ロックのBAR
リビングに入ると、母がいつものように
父の写真に手を合わせていた、3年前私たちの地区の油田で機械トラブルが起こり
多くの人がなくなった、この地区では石油が
主な産業であり、
この地区では9割がこの油田で働いており
父もこの事故に巻き込まれて亡くなってしまった
「おはよ」私は母に小さな声で挨拶し納屋から干し肉を取り出しいつもの場所へむかった
そこは闇市、その中でも一番奥の目立たないところにあるロックの経営するBARにはいり
ロックをさがした、「ロックは?」私は近くを歩く従業員にたずねた
「あっちにいるが、今いかないほうがいい」
「どうして?」と私は答えた
すると男は「釣銭の量で客と喧嘩してるよ
、それより僕とおしゃべりしないか?」
「結構よ」男がしゃべり出す前にパスは
はやばやとロックの元にむかっていった
「ロック、地下の鍵かして頂戴?」パスが言う
「おれも地下に行く」野太い声どうり
2m近くある大男がドアを開けて出てきた
地下への階段を下りながら会話をしていた
「そういやパスは来週で15だな」
「そうだけどそれがなにか?」
「いや、徴兵にいかなきゃなんねえだろ」
まぁお前なら大丈夫だろう、さぁパスつ
いたぞ」
大きな鉄の扉を大男の手が軽々と開く
そこにはいつも見る大きなリングが広がっていた