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last piece:始

「おはよう。」

   

「おはよ。あ、蓮。課題やった?」

   

「やったよ?…何、また?」

   

「よろしく!」

   

「まったく…。今度奢ってよね。」

   

「さんきゅ!」

   

今日もいつもと変わらない一日が始まった。

友達の蓮に課題のノートを貸してもらって、写し始める。

と、そこに聖が入ってきた。

   

「お前また課題やってないのか。」

   

「あ、聖おはよう。そうなんだよ言ってやってよ。」

   

「たまには自分でやったらどうだ?悠斗。」

   

「だってさ…めんどうなんだよこういうの。」 

   

「それを僕や聖はちゃんとやってるんだけど?」

   

「まぁ今回が最後だな。」

   

「だねー。」

   

「ええ?そんなケチなこと言うなよ二人ともー!」

   

こんなやりとりももう毎日のこと。

三人でいるのが一番幸せで、楽しい。

   

   

この間、ずっと昔吸血鬼が生きていたという噂を聞いた。

長い間続いたその世界も、人間の憎しみのせいで滅びたって。

でもよく考えればその噂も怪しい。

人間も吸血鬼も滅びたなら、この今の世界はないはずなんだし。

それにこんなに幸せに溢れた人間が、世界を滅ぼすほどの憎しみを持っているなんて、僕には思えない。

第一吸血鬼なんて、いるはずないんだから。

   

「おはよー!なぁこれ見た!?」

   

「なんの記事?」

   

「人間以外の血が混ざった子供が生まれたんだって!!今調査中らしいけど、もしかしたら噂になってる吸血鬼の子供かも!!」

   

   

   

**********

   

   

さぁ夢の始まり。

   

また楽しい夢を見よう。

   

僕の玩具達。

   

一緒に遊ぼう。

   

   

   

   

+*+*+*+

End...

+*+*+*+

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

また新連載で会いましょう。

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