれは…ただの脅しではないだろう。」
お義母さん
「…一体、どうしたら良いの?
どうしろって言うのよ!」
そう叫ぶしか出来なかった。
お義父さん
「お前はあの子をいびり過ぎだ。
それが引き金の一因だったら
どうするつもりだ?」
お義父さんは
お義母さんからも話を聞いて、
何があったのかを考えていた。




