新人主婦?
2013年01月01日掲載
玲花はテーブルの上に作った朝食を
並べていると…その姿を見ると部屋に戻った。
それから望夢も2階から降りて来て
お義父さんと望夢と玲花の3人で朝食を
済ませた。
お義父さんは出掛けに玲花に言った。
「あいつに朝食出してやってくれ。
二度手間になるが…。」
お義父さんは2階部屋を指して言った。
玲花
「いえ、そんな。」
望夢
「8:30~家政婦、9:00~お手伝いが
月、水、土、日に来るから。」
そう言うと
父さんと望夢はそれぞれの場所に
出かけて行った。
玲花は2人を送り出した後、
朝食をお皿に盛り付けお
義母さんの部屋まで持って行く事にした。
部屋のドアをノックして
「どうぞ」と声を聞いてから
部屋に朝食を持ち入った。
お義母さんは、ベッドの真ん中に
寄りかかって座っていた。
玲花
「お義母さん
朝食をお持ちしましたので召し上がって下さい。」
そう言ってベッドの傍の机に置いた。
お義母さん
「私が病人にでも見えるの?
何にしたって貴女が作った料理なんて
口にするのさえ恐ろしくてたまらない。」
そう言うと料理を乗せていた
トレーを手で払い床に落とした。
玲花は何も言わずに
払い落とされた朝食と食器を
全て拾って、部屋を出た。
玲花が部屋を出た時に
インターフォンが鳴った。
玲花はキッチンに、食器を置いて
玄関を開けると家政婦とお手伝いが
一緒に来た。
事前に家政婦もお手伝いも
玲花の事を知らされていた。
3人はキッチンに向かって
歩いている時に話しかけてきた。
お手伝い
「あの…」
玲花とは初対面だからか
緊張しているように見えた。
玲花
「はい、何でしょう?」
だが、玲花自体は
あまり緊張せずに応対していた。
お手伝い
「私たちは奥様方の指示で
お手伝いしています。
遠慮せずに指示してください。」
玲花
「分かりました。
私もお手伝いしますので。」
玲花は続けてこう言った。
「では、30分後に2階の掃除を。
やることはメモして渡すので。」
そう伝えるとお手伝いは
休憩室として使わせている
部屋に入って行った。
そして、玲花は
家政婦にも指示を出した。
「早速ですが…
お義母さんの部屋の床を水拭きを。」
家政婦はお手伝いみたいな愛想はなく
玲花は歓迎される様な印象を受けなかった。
玲花の言葉に返事もせずに
お義母さんの部屋にノックして入室した。
タオルや水を用意し、床を拭きながら言った。
家政婦
「あの人がやったんですか?
最近の新人主婦は…片付けくらい。」
呆れた様な口ぶりで言った。
お義母さん
「あの人なら自分で片付けるわ。
理由は詮索しないで片付けてちょうだい。
それに、新人主婦かしら…。
そう思えない所が幾つかあるわ。」
家政婦は
お義母さんの言葉に
不思議そうな顔をしていた。




