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復讐への道~幸福のために  作者: Miorin
それぞれの気持ちと夢
34/90

新たな一歩

玲花がお手伝いの力を借りてから

彩人が澪夢を利用して美夜と別れから

3ヶ月が経っていた。




玲花は

紫堂総合病院の精神科外来に居た。


専学時代、独学で資格を取得した

カウンセラーをコネと志願動機で

アルバイトとして採用してもらった。



玲花は

色々な方と沢山の関わりを持つ中で

メイクセラピストになる為の基礎技術の

土台を固め、自分を高めたい。


そして

他のカウンセラーが持っていない

色彩理論で人に癒しを与えたい。


こんな思いを持ち、志願動機として

働き始めてから現在2ヶ月になった。



玲花は今まで専学で学んだ事を活かす

為に第一歩を踏み出した。




これが

玲花の新たな努力と戦いの日々になると

微塵も思わずに…。




玲花は

忙しい中でも、やり甲斐や楽しい

気持ちを持ちながら働いていた。


希望部署配属となった玲花は

専学に居た時の様に静かな明るさがあった。


カウンセラーとして

全てを任せてもらえる訳ではないが

複数人のカウンセリングをしていた。


2ヶ月ともなると…

仕事の方も拙いながらも慣れつつあった。


そんな中、午前中予約の

カウンセリングが全て終了した時に

玲花は声を掛けられた。


先輩

「笹川さん、終わった?」


玲花

「はい。」と返事をしながら頷いた。


先輩に

「休憩入ろう」と誘われ玲花は頷いて

カウンセリング室を出た。



玲花がいる一室は入口は別だが

カーテンで仕切られていて

裏で繋がっている。


だから

職員の移動性は

利便性は高かった。



先輩

「診療が済んでない科も多いね。」


玲花

「もう、12時半を回ってるのに。

そうですよね。」

こんな雑談をしながら院内を歩いていた。



玲花は、精神科の前を通ってた時に

受付を済ませて、一人の男性が俯いて

玲花達とすれ違った。


そんな時に

玲花の目がある風景が

たったの一瞬だったが入った。


玲花はその俯いた人を

振り返りながら、ずっと見ていた。




先輩

「もう、精神科の午前予約は

終わってるのに…何時なのかな?」


玲花には

先輩の声は一切入ってなく

肩を軽く叩かれて、現実に戻ってきた。


「どうしたの?」

先輩が心配して玲花に言う。


玲花

「……何でもありません。」


玲花は、心の中で

あり得ないと言い聞かせ

先輩と昼食をStaff Roomに行った。


StaffRoomには

2~3科位の看護師や薬剤師がいて

それぞれの話で盛り上がっていた。


そこで

昼食を食べていると

先輩が思い出したように言った。


先輩

「確か…今日は午前勤務だったっけ?」

そう確認を取るように聞く。


玲花

「えぇ。」


先輩は

「今日の午後って

本当に苦手な人だから憂鬱だな~。」

そんな風に愚痴を言っていた。


そんな日は

空が雨雲で薄暗い日だった。

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