聞きたいこと
2012年12月26日掲載
ー09:30ー
澪夢はカフェで1人で座っていた。
そして
何もせずに大人しく
ただ座ってるだけだった。
澪夢が座っている場所に、1人の男性が向かい合う様に座った。
彩人は
まだ、澪夢に優しく接した。
何故なら、彩人の思い通りに事が
運んでいなかったからだった。
澪夢は少し俯き加減で、微笑みながら言った。
「久しぶりに逢えて嬉しいです。」
彩人
「色々あって…忙しい。
だから、あんまり逢えないけど。」
澪夢
「こうして、時間を作って
逢ってくれるだけでも嬉しいの。」
本音を彩人に伝えていた
澪夢は頬を少し紅く染めていた。
2人で約束して
逢う所はカフェしかなかった。
でも、澪夢は逢えるだけで満足
していた。
この日も彩人は澪夢の話を聴いて
過ごしていた。
ー10:00ー
望夢は、昨夜部屋に戻って来ると
部屋にあるソファーに倒れこむ様に
して寝てしまった。
玲花には『望夢が何かを考えている』
そうすぐに分かったが…聞ける様な
状態ではなかった。
結局
聞きたい事は聞けず
戻ってきても何も言わない。
玲花は、明日の夜にでも聞く事にして
その日はベッドで眠りについた。
ー初日ー
AM4:30
玲花が朝早く起きるとベッドの隣には
誰もいなかった。
そして
身体を起こして部屋を見回すと…
ソファーに大の字になって寝ていた。
望夢を起こさない様にクローゼット
から服を出して、部屋のバスルームで着替えを済ませた。
リビングに降りて行くと
まだ、外も薄暗くて、部屋も電気は
付けられていなかった。
玲花は、薄暗い部屋を通りキッチンに
立って、朝食を作り出した。
ーAM6:30ー
お義母さんは目を覚まして、部屋出て
すぐに階段を5~6段降りて、リビングの
電気が付いてないのを確認した。
確認した後に、素早く着替えてから
望夢と玲花の部屋のドアを開けた。
お義母さん
「早く起きて食事を作りなさい!!
それが…。」
部屋を開けながら言った
お義母さんは言葉を途中でやめた。
望夢
「何だよ…朝から怒鳴って。」
お義母さんは
玲花が居ないと分かると慌てて階段を降りた。
その頃、お義父さんが起きてきて
キッチンにあるダイニングテーブルに座っていた。




