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《1話》大聖女様との出会い

私は県内の有名進学校の中等部に通っている

いつものように友達と待ち合わせをして電車に乗り学校に行こうと思ったのけれど…

目の前で男子高校生が人にぶつかってホームから落ちてしまいそうになっていた

慌ててその手を取ろうと手を伸ばして掴んだけど…そのまま一緒に落ちてしまって…そのまま電車に…

そして気がついたら身の前には知らない人がいて…なんて言ってるんだろう…ロシア語?いや違う。フランス語でもドイツ語でもないもちろん日本語でも

周りの建物の様子から考えると転生してしまったようね

▲▽▲▽▲▽▲▽▲

それから1歳、2歳、3歳と過ぎていき5歳になってしまった

これまでにわかったことが結構ある

私の生まれた家はどうやらここらではかなり大きい商会らしくそれなりに裕福だった

そしてここはガリア王国王都パラレルというところらしい

そしてもうひとつ北西に220km離れたケーンという都市に勇者が住んでいるらしい

身体的特徴は、聞いたところによると黒髪や茶髪で茶色の目をしているとか…

恐らくだけど日本人よねこれ

一応今の所私の家の商会は、ちょうど山場で良いところらしくかなり忙しい

220kmも離れたところに行く予定もなければ行く時間もないので会いに行くことは難しいけれど

そして今日は1人で外に出ている

向かっている場所はというと私だけが知っているであろう裏路地から行ける小さな場所だ

人がいたような形跡はあるが今まで何回か来ているが誰も来たことがない

ここは日当たりが良くて少しポカポカしている

だが今日は違った

いつも通り寝っ転がって日光浴をしていると女の人が来た

この世界に来て5年様々な人と会ったけれどこんなに美人な人は見た事がない

その人は綺麗な塵1つ着いていない綺麗に結われた銀髪で瞳は透き通った水色をしていて肌は日焼けしていない白い肌だった

しかも胸もでかい多分Eくらいある

「あら今日は寝ていないのね」

「!?」

何この人!前世で聞いたことのあるf/1のゆらぎっていうの?聞くだけて落ち着く声音だ!

いやいや待て待て「今日は寝ていないのね」って前も来たことあるって事!?

確かにここに来る度にうたた寝してはいたけれど

前にもここに来たことがるってこと!?

「えっと私はマリン。マリン・ロイドっていいます。一応ロイド商会の会頭ルイス・ロイドの孫です…あなたは…」

「私はベルナデッタといいます。一応大聖女やっています」

そう言って優しく微笑む大聖女様に思わず見とれてしまった

「えっと大聖女様がこんなところに護衛なしできてもよろしいよですか?」

「ええ大丈夫よこれでも水と光を上級まで使えるから問題なく対処できるわ」

胸に手を当てて誇らしげにそういう大聖女様は「そんなことより」と楽しげに言うととんでもないことを言い出した

「あなたを私の弟子にします」

噂では大聖女様は、凛々しくて普段表に舞台に出なくて…見たことのある方の話によると


常連さんA

『神だった』


常連さんB

『女神様』


提携先のお店の店主R

『結婚したい』


商会に来る人は、こんなふうに言ってたけど…

女神?この人が?お転婆娘に見えるんだけど…

「で?私の、弟子に、なってくれる!?」

鼻がつきそうな距離にまで顔を寄せて目をキラキラさせている

…ほんとにキラキラしてる。一応現実のはずなんだけどな…ほんとに漫画みたいにキラキラしてる

いやいやそれより!私が大聖女の弟子!?

「あの…なぜ私を弟子にしたいのかを聞いてもよろしいでしょうか…」

「もうちょっと柔らかい口調でいいよ。…そうだねぇ…どうして弟子にかぁ…」

そうしばらく考え込んだ後出てきたのは

「勘」


▲▽▲▽▲▽▲▽▲


「なんていうんだろう、なんか触れたらこう!ビビビッて!ビビッて!来たんだよ!私の大聖女の力を継ぐことができるって!私の中にいる精霊様がなんかこう!ざわめいてたんだよ!」

そう興奮する大聖女様だけど残念ながら私には聖女の力はない。

この世界の女児には、5歳になると聖女かの検査を受ける。その時私は『なし』と判断されたのだ。

「私、聖女の力ないですよ。検査でも『なし』と判断されましたから」

「私もそうだったよ。5歳の時の検査で『なし』って判断された」

何を言っているのだろう。だとしたら大聖女になれるわけがないと思うのだけれど

そう私が目を白黒させて困惑しているとそれに気づいた大聖女様は

「うんうん困惑する理由もわかるぞ!そうだねぇ何処から話そうか」

指を口に当てて考えて大聖女様が大聖女になるまでの話を教えてくれた

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