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休学

2012年12月04日掲載

―月曜日―

玲花は今までと変わらずに起きて支度をして

家の前で智希が来るのを待っていた。


智希がバイクに乗って迎えに来て

コンビニで朝ごはんを買ってから学校に向かう。


そして9階で朝ごはんを食べて、休憩してと

玲花は今まで通りを装って行動した。

だから、智希が気が付くはずもなかった。



玲花は昼休みに澪夢を誘って、外のカフェに行った。

カフェ内は心安らぐクラシックが流れていた。


澪夢はアイスティを一口飲んでから玲花を見て

声をかけようとしたら話しかけてきた。


玲花

「澪夢に聞いて欲しいこととお願いがあるの。」


澪夢

「何かあったの?」

玲花はホテルのことは詳しく話さなかったが

その他の望夢とあったことを大体話した。


彩人のことで悩んでるかもしれないけど…

真実を話せて、安心と信頼をおけるのは澪夢だけだった。


玲花

「信じられない?

だけど…今、私や智希が置かれているのは

こう言う立場なの。」


澪夢

「じゃあ、本当に…結婚するの?」

玲花と智希の仲を知っているからこそだろう、

信じられないという顔で聞いている。


玲花

「大丈夫…。

今は言えないけど方法は色々ある。」


澪夢

「………。」

澪夢は何も言えなくなってしまった。


玲花

「証拠を持ってるか、半信半疑の状況だからお願いしたいの。

智希の様子を教えてほしいの。」


澪夢

「学校に登校して来るのも一緒なんだから

分かるでしょ。」

玲花は微笑してミルクティを口にした。



―放課後―

澪夢を先にサロンに行くよう伝えて

玲花は職員室で担任と話をしていた。


担任

「結婚ねぇ…。」


玲花

「なので、色々忙しくて学校に来れる状態ではないので

一時的に休学したいんです。

そして、休学の理由はクラスには言わないで下さい。」


担任

「分かったわ。

今、休学届持ってくるから郵送でも提出して。

でも…惜しいなぁ、Makeとかいい線いってるのに。」


玲花は休学届を持って自宅に帰ってから

澪夢の待っているサロンに行った。


そしてMake-Roomで練習を始めて

玲花は澪夢にこう話をした。


玲花

「今日の練習が最後になるかも…。」

玲花は呟くように言った。


澪夢

「えっ…っどうして?」

シャドウブラシを動かしていた手を止めた。


玲花

「私、休学するの…昼間話してたことが理由。

担任には結婚するって言ったら惜しいって言われた。」


澪夢

「そこまで…好きな人を守るためには

自分を犠牲にして、そこまで手放さないといけないの?」

何でここまで犠牲にするのか…澪夢は分からなかった。


玲花

「智希の為なの。

私が近くにいると被害が及ぶと思うの。

ちょっとした誤解も避けたいし…」

少し玲花の声が低くなった。


澪夢

「…まだ、あるの?」

聞きにくそうに聞いた


玲花

「私の考えのが実行出来なくなるから。

嫁いでみないと分からないけどね…念のために。」

澪夢はそれ以上聞くことはしなかった。


一通りのメイクアップをすると、玲花は言葉を発した。

玲花

「ごめん、今日はこれだけにさせて。

今の私といると居心地悪いでしょう。」


澪夢

「多少…理解が難しい部分もあるけど…。

それは、私が彩人さんに対する気持ちが

守りたいまでいってないからだと思うの。」


玲花は苦笑して見送るくらいしか出来なかった。




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