表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/20

16 城門


 支度を終えたプリナさんを連れて、お城の城門を目指す。


 周りがざわついてるのは、百も承知。


 ただ、実力行使をこまねいてるというよりも、


 危ない猛獣を遠巻きに見張ってるみたいな感じ。


 って、こんな可愛い猛獣、いないだろ。


 せめて珍獣扱いでよろしく。



 なんてことを考えてるうちに、無事城門まで来れました。


 ここまでは、抵抗らしい抵抗、無し。


 あれっすかね、特使勇者を城内でヤッちゃうといろいろマズいんで、


 城門を出てから、バッサリ、みたいな?



 プリナさんを後ろへかばうように、


 ちょっとだけ緊張しながら、城門を抜けると……



「きゃっ」


 やべ、プリナさんの声っ。


 ちくしょう、狙うならコッチを狙えってんだよと、


 目線を向けたら、



 なんぞこれ、


 プリナさんが、めっちゃハグられちゃってますね。


 お相手は、ユイさん!



「もう、おふたりとも、心配したのですからねっ」


 普段はどんなに頑張ってもおしとやか感が抜けないユイさんから、


 大きな声で叱られちゃいました。


 なんか、クセになりそうな感覚……



 アランさんが奥さまたちのお仕置きが大好きな理由、


 分かりたくなかったのに分からされちゃった哀しみ……



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ