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~裏切りと音霧ノ家~

霧町に入り神怜たちとはぐれた飛翔はパッと見えた腕をつかみ引きずるとリオンが引きずられてきた。そんな霧の中で敵の襲撃にあった飛翔たち。風の四姉妹と名乗る許嫁は飛翔の前には3人しか現れなかった。そんな3人の後から遅れて一人が来たと思えばズタボロになった神怜を飛翔の前に投げ出した!!すると、風の四姉妹最後の女 弓先ゆみさきが飛翔に「この男(神怜)を助けたければ私におとなしく捕まれ」といい飛翔たちは仕方なく風の四姉妹につかまり刹落村一番の大屋敷の音霧ノねむのけにいる刹蘭に会うべく屋敷に向かった……が、飛翔を襲ったのは背後からの奇襲だった………。


飛翔が目の前で斬られてしまった……その出来事にリオンは慌てて近づこうとすると飛翔が、わずかの力を振り絞り、



「来るんじゃねぇ!!弓咲!!そいつ止めとけ!!」



すると、リオンの前に弓咲が立ちはだかった。

「あんたなんで飛翔のいう事……。」


すると弓咲がリオンに、

「あの人にかけてみる価値はあると思うから今は手出し無用や!別に言うこと聞いてる訳じゃないから……借りを返すだけよ姉のね……。」


すると、リオンは弓咲の後ろで見ていると飛翔の事を斬った者の顔が見えると驚いた!


「レイル!!何を………して……るんだよ!!!!」


すると、レイルの姿を見るリオンは弓咲に止められながらも必死に暴れ倒した。


「俺はあっちに行かなきゃいけないんだよ!!止めるなよ!!」



そんな暴れるリオンを冷たい目線で見るレイルにリオンは違和感を覚え最初にこの『霧町』に来て風の四姉妹の琴音に言われたことを思いだした。



「(記憶の本体は妹が持っているのですね……)あれは‥…そういうことだったのか!」


すると、リオンはレイルに、

「俺の記憶に鍵をしたのは飛翔ではなくお前だな!!レイル!!」


すると、レイルはリオンに

「それは勘違いですのでは?記憶は元々全権私の物ですわよ僕の物みたいにそして兄貴ずらしないでくださいます?私あなたの事は自分に巣食う悪魔としか思うていませんでしたから‥……私の姉妹はただ一人横にいますティファのみですの……さようならゴミくずさん。」


レイルに『ゴミくず』と言われたリオンは膝から崩れ落ちた。


飛翔は崩れ落ちたリオンを見つめ視線をレイルにやって睨みつけた。

「何ですのその眼?あら?最初に戦った時も少しそのような見せましたがそれより鋭いですわねそんな鋭い目を見れるなんて感激です。ティファ仕掛けましょうか?」

 

 すると、まったく同じような動きで左右から仕掛けてきた背中を斬られた飛翔は血を背中から流しながら気力で立っていた。




「貴様ら‥………ぜってぇ許さねぇ‥……!!」




と言うと飛翔の腰に差している【裁きの剣】が飛翔の声に反応するように光り出した。

飛翔は裁きの剣を徐に抜き無意識にレイルとティファに剣を向けた。


「てめーら八つ裂きにしてやる……!!」


すると、弓咲の立つ向こう側からリオンが剣を振う飛翔を見て叫んだ。




「止めろ‥…止めろ‥…止めてくれ!!!」




すると、弓咲が床にへたばりながら叫ぶリオンを止めた。

「あれは無理だ。止められない……無意識であの光る剣を持っている……そして、飛翔はお前を失意の底に落としたレイルが許せないんだろう……裏切ったってことになるんだしな。」


すると、リオンは弓咲に真意を伝えた。

「俺はあんなレイルでもいいんだよいままで妹と慕って来たやつを今更妹じゃないなんて言えるかよ‥……。少なくとも俺はそうだ。俺の片思いでいいだから殺さないでくれ‥……。」


弓咲がリオンにつぶやくように言った。

「あの子は殺さないよ………安心しな。」


と言い弓咲はリオンの肩を叩き飛翔達の戦いの方を見てみると、飛翔が裁きの剣を科の前で構えたまま一時停止していた。

「あなたはいつもそうですね~目をつぶって…何を現実逃避しているのかしら?」


すると、あまり喋らなかったティファが喋り出した。


「刹蘭様‥……殺していい?ダメ?」

ティファの一言目からはかなりきつい一言が出てきた……。




そんな飛翔はやっと目を開き裁きの剣を振りかざした。








「――――― 裁かれるべき心なき罪人たちよ 清らかな朱となり流れ落ちたまえ――――――剣技 涙宝ノ心 ―――――――――」








飛翔の一振りと共に屋敷中が光りに包まれた………。







リオンが気がつくと辺りは皆倒れていたが人が闘い血が流れた痕跡は一つもなかった。

「なんだ………これ?ほんとに戦ったのか?」


すると、弓咲は裁かれなかったのかすぐ気がついた。

「でしょ?殺さないっていったじゃない!!」


次に気がついたのは飛翔だった。

「ん‥……わぁ~」


と飛翔があくびをすると自力で脱出したのか神怜が飛翔の頭を叩いた。


「何あくびしてんですか!!暢気ですねあんたは!!」


すると、飛翔は神怜の足にしがみつき、

「神怜!生きてたのか~?!じゃぁ~俺寝る!!」


と言った飛翔の襟をつかみ立たせて無理やり起こしたその姿を見てリオンと弓咲はひそかに神怜の事を 『鬼』と思っていた‥……。


リオンはレイルのところに駆け寄ったが殺してはいないが意識は戻ることはなかった。

「レイル………バカなんだよあいつは……。」


とレイルの隣でリオンは泣いていたそんなリオンの肩を叩いて飛翔は、


「リオン次のとこ行くけどいかねぇの?」


すると、弓咲が、

「あれ?刹蘭様も倒したんですか?」


その言葉に違和感を覚えた飛翔は刹蘭がいた敷間を調べるとそこに置いてあったのはからくり人形の燃えカスでその奥には大きな扉があった。



そこに飛翔が手を掛けると下の床が開いて全員落ちてしまった!!





そこは刹那村とはまた違う海が見える村のようだが、この村がどこなのかはわからないが敵の私有地という事だけは皆して分かった・・・・・・・・・・。




「ここって・・・・・・・・?」





「はい。マズイですよ…。敵の領地言うべきですかね・・・・・・。」





落とし穴から落ちると飛翔たちは敵の領地に引き込まれるように落ちてしまった……。

連続投稿本日最終投稿~!!

頑張りました!!キャラのプロフィールはは本日の活動報告にてご説明いたしまする~これまでのも合わせておきます!!

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